高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

先日携帯電話が壊れました。→QR決済をはじめとする新しめの電子マネーは意外と良いかもしれない

先日、現在常用しているAQUOS R2 Compact SH-M09が壊れました。

SH-M09
在りし日のSH-M09

充電していたら画面が付かなくなってしまったので、電圧による基板のショートか、水場で使っていたこともあったため、充電がトドメになったかあたりかな と思うのですがまあ素直にこれから修理に出してきます。とはいえシャープの専門窓口に電話するだけで集荷の手配ができるのですから、SIMフリー端末の修理も割と楽なものだなあ と。

とりあえず同じサイズのSIMが刺さるタブレット*1があるのと、なぜかこのタブレット音声通話ができるので、故障修理の間はこちらで代替。おサイフケータイについては、以前使っていたNuAns NEO Reloadedに設定を戻して代用です。

おサイフケータイのデータ移行

端末自体のデータはどうせほとんどクラウドベースなので問題ないのですが、問題なのはおサイフケータイのデータ移行なもので。これが結構面倒くさい。

ちょっと前まで、Edyにはケータイキャリアが発行するFeliCaメモリクリア証明書を送付しないと残高引き継ぎができない(SIMフリーケータイだとこの辺で結構面倒が起こる)という非常に厄介な制約があったと記憶していますが、この辺がしっかり解消されていたのはなんというか、変わったなあ と(あまりにシンプルになっていたので、思わずコールセンターの人に確認を取ってしまいました)。

そのため結果的に、nanacoが一番面倒くさいということになってしまいました。まあ、今は公共料金支払くらいにしか使ってないので(月末に使えればなんでも)いいけど…。

そこで思う、QR決済(をはじめとする新しめの電子マネー)の強み

さて、PaypayなどのQR決済や、Kyashのような新しめの電子マネーはどうかというと、考えてみれば当然ですが引き継ぎ処理など一切ありません。

そもそも端末自体にお金が入っていないので、新しい端末にアカウントを設定すれば即復元が完了します(Kyashに至っては、そのままGoogle Payアプリで設定すればQUIQPayのカードとしても使用可能)。

この辺機種変更したり、故障で端末を変更してもすぐに使えるのは、強みだな と思いました。

おサイフケータイの強みも、実際は…

おサイフケータイの強みは、端末を見ることなくタッチで決済が完了することではありますが、実際に使ってみるとそれも場所によってはそれほどのメリットでもなかったりして。

一般のお店にある決済用端末(FeliCa用R/W)などだと、店舗にも寄りますが性能があまりよくないものもあり、スムーズに決済ができないものもあります。おかしいなと思って2,3回端末を浮かせたり移動させたりしてようやく決済が完了する なんてこともあったりして。

駅改札みたいに極限までチューニングされている決済端末ならともかく、他では実際、おサイフケータイの強みって、言うほどないな という認識です。

常用時の簡便さを取るか、平均的な扱いやすさを取るか

というわけで、以下のような感じ。

通常利用 故障時の復帰 利用できる端末
おサイフケータイ △(FeliCa対応機種のみ)
新しい電子マネー(QR決済\Kyash) ◎(すべてのAndroidiOS)

こう表にしてみると、意外とQR決済、いけるんじゃない? と。

赤外線式のQRリーダーは、バーコードのあるお店でなら大抵備え付けられているし(買うとしてもそんなに高い物じゃない/別の仕事用にわたしももってるし)、認識速度はケータイカメラの比じゃないので、ワークフローの改善次第ではQR決済も十分いけるのではないか という気がしました。

ついでに ガラケーQR決済対応は?

そういえば先日、ふらっとステーション・とつかでガラケーQR決済対応についても聞かれました。

正直、今のガラケー(俗に言うガラホ)は、中身がAndroidですし、QR決済に対応したりしていてもなんら不思議ではないですね。正直「実は裏でそのようなプロジェクトが動いている」と言われても、おどろかないくらい。

現状ほとんどのAndroidガラケーおサイフケータイ対応だったと記憶していますが、上記の通りQR決済は故障時の復帰が早いので、予備として持っておきたい という人はいるかもしれません。個人間送金もできますしね。

ガラケー向けの(キャリアの)アプリストアは全然追ってないので、ひょっとしたらもう対応しているのかもしれませんが。