今日はこちらから。
最近はオンラインのイベントがとても増えました。
去年の3月、4月の頃はIT勉強会の一部がオンライン化しただけでしたが、ここ最近は地域関係のオンラインイベントが開催されるようになりました。
今回参加した100人カイギも、そんなイベントの一つ。
最近はオンラインで開催される100人カイギが増え、遠方の100人カイギにも参加しやすくなったな と思っています。
そもそも100人カイギとは
○○100人カイギとは、地域やなんらかのテーマに関わる人を毎回5人程度ゲストに集め、ゲストが合計で100人になったら終わり*1。
今回のDIVERSITY & INCLUSION 100人カイギは、わたしが参加する初のオンラインオンリー100人カイギということで、そういう意味でも楽しみなイベントでした。
オンラインオンリーイベントの良さ、ハイブリッドイベントの良さ
そんな二種類の手法により開催されたイベントを見てきて感じたことは
- オンライン参加の人の満足度を優先するなら、オンラインのみのイベントは盛り上がる。ただし満足度は主催の手腕に大きく影響する
- オフライン参加の人の満足度を優先するなら、ハイブリッドイベントは盛り上がる。ただしオンラインファシリテーターの腕次第でオンラインも盛り上がる
ということでした。
ハイブリッドイベントの場合
ハイブリッドイベントの場合、どうしても参加者の中心がオフライン参加者になるぶん、どうしてもオフラインの方が盛り上がる。
また、参加者のコメントもオフラインの場とオンラインの場に分散するぶん、オンラインが寂しいものになってしまいがち。
ただしそれも、オンライン側にファシリテーターがいて、場をまとめ上げることによって、十分に盛り上げることができる。もちろんオンラインの参加者数が少なくなるぶん、どうやってオンラインの人を集めるかがカギにもなりますが・・・。
オンラインオンリーイベントの面白さ
対してオンラインオンリーのイベントは、インターネット上に人やコメントがあつまるぶん、オンライン参加者間で盛り上がりは共有しやすいなと思いました。
ただし、オンラインイベントはオフラインイベントと違ってこっそり参加者間で話しをするなどといったことがしづらいので、主催の方たちの腕に寄るところが結構あるな と思いました*2。
オンラインイベントならではの面白さ
オンラインのイベントは、なにより気軽に参加できる というところが最大の利点だと思います。
岡村という比較的交通の便の悪い場所に済んでいる自分としては、どんなに近場のイベントでもそれなりに時間がかかるし、遅くのイベントだと終電や終バスを気にしなければいけなくなります。
なによりPCに充電器にタブレット となるとそれなりに荷物も重くなるし、自分自身それほど体力があるわけでもないので疲れもする。
オンラインイベントはそれらがない。それだけで、出会いに集中できる というメリットがある と言う風に感じています。
より距離を詰めるにはオフラインも必要だけど・・・
たしかにより距離を詰めて話すにはオフラインイベントも必要でしょう。
しかし、最低限の面識を作るのに、果たしてそこまでの距離を詰める必要はあるのでしょうか。
最初はオンラインで話をし、意気投合し、もっと距離を詰めて話したい というときにはじめてオフラインという選択肢が生まれる。それくらいでもいいんじゃないかと最近思います。
オフラインで会える人の数なんて、たかが知れています。だからまずは、オンラインでたくさんの人と会うことからはじめられる。それが今のオンラインイベントの強みかな と。
この状況下のオンラインイベントを、今後行きたくなる場所、今後会いたくなる人を増やす場所として、オンラインイベントを使う人が少しでも増えてくれたらいいな と思います。
*1:毎回のゲスト5人÷100=合計20回前後)(という条件の下行なわれている、プレゼンテーションイベント。
横浜100人カイギや、先日行なわれた新潟市100人カイギなどの地域をテーマとした100人カイギや、今回のDIVERSITY & INCLUSION 100人カイギや自転車100人カイギなどのように、なんらかの物や活動内容をテーマとした100人カイギなど、様々なものがあります。
オンラインで開催されている物も多く、現在は100人カイギ自体サイトにて、各地の100人カイギスケジュールが掲載されています。
100人カイギ関連と言えば、以前SBCast.では、横浜100人カイギを開催するグローバルシェイパーズ横浜ハブの長川さんにも出演頂きました。
ここ最近では、先日開催された新潟市100人カイギと、今回お話しするDIVERSITY & INCLUSION 100人カイギの二つのイベントに参加。その他にも、もうちょっと前には小田原市100人カイギにちょっと顔を出したこともありました。
オンラインイベントと、オンライン・オフライン同時開催(ハイブリッド)イベント
その中で、小田原市100人カイギと新潟市100人カイギは、ともにオンライン・オフライン同時開催の いわゆるハイブリッド開催のイベントでした((小田原市100人カイギは現在オフラインのみのイベントになっているようですが
*2:たとえばSpatial.Chatなどのツールを使えばある程度主催の方々の腕と関係なく参加者間で話しあうこともできるのですが、DevRel Meetupなどで使われているのをみるあたり、それも主催の方針次第によるところがあるように感じました