高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

Kosha33ライフデザインラボの国際理解交流会に参加してきました #machisuki

先日7月1日(月)は、関内の神奈川県住宅供給公社、Kosha33にて開催された国際理解交流会に参加してきました。

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IT関係イベント以外でハッシュタグのあるイベントなのもあり、久しぶりにブログに書いてみました。

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イベントのようす

それはそれとして、今回の交流会では、海外在住経験がある人や海外出身の人たちによるインスピレーションスピーチをきっかけに、日本と海外の違いを主題とした意見交換を行いました。

自己紹介からいきなり英語が飛び出してきてやや困惑しましたが、日本語しか喋れない自分でもちゃんと交流会に参加できてよかったです。

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付箋紙を使って意見交換

さて、今回の主な話題は、日本に来て感じる違和感について。このようなテーマだとよく聞く話題が主ではありましたが、案外それについてしっかり話すという機会はなく。ここでしっかり話せたのはよかったかなと思います。

参加者の方の多くが複数の文化圏を経験している方で、バリエーション豊かな話題が出てきたこと、否定的な意見が出にくかったことというのもあり、とても話しやすい場だったなと思います。

また、普段まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.がイベントを開催しているさくらWORKSとこれだけ近いのに、参加者層がここまで被らない というのもある種面白いな と。

危機感が足りない

ここで話していて思い出したのは、以前海外の方と話していていわれた、「日本人の学習意欲の低さ」について。学んでいないと「自分の居場所がなくなるのではないか」という危機感に欠けている人が多い ということ。

もちろんそうでない人も多いとは思いますが、考えてみるとパソコン道場など「自分にはできない」と、学ぶ前から諦めてしまう人、分からないことだらけなのに知ろうとしない人は、たくさん見てきました。

それは、危機感を感じる機会が他国より少ないのかもしれないのかもしれない。

地域の仕組みはいつまでもできない人に合わせるから「乗り遅れることにより不便を被る」ことは思った以上にないし、それにより「自分が今までできたことができなくなる」という危機感を感じる機会は、少ないのかもしれない。

知らないところに学びにいくことは、確かに怖いかもしれない。 でも、本当は知識の波に乗れず置いてけぼりになる方がもっと怖いことだと思います。

ただ、危機感がないと、目先の怖さだけで怯んでしう、だからその先に進もうとすらしない。そんなものなのかもしれません。

果てはそれが、なんだかんだテクノロジーが使える人も、まったく使えない人も多い日本という国を作っているのかもしれないな などと思いました。

とはいえ、地域課題のテクノロジーによる解決を考えるまちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.としては、その状況を変えていく必要がある。いかに「不快にならない程度に、必要性を感じてもらうか」ということを考えていく必要があるのではないか。

ひょっとしたらまちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.内外でわたしがやっているパソコン関連の講習のヒントになるかもしれないですね。

子ども向けアニメはすごい

と、話しててもう一つ思ったのは、プリキュアやプリチャンなどのような子ども向けアニメのこと。

今回話していて出てきた、他の文化と関わることで感じる違和感や、異なる文化圏の人と付き合うときの心構え、考え方。これらは現在放送中のスター☆トゥインクルプリキュアでも何度か話題になっているテーマの一つ。

また、「他人の気持ちにはなれない。その人には決してなれないから」ということをさらっと明確に表現している、キラッとプリ☆チャンもよくやっているなあ と。

子ども向けのアニメは、子ども向けのメッセージが大量に込められていて、かつ無闇に道徳的でもなく、特に親世代でも楽しめる内容が含まれていて、とてもよく練られている。男児向けアニメは追ってないのでわからないですが。

id:kasumi19732004さんが、ブログでいつも触れているプリキュアのすごさがあらためて感じられたイベントでもありました。