高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

すべての活動を記録する方法の消失

Twilogがツイートの収集を終了しました。

togetter.com

Twilogはわたしもかなり昔から使っており、「そういえば昔あんなこと言った記憶があるけどなんだっけ・・・」というとき過去の投稿を探るときに良く使っていました。

twilog.org

なんだかんだTwitterが半分活動ログになっていた気分でいましたが、とうとうその時代は終わったんだなと、改めて感じます。

いつまでそんな時代が続いていたと錯覚していた?

ただここ最近の自分の活動を振り返ってみると、DiscordだったりTeamsだったり、そもそもテキストでログが残っていないclubhouseやTwitterSpacesだったり*1

そもそもTwitter以外の場所で行動してて、その結果をTwitterにフィードバックしてないケースも増えてきました。

そう考えると、Twitter見ればだいたい何してたかが分かるなんて時代は、とうに終わっていたのだ と思います。

死後自分の情報は全公開したいと思っている自分だけど

ところでここ最近、死後自分のデータをどうしたいかみたいな話を聞く機会が時々あって、自分のデータはすべて消し去りたいみたいな話を聞きます。

ただ個人的にはその逆で、自分の死後はすべてのデータをCC-BYか何かで公開しちゃいたいと思っています*2

それは、自分の活動の中には自分の代で終わってほしくないものが多いというのもあるし、自分の足跡を参照して、誰か同じところを通ってほしいという思いもあります。

そのほかにも、UWSCのような、作者が亡くなったらしくサポートも開発も止まってしまったソフトを愛用してたからというのもあるかもしれません*3

いずれにせよ自分のやってることや考えてることはたぶん他の人とだいぶ違う

だからこそ、何らかの形で一般公開されて欲しいなあ。死後だったら自分が恥ずかしいかどうかなんかどうでもいいんだから というのが個人的な気持ちです。

ついでだったら自分の足跡が死後出版されるまであってもいい。死後それを見たら二度と現世に戻ってきたくなくなるかもしれませんが。

そういうときの参照先ってどこにある?

そうなるとその時に参照すべき場所はどこにあるのか?

今までであれば、確かにTwilogを見れば半分くらいは足跡を追えたかもしれない。

ただ、そんなTwilogも終わってしまった。

自分の場合個人で日記を書いているので、それを読めばある程度追えるだろう。

ただそれでも日記では毎日一つ二つのできごとにしか言及してないので、書かなかった内容については追うことができない。

そういうことやそのときそのときの気持ちは日記に残していない。そういう足跡は今、どこに行ったら追えるのだろう?と、あらためて思います。

個人的にやってみたいこと

個人的にやってみたいなあと思っているのは、ゲームで主人公が書いている日記のように、常に「これからどうしよう」ってことや「そのためにどうすればいいのか」ってことが、数行にまとめられたものを作成すること。

最近だといわゆる分報と呼ばれるようなものなのかもしれませんが、いざ集中してるときにはそこまで書いてる余裕が案外なく、気付いたら終わってたということも多い。

なんとかあのような日記のように自動的にログが出力されるような方法がないかなあと思いつつも、そういうことができないまま今にいたります。

自分の足跡をどう残すのか

Twilogのようなログが残っている場所がなくなった今、せめて自分の足跡をネット上にどう残すのかというのは、改めて考えないといけない問題だと思っています。

Toggl Trackで時間記録だけはとっているのでその辺から自動生成するなり、それぞれにひとことコメントを入力するツールを作ったり、色々方法はありそうなものの、具体的な方法が思いつかないまま悩む日々。

そう言ってるうちに記録がイマイチ残っておらずあとから振り返れない期間が増えてしまいそうですし、いい方法を考えなくちゃなあ。

*1:stand.fmも表向きには音声しか記録が残ってないのですが、最近は原稿をNotionに書いてるので意外とテキストでも追える

*2:もちろん関係他者との関係で公開できないものもあるので、その辺はちゃんとより分けなければいけませんが

*3:有用なソフトだったのに、突然の更新停止にネット上には情報が何も流れず、数年後に「あの人亡くなったみたいよ」でなんとなくそのアプリの情報自体フェードアウト というのはなんとも虚しいものがあるなと感じたものです