そういえば、昨日のプレ会で一つとても気になったことが。
良い天気>>酒 - motofumikomiyaの日記
- ARレイヤを皆で共有できるようにする
- 勉強会会場への道案内を道路に書いたり、会場の上に星を浮かべとく
- ARレイヤは同時にいくつも存在できるようにする
- と思ったけど、よく考えたら身内で共有できさえすれば、誰がどれだけレイヤ作っても関係ない
- ARレイヤは有用なのから無意味・ネタレイヤまでいろいろあると面白い
- 有用:イベントの道案内レイヤ、鉄道駅レイヤ、観光名所とその解説レイヤ
- ネタ:いんちき観光名所レイヤ*1、おもしろレイヤ*2
この話題が出てきたときにつっこみたくてたまらなかったんですが、これ、見てた人はおわかりのとおり、アニメ「電脳コイル」の「電脳メガネ」の提供する空間そっくりなんですよね。
電脳メガネは、現実世界に仮想的なコンソールやキーボード、その他いろいろな物質・物体をオーバーレイ表示できる(そしてそれらを所有者間で共有出来る)グッズなのですが、まさに上でこみやさんが挙げられているものそのもの。まあ、上で挙げられているのは電脳メガネで日常実現されていることよりも大規模なものもありますが、それでもやってることは基本的に同じと思って良いはず。
電脳メガネが現実にあったらな なんていう夢物語はわたしがTwitterでも何度かつぶやいていますが、それを実現する手法がもう目の前にあるとは、これはすごいです。
すでにディスプレイについては、「網膜に映像を投影する眼鏡型ディスプレイ、ブラザーが開発 - ITmedia News」なんてものが発明されているので。可能性は十分にありそうです。
――ちなみに、もしこれを実現する場合。電脳メガネと同程度のインフラを整備する必要がありそうですね。
わたしはアニメしか見てないし、あんまり詳しくはないのですが、電脳メガネのインフラはどこかにあるサーバによって動いているようで、メガネ自体にはそれと通信をする機能と生体認証などのごくごく基本的な機能しか実装されてないように思われます。感じとしては携帯電話のようなものでしょうか。事実電脳メガネにも通話機能着いてましたしね。
そうなると、やはり後は、ハードのさらなる小型化と、ARレイヤを多くの人に途切れなく配布できるような強力な無線通信規格が必要 ってところくらいでしょうか*1。電脳コイル自体もたしか2020年代前半の物語だったと思うので(一回だけ西暦がまともに表示された回があった気がする・・・)、あんまり遠くない未来のような気がしますね。
そういえば電脳メガネじゃありませんが、目に直接データを映し出すグッズとして、女神転生シリーズのアームターミナルなんてのもあります。
データも軽いものならば今の通信技術で十分に送受信しきれそうですし、そんなに大規模なものじゃなければ(たとえば視界に何らかの文字情報をオーバーレイ表示するなどといったものなら)今すぐにでも実現できそうな感じです。
――とまあ、夢物語をちょっと語ってみました。実現性は今の技術でも十分可能なので、実現すると良いですねえ*2。