高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

三浦学苑高校対話イベント、よこすか・ゆめ・みらいに参加してきました

8/18(日)は、三浦学苑高校にて開催された対話イベント、よこすか・ゆめ・みらいに参加してきました。

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よこすか・ゆめ・みらい

このイベントは横須賀市衣笠にある三浦学苑高校の学生主導で開催されたイベントで、横須賀内外に存在するさまざまな課題を掲げ、それに対してディスカッションをしてみよう という対話のイベント。

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参加者はあちこちの団体に声をかけて回ったようで、市議会議員や他校の学生、教員志望者、地域NPO理事などさまざまな立場の人が参加していました。

さまざまな課題により、会場が分かれている中、わたしは「教育」というテーマで参加。模造紙にそれぞれの参加者が、テーマについて考えていること、思っていることを書き、それについて話し合っていく というものでした。

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イベントのようす

1つのお題につき50分という設定された時間はあっという間に過ぎてしまい、なかなかに面白い話ができたと思います。開催側の学生さんも、大いに参考になる意見が聞けたのではないでしょうか。

それぞれの立場ならではの話

わたしが参加したグループには、不思議と高校生の人は少なく、地元の市議会議員の方や教育実習生の方、その他教育について活動をされている個人の方など、さまざまな方が来ていました。

学生ならではの教育に対する疑問など、生の声があまり聞けなかったのは残念でしたが、それでもそれぞれの立場ならではの話が聞けて良かったと思います。

市議の方から見た、教育に関する疑問。市議の目線からだと、データは見えても、細々とした問題や原因が見えず、なかなか問題の本質が見えてこない様子。

市議の方ができることと、見えないことについては、今後まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.で市議の方と関わっていく際の進め方に活かせそうです。

わたしは終了直後にまちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.のミーティングがあり、残念ながら最後のクロージングイベントまではいられませんでしたが、それでも面白い話ができたな と思いました。ここでの話がここだけの話だけで終わらず、今後も繋がっていくと良いなと思います。

こんなに大がかりにしないと地域の人と対話もできないのか。

ところで、終わった後に思うのは、これだけのことをやらないと学生の人たちは地域の人達と対話することもできないんだなあ ということ。

今回の学生さんがどのようなポジションにいるのか、詳細までは分かりませんでしたが、自分から見えた範囲だけで、学生さんが2,3クラスぶんくらい、先生も10人くらい、これだけやって、やっと80人程度の人と対話の機会が持てた。

すごいことではあるのですが、逆に言うと「ここまでのパワーが無いと対話の機会は作れないのか」というのも思います。

学生のうちに関われる「自分たちと異なる立場の人」の数にはやはり限りがあります。だからこそ、こういうようなイベントで、外とのつながりを作るということは大事だと思います。

だからこそ、もっと気軽に学生さんが「自分たちと異なる立場の人」と関わる機会を持てたら良いのに と思いました。

三浦学苑高校はたしかにこれができたかもしれないけど、ここまでのイベントが開けない、外部の人との対話の機会が作れない そんな学校や、学生さんはたくさんいるんだろうなと、それはなんだか勿体ないな と。

とくに、日本の場合はどうしても、このように、特別すぐにできる課題がないことについて話し合う機会というものが少ない。だからこそもっと気軽に、いろんなところでこのようなイベントがあると良いのに と思います。

そのほうが、まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.としても学校や学生さんとの接点も増やせるし、より精度の高い活動ができるようになりますし。

今後に向けて

今後に向けて といっても直近でわたしたちまちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.ができることはあまりないかもしれませんが。

ここまで大がかりにしないと学生主導の対話イベントが開けない という状況は、変えられれば良いなあ と思います。やはり学生にとって 大人にとっても、世代や考え方、立場が違う人と討論をする機会は必要です。

ただ、そのためには関われる場所というのを、わたしは現状知らない。コミュニティカフェなどでそれらしいイベントを開くことはできるかもしれませんが、自分たちがやっても学生主導にはならない。

わたしたちができることとしたら、そのようなイベントをやりたい という学生さんがいれば、積極的に支援することなんだろうな と。

今回のイベントをとおしてそんなことを思いました。