まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.などで地域と関わっていると、小さい子ども連れのお父さん、お母さんともよく会います。 そういうとき時々話題に上がるのが、子どもとゲームについて。
わたしは常々書いているとおり、ゲームは小さい頃からよくやっており、ゲームから学んできたことも多いと思っています。
ゲームからじゃないと学べないこともあるし、ゲームをやることで身につくスキルもある。たしかにその結果他をおろそかにするのは良くないけれど、ゲームとは良い関係を築いてほしい。まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.の活動を通して、わたしがやりたいことの一つでもあります。
でもだからこそ、親の制止を聞かずにずっとゲームばっかりやっていて、親に叱られている子どもを見ると、どう声をかけたらいいか迷います。
子どもとゲームの関係性
子どもとゲームの関係については、以前Twitterの知り合い@daizu1977さんが書いていた以下の記事のことを、基本的に話しています。
時間感覚を子どもに覚えさせるためにも、「見たいテレビ番組やその後の予定についてしっかり把握させておく」とか「そのうち飽きて戻ってくることを信じてあえて何もいわない」というのは、確かに一つの手だとは思うんですが、第三者の立場から提案するのはそう簡単じゃない。
自分には、子どもも家庭もないですから、遊んでいる自分の子どもにどう接するか、という立場では話せませんし、平時にならともかく、真剣に課題にぶつかっている親には、なかなか言いづらいです。
わたしの考える、子どもとゲームの関係
先にも書いたとおり、わたしは、「ゲームとはよりよい関係性を築いてほしい」と思っています。
ゲームにはなんだかんだそこでしか学べないこと、得られないものがあると思っていますし、適度にゲームをするというのは非常に大切だと思っています。
また、今この時代、あらゆるゲームに一生一切触れずに過ごすというのはほぼ不可能に近く、無尽蔵にどっぷりハマってしまったときの影響は、大人になるほど大きくなるものと思っています。
だからこそ、ハマりすぎて失敗しても、影響がより少ない子どものうちに、良い関係を築けるよう、練習してほしい と思っています。
だから本当は、ゲームをする子どもとその親には、何か言った方がいいんだろうな とは思うのですが、結局説得力のある言葉が見つけられず。
SBC.にもっと当事者がいれば
まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.にもっと当事者がいれば、ゲームと子どもの関係性について、身近なこととして感じられる人が居れば、とは思います。
デジタルツールと地域 というテーマで活動していると、どうしてもどこかで子どもとデジタルツール もしくはゲームの関係について考えねばならない時が来ます。
そういうとき、自分たちだけでは考えられない。
ゲームをする子がいる親だったり、同じような問題に関わっている人だったりの意見があれば、と思うことは、しばしば。
SBC.としてこれから行っていきたいこと
だからこそ、まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.としてはそのようなことを考えている団体や、子どもの親と関わって行きたいですね。
そして、そういう人と今回のような課題について話していければ、もっとより場に馴染む結論が出せればいいな と思います。
ゲームと、それをやる子どもと、親のためにも。