高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

オンラインイベントと配信ツール

f:id:TakamiChie:20210805094753p:plain

今日はこのあたりから

先週は本当に多くのイベントがありました、とくにDevelopers SummitやOSCなどは、移動時間というものがなく、また環境によっては少し時間を遡ってライブを見ることもできるので、とてもセミナーに参加しやすいです。

今までオフライン開催だったときはほとんどセミナーに参加しなかったのですが、オンラインになってからはそこそこに参加できていて、かなり参加しやすくなったなと思っています。

オンラインイベントならではの良さ

最近、オンラインイベントにはオンラインイベントならではの良さがあるな と結構感じています。

たとえば・・・

  • 移動時間を考える必要はない(=終電・終バスを気にしなくていい、身支度や衣装を考えなくていい)
  • 荷物の量を考える必要がない
  • 体調を気にする必要がない
  • 人と話すときも、おたがいの体勢を気にする必要がない
  • 自宅の一番性能のよいPCで参加できる(=ハンズオンイベントなどでも、最良の環境で作業ができる)
  • マルチディスプレイ環境なため、分からないことがあったらすぐ調べられる

とくに自分はGPD Pocketなどの小型PCを主として使ってるので、外でできることはかなり制限されますし、そんなに素早くはできません。

そのため、手持ちの中で一番性能のよいPCで、通信環境以外何も気にすることなく話ができる というのは、とても快適だと思っています。

オンラインイベントの様々なツール

それから、どのイベントも開催に使用されていたツールが違ったというのも印象深かった。

デブサミでは独自の動画配信サービスが使われていたほか、懇親会ではoViceが使われていたのが特徴的でした。

懇親会のようにあちこちで別々の会話がまきおこるような場をoViceのようなツールで実現するというのは、とてもよかったと思います。

たまたまそばを通りかかったときに行なわれている会話にふらっと混ざる というようなことができたのは、オフラインイベントにあった偶然の出会いを思い出しました。

その他は、LeapDayプレイベントはYouTube配信、OSCはZoom参加かYouTubeかで参加できるなど、いろいろなパターンがあったのもよかったな と。

少し出遅れたときはYouTubeで少し時間を巻き戻して倍速再生、追いついたらZoomで参加することによって、よりラグの少ない環境で発表を見、よりリアルタイムにコメントを投稿できる などのようなことができたという点がよかった。

DevRel Meetupに感じたツールの違和感

そして今回まだ音声ではまとめてないですが、昨日はDevRel Meetupもあり、これにはSpatial.Chatが使われていました。Spatial.Chatは使い方としてはoViceに近いですが、機能がシンプルなぶん動作が軽く、操作はしやすかったです。

ただ、どうしても会場内の移動で操作が発生してしまうぶん、Spatial.Chatの特徴を発揮できるようなイベントでなければあまり意味が無かったなあ と。

とくにDevRel Meetupなどのように発表が主となるイベントには、Spatial.Chatは向いてないかも。資料を見るためにSpatial.Chat上で画面を操作する必要が出るという問題もあるし、記念写真が撮影できるというほどインタラクティブではないですし。

イベントの内容にあったツールを選ぶということ

オンラインのイベントが多くなって、様々なツール活用が増えてきました。

Zoom、Spatial.Chat、oVice、Teamsライブイベント、YouTubeFacebookライブなどでの配信。

それぞれそのツールならではの特徴があり、向いているイベント、向いていないイベントがあります。そのときどきにツールを選ぶ、あるいはツールを組み合わせる などといった工夫が必要になる。

いつの間にかイベント開催に向いているツールが変わってくることもあります。もっといいツールが出てくることもあります。

イベントを開催するのであれば、そのツールの選定については常に目を光らせておきたいところです。