今回はこちらより
わたしは最近、英語圏の会社やフォーラムでやりとりすることがあります。
海外製アプリのレポートメールだったり、質問だったり。そうそう、Twitterなどの海外製サービスも、日本語でレポートするより英語でレポートした方が対応が早いケースもありますね。そういうようなときは、英語・日本語併記でレポートを送る場合もあります。
Microsoftへのフィードバックも、英語・日本語併記という話しは以前SBCast.でもしていましたね。
わたしもあれ以降フィードバックHUBに投稿するときは英語・日本語併記でやっています。
とはいえわたしはろくに英語を読み書きできるわけではないので、英文メールを書く場合は翻訳を通してから投稿するのですが、そうなってから英語を自ら勉強することの必要性を強く感じている という話し。
英文を書くとき、どんな手順を使っているのか?
単純に日本語→英語で変換したとき、上手く変換できないことがある というのは、一度翻訳ツールを使ったことがある人ならたぶん、経験したことがあるという方も多いと思います。
語彙のバリエーションが異なる言語の変換を行なうわけですから、不用意に翻訳すると意味の通じない英語になってしまったり、重要な単語が抜け落ちた英語になってしまうわけで。
そのためわたしは、翻訳ツールAで日本語→英語に翻訳後、翻訳ツールBで英語→日本語に翻訳して、単語が欠損していないか、意味が通っているかを確認しているということが多いです。
個人的には、AにBing翻訳、BにDeepLを使うことが多いです。なぜか逆にすると単語の欠損が多く意味不明な翻訳になってしまうことが多い。
そのためもあり、最近はこのパターンで翻訳確認を行なうことが多いです。
そのほかに気をつけていること
そのほか特に気をつけていることとしては
- ものの名前やページの名前は、必ず俗称や略称ではなくページのtitleや写真のキャプションなど、実際に表記されているものと一言一句違わぬ文言を使う*1
- 固有名詞や参考文献の名称などは必ずダブルクオーテーションで括る*2
- Webサイトを紹介する場合URLを必ず併記する*3
- curlやプログラムの実行コードなどがあれば長くても実証可能なものを併記する*4
- 箇条書きを多用することで少しでも文章量を減らす*5
- 主語など、自然な日本語で書く場合はついつい省略してしまいそうな言葉を省略しない。こそあど言葉や代名詞などを使わない*6。
とくに翻訳メールの場合は、日本語文のメールに比べて少しの齟齬が全く明後日の方向に議論を持っていってしまう可能性が大きくなるので、ここには細心の注意を払うようにしています。
翻訳ツールを使うようになって気付いた英語の必要性
さて、結局最終的には翻訳ツールを使って英語→日本語のテストをするとはいえ、少しの表記揺れを訂正したりする度に翻訳をやり直していたらキリがない。
そのため、翻訳ツールを使っていても、若干ながら英語を読んだり、書き換えたりする必要性が生じます。
そういうときに必要なのが、自分自身の英語の知識。
翻訳先の言語を多少でも良いから読めるというのはとても重要で、それができるからこそ翻訳された英文を微調整したり、その微調整が正しいのか、間違っているのか、翻訳により誤解を招く文章を作ってしまっていないかを検証できる。
いままでなんだかんだ英文メールを送ってちゃんと意味が通じていたのも、アンケートに答えた結果Tシャツまでいただけたのも、それのおかげかな と思っています。
完璧に英語を身につける必要はない
とはいえ完璧な英語を身につける必要はない。
英文メールについてもフルに独力で読み書きできるに越したことはないでしょうが、それは大変だし面倒。
やはり日本人である以上日本語で思考し、日本語で表現した方が思考は早くなる と思っています。
それに、限られた脳のリソースを複数の自然言語を覚えるために使うのであれば、他のことに使った方がいい というのが、個人的な結論でした。
もちろんこの考え方が必ずしも万人に当てはまる考え方かというと全くそんなことはないと思いますが・・・。
多少でも良いのでそれぞれの言語が読めることというのは、海外のコンテンツと当たり前に触れ合いながら過ごすことになる今は、必要なのかなあと。
ついでに、多少でも英語読解力をそこあげするためにしていること
ちなみに最近、多少でも英語の理解力を上げるためにしているのは、翻訳の結果出てきた英文を、読み上げさせることです。
最近のほとんどの翻訳アプリには、翻訳された文章を読み上げる機能がついています。そこでとにかく、英文を一回読み上げさせます。
その結果なのかどうかはわかりませんが、なんとなくでもいちいち翻訳ツールを噛ませなくても読める英文は増えてきたかなあと、最近感じています。
実際この行為がどれだけその役に立ったかどうかは分かりませんが。まあ、これだけでも英語と触れる機会に多少はなっているのかなあ と。