高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

clubhouse

最近なにやらclubhouseというWebサービスが話題ですね。わたしもいちおう検証用にiPhoneiPadも持っているので登録してはいます。同種のサービスにはDabelだのstand.fmだのいろいろなものがありますが・・・。

とりあえず使ってみた感じの感想。

  • 話題性からか飛びついている人の人数がそれなりに多く、最近話す機会の少ない知り合いと話せる可能性はちょっと高め
  • サービスでできることとしては本当にシンプルで、アーカイブもできない(記録は規約レベルで禁止されている)。
  • (少なくとも現状は)とにかく不安定。チャットが結構頻繁にチャットからはずれてしまう。
  • ライブ配信の予定時刻を設定できるのは便利。
  • 結構電池を食う(画面消灯が無効になるので)。
  • iPadランドスケープモードに対応していない(これはほとんどの音声チャットサービスもそう)

機能的な違いとしては

  • 録音が残せない、テキストチャットができないDabel
  • ライブしか出来ず、テキストチャットもできないstand.fm
  • コミュニティ的な機能がすべてないDiscord

という感じです。Voicyとかその辺他のサービスについては使ってないから知らない。

個人的には「みんなもっと他のサービスで話せば良いのに」という感想でした。とくに本当の他愛もない雑談をするだけならいいんですが、そこで割と重要な「○○についての話しあう」みたいなことをされると本当に困る。

ライブで話しながらやりたいならせめてstand.fmでやってくれ という感じ。

たぶん音声チャットサービスとしては今のところ最後発で、オフラインイベントが開けないこの状況下で話題になったからこそ、多くの人の目にとまり、使われているんだろうと思いますが、個人的にはあまり流行って欲しくないサービスだな と思いました。

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SBCast. 振り返り(SBCast.#38 異種交創(明星和楽 松口 健司さん))

38回目のSBCast.は、明星和楽の松口健司さんでした。

sbc.yokohama

松口さんは、明星和楽という福岡の都市型フェスティバルのオーガナイザーとして活躍されている方です。

都市型フェスティバルの特集は前回の078Kobeに次いで2回目。この勢いで北海道のNoMapsや沖縄のLeapDayのお話しも伺ってみたいですね。

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SBCast. 振り返り(SBCast.#37 つながり・関係性ネットワーク(CRファクトリー呉 哲煥さん)

先月はアドベントカレンダーなどでおやすみしていたSBCast.振り返りを再開。

37回目のSBCast.は、CRファクトリーの呉さんでした。

sbc.yokohama

CRファクトリーは、コミュニティの運営について様々なセミナーや、コラムの発信などを行う団体。

東京のCRファクトリーのオフィスでもイベントをやっていますが、YOKOHAMA SOUPや横浜市内のイベントなどでちょくちょく団体の方をお見かけしていました。

わたしも2008年からイベントに関わっており、一度SBCast.でもお話しを伺ってみたいと思っていた団体の一つ。年末ということで、呉さんをお呼びしてお話しをお伺いできて、とてもよかったです。

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2021年あけましておめとうございます。

さて、2021年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

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さて、まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.理事としての新年の抱負はすでに書いたので、こちらではあくまで個人として。

2020年を振り返って

去年はなんだかんだ、いろんなことがあった一年でした。

外出の予定が極端に減り、滅多に家から出ない日々。その代わりに開催される様々なオンラインイベント。

フリーランスになって以来、ゴールデンウィークをはじめてゴールデンウィークらしく過ごせたというのが、非常に印象に残っています*1

地域の様々なコミュニティがオンラインイベントを開催するようになったり、まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.としてもそれら団体を支援するようになった昨年。

いろいろな種類のイベントを席に居ながらにして楽しめる というのは、とても大きい。

*1:なにしろ今までゴールデンウィークは「どうせみんな家にいないでしょ」ということでイベントが避ける日だったものの、今年は「どうせみんな家にいるでしょ」になったわけですから

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ノーミーツ劇 それでも笑えればを見てきました #劇団ノーミーツ

昨日12月27日(日)は劇団ノーミーツの演劇、それでも笑えればを見てきました。見てきたと言っても家からですが。

za.theater

劇団ノーミーツさんの演劇は初回の門外不出モラトリアムから毎回見ていますが、今回もまた楽しかったです。

Zoomで、リモートでの生活下での物語設定というのは、今だと共感する人も多いのではないかなあと思います。観劇中他の方がコメントされていた「他の人のZoom(ミーティング)をのぞき見してる感じ」というのが、まさにそんな感じ。

今回はお笑い芸人という人たちがこの状況下で何を感じているのか ということを感じることが出来、とてもよかったなと。

途中選択肢によって見えるものが変わってくる(他の観劇者のコメントによると、見える物語ごと変わったらしい)という仕掛けはオンライン演劇ならではだったな と。

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今後SIDE BEACH CITY.でやっていきたいこと

このブログはまちづくり Advent Calendar 2020 - Adventar25日目のブログです。

さて最終日は、まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.で今後やっていきたいことについて書いていこうかなと思います。

まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.でやっていきたいこと

最近まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.を通してやっていきたいなと思ってることは、こんなところか。

  • オンラインで活動できる人を少しでも増やしたい
  • インターネット上にコミュニティを作り上げたい
  • 多くのコミュニティが交わらない理由を探りたい
  • 地域の特色を活かしたオンラインイベントを作りたい

オンラインの場の創造と、そこに集まる人を増やすこと。そして、オンラインでも地域を体感できるようなイベントを行うこと。

こんな感じを考えていきたいなと思っています。

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都市型フェスティバル(等)ふりかえり

このブログはまちづくり Advent Calendar 2020 - Adventar22日目の記事です。

今回は、今年行われていた様々な都市型フェスティバルなどのワンデー以上のカンファレンスイベントについて、振り返ってみようと思います。

オンラインイベントの利点

今年は基本的にすべてのイベントをオンラインで ということで、様々な都市型フェスティバルやIT系イベントがオンライン開催となりました。

その結果、自宅に居ながらにして神戸や福岡、北海道や沖縄などの都市型フェスティバルや、大阪中心で行われているITイベントなどに参加できるようになりました。

個人的にはこうやって多くの人の意見や疑問に触れることができたというのは非常に良いことだと思っていて、なんだかんだリアルイベントでも話しに入り込めず浮いてしまいがちだったわたしには、非常に嬉しいことと思っています。

たしかに直接リアルイベントで会ってお話しすると、そこでしか見られないもの、話せないことなど、そこでなければ得られないものは多いのですが、その代わりに時間やお金など、失うものも少なくない。だから「知らないイベントには、まずオンラインで参加できる」という今の感じが、なんだかんだ心地よいなと思っています。

個人的には今後、来年以降も、こういったかたちでのイベント参加ができたらな と思います。もちろん今後、オフラインでのイベント開催などはまた、再開していくかもしれませんが。

今年行われた様々なイベント

今年行われたイベントで、自分が参加したイベントは、次のようなもの。

もちろんそれ以外にも2,3時間程度の短いイベントなどには沢山参加していますが、書き出したらキリがないため、この程度で。

  • 都市型フェスティバル
    • 078Kobe(5月/9月)@神戸
    • NoMaps(懇親会のみ)@北海道
    • 明星和楽@福岡
    • LEAP DAY@沖縄
  • その他地域イベント
    • 図書館総合展@横浜市中区
    • みどりオンライン祭り@横浜市緑区
    • QWS FES@東京都渋谷区
    • Open!みどりーむ@横浜市緑区
    • コミュニティフォーラム@東京都港区
    • SDGsオンラインフェスタ
    • Peatix24時間チャリティイベント Hello, New Normal ぼくらはオンラインでつながってる
  • IT系カンファレンス

オンラインイベントで使用された様々なツール

オンラインイベントでは、そのときそのときで様々なツールが使用されました。

こちらについても振り返ってみようかなと。

もっとも頻繁に使用されたZoom

オンラインイベントで使用されたツールと言えば、一番多かったのは、Zoomかな と。

発表者と参加者があつまり対話する形式のイベント、ウェビナーのように登壇者数名が話し、それ以外はコメントなどで質問を行うイベントなど、様々なイベントで幅広く使用されました。

個人的には特にウェビナーにはもっといいツールがあると思っていますが・・・ ただ、Zoomでのイベントの一番の魅力は登壇者と発表者の間の通信遅延の少なさ。

リアルタイム性を追求したイベントではZoomが多かったな と思います。

ウェビナーには、YouTube Live配信

また、ウェビナーの中には、YouTube Liveで配信されているものを視聴者は見るだけ というものも多かったと思います。

その場合も、視聴者はそれぞれの配信のコメント欄から意見や質問を投げかけることができ、ファシリテーター次第で参加している感を醸し出すことができました。

これら配信の背景には、ZoomやStreamYardといったツールを使用している例が多かったと思います。

それぞれのツールにYouTube Liveへの配信機能があるので、それを使用して配信 という感じ。

さらにStreamYardだと、配信サイトのコメントを配信スタジオサイトから閲覧・画面に表示することもでき、ファシリテーター次第でかなりライブ感のあるイベントを演出できます。

個人的にはこのへん、078KobeやPeatixライブイベントの没入感は目を見張るものがあったなあ と。

人によってはZoomの映像をOBSで加工して配信している という例も見受けられましたが、努力に見合うほどのメリットは得られなさそうだなあ という印象。

そのほか様々なツール

そのほかにも、様々なツールが使用されました。

とくにAirmeetやRemo Conferenceは、オープンなフィールドに並ぶテーブルのうち、どれかを選んで着席、その場にいる人とビデオ有りの会話ができるというもの。

078Kobeでは直前のカンファレンスの登壇者との歓談スペースやイベント終了後の懇親会、SDGsオンラインフェスタでは、関係する様々な人との交流に使われていました(AirmeetとRemo Conferenceの主な違いは、料金体系の違いくらいです)。

oViceやSpatial.chatはバーチャル空間の中で参加者と会話ができるサービス。距離の概念があり、近い人の声ほどよく聞こえるという、リアルの懇親会に近い感覚が味わえるサービスです。こちらも双方料金体系が違いますが、それ以外の機能は最近のバージョンアップによって大した差がなくなっているようです。

また、大規模なイベントで使われている例は見かけませんでしたが、Discordで声だけ参加のもくもく会をやっている場所もあります。こちらはカメラがないことからとくに身支度を必要とせず、PCのスペックを要求することもないため、また新しいイベントのスタイルだなあと思いました。

サービス自体がiPhone専用なので参加できませんでしたが、DABELでの談話室 というものも良さそうだなあと思いました。まあプラットフォームを固定してしまうので、だったらDiscordでも・・・という気はしますが。

様々なイベントのかたち

オンラインのイベントにも様々な種類があります。

討論型のワークショップやセミナータイプの勉強会や発表会、果てはパブリックビューイング会場としてオンライン会場を使うなど、様々なタイプのものが存在しました。

このあたりもオンラインイベントの多様性を特徴付けるものだったと思います(リアルイベントだと大抵ワークショップかセミナーの二つくらいしかないので)。

ただ、面白い取り組みをやっているところはあっても、それが他のイベントで使われている ということはなく、あまりあちこちに波及していなかったのはちょっと勿体なかったかな。

078KobeやPeatixイベントの没入感あるコメントの表示方法や、Airmeetを使った交流会・カンファレンス登壇者との歓談スペースなど、面白い取り組みが、もっと色々なところであれば、もっと面白いものも生まれてくるだろうなあ と思いました。

まあ、このあたりはまだ、主催者もみんななんだかんだ手探り。今後もっと、面白い取り組みが出ていくんだろうなあ と思います。

ITコミュニティと地域コミュニティの交わり

ところで以前わたしがゲスト出演したラジオ、Automagic.FMのやすひささんが次のような記事を書いていました。

yasuhisa.com

付箋紙に話の内容を書いていって、対話を生み出すという手法、面白い取り組みだなとは思ったものの、考えてみればそれは、地域コミュニティイベントでときどき行われるワールドカフェと同じようなものなのでは?と。

そういえばIT勉強会でこのようなワールドカフェが行われた事例はあまり聞いていないので、単純にそういった文化が今までITコミュニティになかったということなのでしょうか。

ただ、もしワールドカフェのような手法が考慮されてなかったとしたら、それはそれで勿体ないなあと思いました。

ITコミュニティからもリアルイベントという手段が封じられて、やっとそういう選択肢がみえるようになった ということなのか。

それはなぜ、地域コミュニティから伝わってこなかったのか。

そう思うと、ITコミュニティと地域コミュニティは、もっと混ざり合ったら良いんだろうなあ と思います。

お互いにたぶん「そのコミュニティにしかない特色」というものを持っていると思うので。

そういった特色を交換し合い、共有するためにも、お互いのコミュニティがもっと混ざり合う必要がある。

そうしたら、もっと新しい何かが見えてくるのかもしれない。そこに、より面白く、臨場感のあるイベントの手法があるのかもしれない。

来年に向けて、より二つのコミュニティが混ざり合っていけば、そのための手助けができればよいな と思いました。