今日はこちらから。昨日の夜思いつきで話した内容ですが。
この話しの大元になったのは、いんようというポッドキャスト番組。最新回で医療コミュニケーションと科学コミュニケーションというものについて触れていました。
医療についても、科学についても、知識に二つの知識がある。
- 誰もが知らないと困る知識
- 誰もが知らなくても良いけど知っているとより日常を楽しめる知識
この話を聞いている感じ、これらを知らない人に伝える手段が、ここでいう医療コミュニケーションや科学コミュニケーションなのかな と思いました。
ただそれは、情報科学という分野にも必要なのではないか。
情報科学の分野にも、情報科学コミュニケーションを念頭に置いて、話しをする人が必要なんじゃないか と思って今回唐突に話してみたのです。
正直それだけで17分も喋れるとは思っていませんでしたが。しかも割ともっともな(?)結論に着地しているし。
情報科学コミュニケーションの必要性
情報科学コミュニケーションにおいては、それに加えてもう一つ。
- 誰もが知らないと困る知識
- 誰もが知らなくても良いけど知っているとより日常を楽しめる知識
- 専門家以外は知らなくてもよい話し
今や情報科学に全く触れないで一生を過ごす というのはかなり難しく、専門家以外でも知らないといけない、知っておいた方がいい知識 というのは結構ある
- AWSやGoogle Cloud、CDNなどの知識は、概要面だけで言えば万人がある程度知っておいた方がいい知識*1
- Webサイトの証明書やデータ容量・携帯電話のキャリア波の種別についてなどは、万人に必須の知識
こういうことを分からない人にも伝わるように、やさしく伝えること。
それを知ることの何が面白いのか、興味に火をつけるような伝え方をする、やさしい情報科学コミュニケーションが今必要なのではないか と、今回の話しを聞いていて思いました。
それはまちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.がするべきことなのではないか?
そしてそれは、まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.が掲げる、IT利活用の促進には必要なことではないか。
だからこそまちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.が率先して、そのやさしい情報科学コミュニケーションの手法を実践することではないか などと今回思ったのです。
じゃあどうすればいいか。
そのようなポッドキャスト番組を新たに立ち上げれば良いのか、YouTube番組を新たにはじめれば良いのか。それとも情報科学コミュニケーションのためのワークショップを開くべきなのか。
いずれにせよ現状のまちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.だけでは(金銭的|稼働的に)難しい話ではあるのですが、IT利活用促進を考えるのであれば、まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.こそがそれをしなければいけないのではないか などと思い、今回は思わずライブ配信でこんなことを語っていました。
まずはそういう情報科学コミュニケーションについて一人称で語れそうな人(専門職で仕事ができるレベルの知識を持っている人)や、その人に質問ができる人を集めること、そのような人が活躍できるような場を整えることが、今まずわたしにできることなのかなあ などと思った次第です。
ついでに・・・ stand.fmってあんまり真面目な話しに向いてなくない?
今回のお話しは、stand.fmとTwitter Spacesで同時配信ということをやっていました(いちおう音声録音も別個に回していたのですが、あくまで記録用であり外部で使用する予定はありません)。
最近ラジオトークでイベントの振り返りをする際もTwitter Spacesで同時配信を行なっており*2、終わったあとにTwitter Spacesで雑談タイムになったりしています。
ただ、視聴数を見ているとラジオトークだとなんだかんだ途中から最後まで聞いていただいている方が数人いらっしゃるのに対し、stand.fmは見ている限り一分以上聞いている方がほとんどいらっしゃらない。フォロワー数だけでいえばstand.fmのほうが多いのですが。
今までときどきstand.fmでライブ配信をしながら独り言・考え事をしているときもありましたが、なんとなくstand.fmって真面目な話し向いてないのかもしれないな と思いました。
ラジオトークも雰囲気的にはあまり真面目な話しに向いてないのですが…、それでもどちらかというと、ラジオトークのほうが真面目な話しをするのには向いているのかもな と思いました。
とはいえラジオトークはアプリがないと聞くことすらできないので・・・。しばらくはTwitter Spacesとラジオトークの同時配信 というやり方がメインになるかもしれません。