高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

コミュニティができる場所ってなんだろう

昨日3月20日(水)は、関内日本大通り前のKosha33というところで行われていた多様な生き方・働き方交流会 Vol.8というところに行ってきました。

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関内には(いちおうNPO法人 まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.の事務所もありますし)ちょくちょく行ってはいるのですが、ここに行ったのははじめて。

ちょっとした談話スペースやセミナースペースなどがあり、結構広い場所でした。

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本日はイベントだったため入れませんでしたが、カフェもあるらしく。

横浜コミュニティデザイン・ラボがさくらWORKS<関内>やその周辺でやっていることとはまた違う感じのコミュニティスペースなのだな と思いました。

さて、この交流会では、いままでの地域イベント・SBCイベントなどではなかなか会わないような人達――地域に関して積極的に何かをしているわけではなく、それでもなんらかの課題を感じている人達――と話すことができ、いつもとは違う体験ができたかなと思います。

あまりゆっくりみなさんとお話しすることができなかったのが残念でしたが、まあ、同じような交流会は割と定期的に開催しているようですし、そのときにまたいろいろお話しできればいいかなあ と。

コミュニティスペースが欲しい!

さて、今回の交流会を通して、もっと多くの人と長くゆっくり話ができるコミュニティスペースが欲しい という意見が非常に多く出てきました。

やっぱり意外と足りないんですよねそういう場所。

いちおうふらっとステーション・とつかをはじめとしたコミュニティカフェなんかはありますが、参加者層もあってかなり存在するコミュニティが偏っています。なので、ハマらない人には全くハマらないわけで。実際わたしもそこまでハマれているわけではないですし…。

コミュニティができる場所

コミュニティができる場所ってなんだろう。

別にコミュニティなんて、ある程度核となる人達と、その周りにある程度人が集まる場所であればよくて、コミュニティカフェなどである必要はない。

それこそそこらの施設内のベンチでもいいし、ドトールなどの一般的なカフェでもいい。スーパーのフードコートなんてのでもいいかもしれない。

たとえば実際ある程度のオタクの方ならご存じ、リナカフェなんかもあった。あそこはあくまでカフェソラーレという商業カフェであり、コミュニティ的な要素は全くなかったのに、立派にコミュニティができる場所だった*1。それがなにより、「別にコミュニティを作るために作られた場所である必要はない」ことを物語っているように思います。

むしろ、ふらっとステーション・とつかのような誰でも入れるコミュニティカフェは、「誰でも入れる」ぶん「誰でも来れてしまう」わけで。それが逆に一部の人に居づらさを感じさせてしまうという可能性すらある。

結局人だよね

結局「人」なんですよね。面白い人がいれば、その辺に人が集まる。逆にそうでなければ、人は集まらない。

いままでコミュニティカフェに人が集まってきたのは、「そこに主として関わっている人が面白い人だったから」であるわけで。

その人の間口が広ければ広いほど、人は集まる。逆にそうじゃないと、集まらない*2

そうなれば、ある意味場所はどうでもいい。

いまだとせめて無線LANと、「長居しすぎても追い出されないルール」くらいはほしいところですが、それ以外は別に要らないんじゃないかなと。

電源なんて、それを必要とするような人は大抵モバイルバッテリーくらい持っているでしょうし*3、そこで勉強会のようなある程度の規模のイベントをやるのならともかく、そうでなければ電源はなくても良いんじゃないでしょうか。

ないなら作るしかない のかな。

とはいえそんな場所が都合良く身の回りにあるか というと、そうとはかぎらないわけで。

実際横浜なんかだと、IT的な話もできるコミュニティスペースなんていうのは、(少なくとも自分の知っている限りでは)ない*4

ないなら作るしかないのかな とは、思っています。いちおうNPO法人 まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.に関わっている理由のひとつにそのようなものもあるわけですし。

ないなら作る といわれても

ただ、「ないなら作る」というのは一人が言えば良いわけじゃなく、複数人が声を合わせなければどうしようもない。

東京みたいにある程度自然に勢いがつくところならまだしも、横浜にはそこまでの勢いはまだ無い。

だからこそ、まずは自分のような「コミュニティを作りたい人」が上でいう「面白い人」になって、人を集めていくしかないのかな と思います。

別にみんながみんなある程度のITスキルを持っている必要なんかない。そんなの勉強しようという気持ちさえあればある程度あとでどうにでもなるんだから。

NPO法人 まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.理事として、個人として。

とはいえ協力者募集と言っているだけでは意味が無いな とは思っています。

やっぱり自分が面白い人にならなければいけないな とは思っていますので、そのための取り組みを、NPO法人 まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.などを活用してやっていきたい。

こちらについては、遅くとも6月あたりにはなんらかの結果を出せるよう準備中です。

興味がある という方は、是非NPO法人 まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.のほうにもご連絡ください。

まあ、将来的に、横浜のような「そこまでの勢いがない」場所で、中心人物がそこまで頑張らなくてもコミュニティを作れる そんな雰囲気が作れればいいのでしょうが。

*1:当時リナカフェが他のカフェと違うところなんて、「電源がある」くらいだったし、むしろ(建物の構造上)一部で電波が入りづらかったあの場所がコミュニティができる場所になり得たのは、いくら秋葉原とはいえ割と偶然によるものが大きかったのでは と、思っています

*2:なのでふらっとステーション・とつかも、実は今月末に控えている運営メンバーの交代で、いままで主で活動していた方がいなくなるため、非常に危機感を感じています

*3:そして、普段それを必要としない人はそもそも充電ケーブルを携帯していないので、あまり意味ないでしょうし

*4:まあ、特に北部などはわたしの知らない場所も多いのでなんとも言えませんが