いやあ、こんなことなくて済むならないほうが良いのですが・・・。
たとえば翻訳や商品名の紹介など、英語環境の人に向かって日本語を含むWordドキュメントなどを送付しなければならないとき、Wordドキュメントをそのまま送付すると送付先の環境で正しく読むことが出来ません。
この間いつもとは別のパソコン相談で、「日本語環境しか持っていない人にビルマ語(ミャンマーの公用語)を含むExcelファイルを送付する」という状況について相談を持ちかけられたこともありましたが、まさか自分でも同じような事態に出くわすとは思わなかった。
さて、実際にパソコン相談の時も話していたのですが、解決策は大体二つかな と。
- 相手環境に、その言語のフォントをインストールして貰う
- PDFファイルにフォントを埋め込んで、それを送信する。
原因はというと、相手の環境に文字を表示できるフォントが入っていないからということなので、相手環境にフォントさえ入っていれば、英語環境だろうがなんだろうが日本語を表示することはできます(というか、そのはずです)*1。ただ、今後とも長くメールのやりとりを行うような相手ならともかく、それほどやりとりが多くないような相手にフォントのインストールを強いるのはちょっと面倒です。
そんなときに安心なのがPDF。PDFでは文章内で使用したフォントを埋め込むことができるので、たとえ英語環境の人にも読める形で、日本語を含む文章を送ることができます。今までPDFといえばとりあえず相手に編集を許可しないときのために使うもの という認識でいましたが、こんな使い方もあるんだなあと、改めて実感。