高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

ITコミュニティの運営はなぜ効率化されないのか。

というわけで、「なんでそんなプロジェクト管理の為のツールが必要なの」って言われたら上記のEメールで仕事を管理するのはダメっていう弊害をうま〜くお使い頂きまして、少しでも生産性の高いプロジェクト環境にして頂ければと思います。

Eメールで作業内容を管理するのはやめましょう - GoTheDistance

これを読んで真っ先に思いついたのが、自分の関わっているITコミュニティでした。
いちおうそこそこ深いレベルで関わってるコミュニティもあるにはあるはずなのですが、ITコミュニティでそれらしいプロジェクト管理ツールを、運営メンバー全員が読める形で展開されている場所を、今のところ見たことがない。


もちろん、自分が読めない場所で、コアメンバー向けにそういったツールが運用されている という可能性もあるにはあるのでしょうが・・・。
職場で「なんでこのプロジェクトにはプロジェクト管理ツールが導入されていないのだ!」と憤りを感じているような人もいそうなITコミュニティにおいて、こういうツールがまともに運用されていないのはなぜなのか。


以前ブログで言及したとおり、ITコミュニティの運営には、それはそれでワークフロー的なものもあるし、勉強会開催やハッカソン開催などといったプロジェクトがあって、それをこなすためのスケジュールが大なり小なりあるはずなのです。
横須賀支部の場合はそもそも当日イベント以外ほとんど一人でやってるのでサイトにメモ書きしているだけで何とかなるのですが、複数人でイベントを運営していたとしたら、ツールなしに上手く回るわけがない。だからこそプロジェクト管理ツールを運用して・・・・ と、いくと思ったのですが、これを結局メールベースでやってしまっているコミュニティがあったりするわけで。


昔、全くの別ジャンルのコミュニティに関わっている友達が、「趣味でまでそんな仕事みたいなことやりたくないよ」といっていました。ITコミュニティにプロジェクト管理ツールが導入されないのも、そのためなのか?

ただ、趣味ベースだからこそ、仕事じゃないからこそ、本筋と関係ないところはなるべく効率化して、無駄のないようにやった方がいいんじゃないかなあ と思います。そのほうが本筋により一層のリソースを割けるし、楽しめる時間も増えるのではないかな。

そしてそのほうが、自分たちのイベント運営能力のプラスにもなるし、自分たちの勉強にもなるんじゃないかな?と思うのですが、そんなことはないのですかね。


一度プロジェクト管理ツールなしでスタートしてしまうと、後になってツールを導入するのは難しい というのは分からんでもないのですが、そこは本筋に時間を割くためにも導入した方がいいんじゃないかなあ などと思いました。まる。