表題の通りですがWindows 11を再セットアップしました。
ということでついカッとなってOSの再インストール。
今回はMicrosoftのサイトよりWindows 11のインストールメディアを作成し、データの引き継ぎにおいて「何も引き継がない」を選択。
以前何度かトラブった経験もありますので、念のためレジストリの「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\ProfileList」にあるProfilesDirectoryの値を「%SystemDrive%\Users」に戻してから、再インストール開始。
ローカルアカウントからはじめることができない問題
最近のWindowsは、セットアップ時にいきなりローカルアカウントを作ってから・・・ ということができなくなっています。
ただ、当日この記事が見当たらなかったのと、いちいち作業が面倒だったのもあり、今回はユーザーアカウントとして使う予定のない*1Microsoftアカウントでセットアップを開始しました。
- ユーザーアカウントとして使う予定がないMicrosoftアカウントを使ってWindowsをセットアップ
- レジストリのProfileListの値をD:\Usersに変更
- 1のアカウントでローカルアカウントを作成。管理者に変更
- 3で作ったアカウントをメインのMicrosoftアカウントに紐付ける
- 1のユーザーアカウントを削除
PCの再セットアップ
そしていつものとおり、PCのセットアップ。Githubにインストールしているアプリリストを公開しているので、そこからPCの設定をダウンロードし、wingetとChocolateyでインストール …と思ったら、wingetのコンフィグファイルが読み込めなかったため、全行をwinget install ***
に書き換えて手動でインストール。
いつも愛用しているClipboard Historyのストアアプリ版配布が終了していたり、一部wingetから削除されている(Chocolateyにはあるのでアプリが公開終了になったわけではない)アプリがあったためちょっと手間取りました。
とりあえずClipboard Historyについては、Vectorでデスクトップアプリ版配布が続いていたので、ちょっと設定をいじってそちらを使用。
Clipboard History、最近メンテナンスも止まっているし、作者さんの活動もわからないし*2、そろそろ別アプリへの移行を検討しなければいけないのか、他のツールを見た限りどうも目的の機能がすべて揃っていないため、自作も考慮に入れるべきか…。
また、wingetについてもまだChocolateyに比べるとアプリのリストがやや安定していないのかもしれません。
今までの感覚からwingetはインストールで失敗することが少ないので良いかなと思っていたのですが、ここはどっちを主軸で使うべきか迷いますね…。
OneDriveの再ログイン
そして最後はOneDriveの再ログインとファイルの再ダウンロード。
うちは個人事業主としてのOneDriveと、SIDE BEACH CITY.としてのOneDrive、そしてSIDE BEACH CITY.のチームで使用しているSharePointフォルダがあるので、全部のファイルをダウンロードしようとするとものすごい時間がかかります*3。
再セットアップ時の翌日は外出があったためPC作業はほとんどなかったのですが、それでもダウンロード待ちに作業に使うファイルがダウンロードできていないとその時点で作業が止まってしまいます。
あらかじめ向こう二日間で使用する予定のあるファイルは最優先でダウンロードするようにしておくと良いでしょう(わたしはそれをやり忘れたため翌々日に作業が止まりました)。
- OneDriveの再ログインを行なう
- まずはファイルオンデマンドのオプションは切らずに、翌日・翌々日の作業で使いそうなファイル*4だけを先にダウンロードしておく
- 上記ファイルのダウンロードがすべて確実に終わったことを確認したら、ファイルオンデマンドのオプションを切ってすべてのファイルのダウンロードをはじめる。
あたりが望ましいやり方でしょう。
PCのスリープ中は当然ダウンロードが止まるので、その間はPCの電源オプションに注意です。
*1:Edgeのプロファイル管理のために作った
*2:一度サイトのトップページが消滅したため一瞬UWSCのことが頭をよぎりましたが、しばらく経って復帰したので作者さんの身になにかあったわけではないと思われます
*3:わたしは基本的に、メインのPCではファイルオンデマンド機能などを使わず、すべてのファイルをダウンロードして使っています
*4:たとえばわたしの場合日記のファイルと、stand.fmなどの配信に必要なファイル、再セットアップのためのバッチファイル一式とフォントファイル、最新のSBCast.編集中音声など