昨日12月27日(日)は劇団ノーミーツの演劇、それでも笑えればを見てきました。見てきたと言っても家からですが。
劇団ノーミーツさんの演劇は初回の門外不出モラトリアムから毎回見ていますが、今回もまた楽しかったです。
Zoomで、リモートでの生活下での物語設定というのは、今だと共感する人も多いのではないかなあと思います。観劇中他の方がコメントされていた「他の人のZoom(ミーティング)をのぞき見してる感じ」というのが、まさにそんな感じ。
今回はお笑い芸人という人たちがこの状況下で何を感じているのか ということを感じることが出来、とてもよかったなと。
途中選択肢によって見えるものが変わってくる(他の観劇者のコメントによると、見える物語ごと変わったらしい)という仕掛けはオンライン演劇ならではだったな と。
演劇を好きになるなんて
#2020年1月の自分に言っても信じない事発表会 演劇ファンになってる
— 高見知英 (@TakamiChie) 2020年12月27日
一年前の自分が、「わたしが演劇を見るようになる」とは、思いもしなかった。実際今回もLINEで「年末に演劇をやる」という話を聞いて以来楽しみにしていたなど、1月の頃では想像すらできないことでした。
元々映画館や劇場などの閉じた場で何かを見るというのは苦手で、自分から見に行くことは全くなかったのですが、ノーミーツの劇は基本的に専用ページで観劇、チャット欄やTwitterで当日の流れについて話すこともできるという形式。
毎回前説で「携帯電話の電源は、お切り頂かなくて構いません」というくだりがはいるのは、オンラインならではの体験だなあと。
Zoomでの演劇、参加者もZoomを使っていること前提の話しの流れと、やや「視聴者側も共有する必要があるコンテキストが多い」ので、ピンと来ない人もいるかもしれませんが、個人的にはとても好きです。
わたしも、手持ちのモニタをフル稼働して観劇していました(1枚目:Twitterと劇場内チャット、2枚目:演劇画面、3枚目:一緒に来た方との連絡用LINEチャット、キーボード前に置いたiPad:TwitterのMentions欄)。
オンラインだからこそ見せられるもの
オンラインには、オンラインだからこそ、見せられるものがある。
それはたぶんオフラインで代替が効くものではなく、オンラインでないと見せられないもの。
9月、078Kobeで劇団ノーミーツの方が話していた話しを見直していて、あらためてそう思います。
以前まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.の方のブログでも書いたことですが、オンラインでできることは、まだまだたくさんある。
その中にはこの演劇のように、オフラインでは実現し得ないことだって、きっとあります。
だからこそ、今はとにかく、地域活動でも、IT系のセミナーでも、オンラインでできることの可能性を追求していきたいと思います。