高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

情報の価値

コメントにて、「検索して手に入る知識」という話がありました。たしかはてなブックマークか何かにも、検索して手に入る情報についての話題がありましたね。「誰でも検索できるようになり、情報の価値が下がった」なんていうような趣旨だったかと思いますが。


でも、それを知識にして使えるか というのは、また別の問題です。情報が知識の一つになった時、その情報だか知識だかには価値が生まれると思います。
向こうのコメントにもそのようなことを書きましたが、たとえ又聞きや、検索ログの端っこで見つけた情報であっても、必要な時に必要な場所で必要な情報を使うのは、やはり誰でも出来ることではないと思います。それにはやはり知識以外の何か、知恵のようなものが必要でしょう。
それに、たとえ情報があちこちにある現代でも、その情報を見つけられるかどうか というと、ネットという「こちらが能動的に接しないといけない仕組み」が目前に立ちはだかっている以上、やはりそこにも情報を収集するための能力が必要になります、それは誰でも出来るのか というと、そんなことはないでしょう。
確かに、情報単体の価値は、昔に比べたら下がったかもしれません。でもだからこそ、その情報を知識として使うことや、その情報をよりうまく手に入れる知恵は必要とされているんじゃないかな なんて、このコメントを見ていて/書いていて思いました。