高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

オンラインを使ったコミュニケーション

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最近コミュニケーションが少なくなった、他人と話す機会が減った という話しはよく聞きます。

個人的にはコミュニケーションはむしろ増えているので、あんまりピンとこないのですが、わたしはフリーランスなのもあって基本的にオフラインの時は人と仕事以外の話しをすることがほとんどなく、むしろ今の方が会話は増えているのですが、複数人で仕事をしているのが日常な人だとそうなのか。

確かに今は、テキストコミュニケーションが基本になりました。Zoomなどでの顔を出しての会話もありますが、それでもチャット欄などテキストのコミュニケーションが必要になるシーンはとても多い。

オンライン会話の得手不得手

とはいえ、オンラインでのコミュニケーションは、相性の問題が強いというのも最近感じています。

ZoomのチャットやTwitter、Slack、Teamsなどのテキストツールが普通に使えても、欲しいと思った情報を書き込めない人、書き込めたとしても(会話であればうまく伝えられるのに)テキストだとうまく伝えられない人 という人はいるわけで。

そういう人からすると、テキストコミュニケーション中心の今 というのは非常に居心地が悪いんだろうなあ と思うことはしばしばあります。

オンラインコミュニケーションスキル

そして、オンラインでは、片方がコミュニケーションに慣れていれば良い というものではなく、双方がオンラインでのコミュニケーションに慣れていないと、うまく話ができないのかな というのも、最近感じています。

もちろん慣れている人がリードする ということはある程度できる。

でも、慣れていない人が出したい情報を出せなくて、その結果コミュニケーション自体が上手くいかないということは、ちょくちょくあるように思います。

今がオンラインの活動に慣れる絶好の機会

ただ、今はオンラインのコミュニケーションに慣れる絶好の機会なのではないか とも思っています。

2年前はリアルな場でしか行なわれていなかったような情報のやりとりですら、今はオンラインで行なわれている。

「会話のネタが合わないからオンラインの場に馴染めない」というケースが、今までに比べると圧倒的に少ない。

これがまたもう少し経つと、リアルな場での活動が増えてきて、オンラインにはないジャンルが多くなる。話題にしづらい内容も増えてくるのでは という感覚を感じています。

ただでさえ、リアルで会いづらいときの一つの手段として

ただでさえ現代社会、リアルで会いづらい状況が少なくない。

大雨や台風など、天災により外出がしづらいということもあるし、育児などで遠出がしづらいことづらいこともある。怪我や病気などにより、外出が困難になることもある。

そういうときに、気軽にオンラインという選択肢を取れるようにして欲しい。そのためにもオンラインコミュニケーションに今慣れる ということが必要なのではないか と思います。

やっぱり交流の中心はオフライン?

やっぱり交流の中心はオフラインではないか、リアルな場での交流ではないかという声はちょくちょく聞きます。

やっぱりリアルでないといまいち伝わらない、いまいち盛り上がらない。

でも個人的には、今はそのようなことを言っている場合ではなく、まずはオンラインだけで何処までできるのかやってほしい。

まずはオンラインに慣れて欲しいし、極限までオンラインの可能性を試して欲しいと思います。

もちろん、対面で会わないと伝えられないことはたくさんあるでしょう。

でも、逆にオンラインだけでも伝えられることはたくさんある。それすらも対面で会わないと伝えられないのであれば、そこは変えていった方がいいのではないか。

そのためにもまずは、なるべく多くの人がオンラインに慣れるということが、今は必要なのではないかと思います。

すべての人がオンラインに慣れるためには

そして、「すべての人がオンラインの場に繋げられるようになるまで待つ」という人も、いるのかもしれません。

ただ個人的には、そんなのを待っていたらキリがない。できる人からオンラインの場で何かやってみてほしい。

そうやってオンラインの場が盛り上がって、オンラインでも話せるような内容が多くなって「あれ、もしかしてオンラインに繋げてないのって、自分たちだけ?」と思われるくらいにならないと、すべての人がオンラインに繋げられるようになることは決してない。

だからこそ、今この時点でオンラインの場に繋げられる人は、なるべく繋いでみて欲しい と思っています。