高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

オンラインのイベント、オフラインのイベント

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今日はこちらから。

stand.fm

最近はオンラインのイベントがとても増えました。

去年の3月、4月の頃はIT勉強会の一部がオンライン化しただけでしたが、ここ最近は地域関係のオンラインイベントが開催されるようになりました。

今回参加した100人カイギも、そんなイベントの一つ。

最近はオンラインで開催される100人カイギが増え、遠方の100人カイギにも参加しやすくなったな と思っています。

そもそも100人カイギとは

○○100人カイギとは、地域やなんらかのテーマに関わる人を毎回5人程度ゲストに集め、ゲストが合計で100人になったら終わり((毎回のゲスト5人÷100=合計20回前後)(という条件の下行なわれている、プレゼンテーションイベント。

横浜100人カイギや、先日行なわれた新潟市100人カイギなどの地域をテーマとした100人カイギや、今回のDIVERSITY & INCLUSION 100人カイギや自転車100人カイギなどのように、なんらかの物や活動内容をテーマとした100人カイギなど、様々なものがあります。

オンラインで開催されている物も多く、現在は100人カイギ自体サイトにて、各地の100人カイギスケジュールが掲載されています。

100ninkaigi.com

100人カイギ関連と言えば、以前SBCast.では、横浜100人カイギを開催するグローバルシェイパーズ横浜ハブの長川さんにも出演頂きました。

sbc.yokohama

ここ最近では、先日開催された新潟市100人カイギと、今回お話しするDIVERSITY & INCLUSION 100人カイギの二つのイベントに参加。その他にも、もうちょっと前には小田原市100人カイギにちょっと顔を出したこともありました。

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SBC.にてブレ恋の配信支援を行いました。 技術的振り返り

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まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.のブログでも書きましたが、先日3月13日まで、五回に分けて、ブレストウォーズ恋する標準治療という演劇のプレ番組配信のサポートを行いました。

sbc.yokohama

こちらはStreamYardという配信サービスを使って、YouTube Live、Facebook Liveで同時配信をやった番組。当日は3月20日に行われた本公演の出演者による演劇内容紹介、関係者の感想紹介、番組の閲覧者のコメント紹介などを、毎回30分~1時間にわけて行いました。

視聴者もなかなか多かったようで、わたしたちまちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.が関わったオンライン放送の中ではかなり盛り上がった番組だと思います。

ブレ恋配信を支えた裏側

さて。今回はこのブレ恋配信を支えた裏側について、まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.のブログで書くにはややカロリーの大きな話題について触れていこうと思います。

具体的にはあちらの記事にも書いたツールの紹介や、当日出演者との連絡、今後同じようなイベントをやる際の注意について、2,3書いてみようかなと。

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不思議なほどに交わらない

先週一週間はたくさんのイベントが開催されました。

  • 100人カイギSummit(先週一週間)@元からオンラインで計画
  • 図書館総合展(今月中・コア開催日先週4~6)@横浜
  • QWS FES(先週一週間)@渋谷
  • 明星和楽(7日)@福岡
  • 地域デザインラボ(6日)@有楽町(去年は)
  • CROSS Party(6日)@横浜
  • 関西オープンフォーラム(KOF)(7日)@大阪

CROSS Partyと関西オープンフォーラムは、IT勉強会系のイベントです。CROSS Partyについては以前SBCast.でもちょっとだけ話題が出てきましたね。

sbc.yokohama

それ以外はIT勉強会以外のイベント。都市型フェスティバルや地域のイベントなど。元よりオンラインでやる予定で計画された100人カイギを除き、「リアルイベントのオンライン化」というかたちでの開催。

本来開催場所の問題で被るはずのなかったイベントではあったのですが、オンライン化したことで全部被った という感じです(Cross Partyと図書館総合展は両方とも横浜で開催されていたイベントですが)。

とりあえず、来年以降秋にイベントを開催するときは11月第一週を避けよう ということを非常に強く感じました。

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ビデオ会議ツール勉強会を開催しました

先日のブログで書いたとおり、一昨日5月23日(土)の夜、ビデオ会議ツール勉強会を開催しました。

yokohamait.connpass.com

今回はまちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.とは特に関係なく、独自のイベント開催。

まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.ができて以降、このようなスピーチのある勉強会を独自に開催したのははじめて。

いままで横浜IT勉強会として人を招いてここまでのイベントができたことはなくちゃんとできるかどうか非常にドキドキでしたが、結果60名近く(YouTubeのユニークユーザー数より)の方にご覧いただいたようで、とてもよかったです。

これもスピーチを快く引き受けていただいた格闘系司書さん、アンドウさん。ディスカッションゲストという一見してよくわからない役割での参加を引き受けてくださったkobakeさんのご協力があったからこそだと思います。

ご登壇いただいた皆様、ありがとうございました。

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ビデオ会議ツール勉強会を開催します。

前回のブログでもちょっと言及しましたが、この度ビデオ会議ツール勉強会を開催することにしました。

yokohamait.connpass.com

当日の内容は、YouTubeで配信予定。是非興味ある方はご視聴ください。

また、自分たちの勉強会のノウハウを発信してみたい という方、うちはこうやったなどの体験報告などをしたいという方、是非スピーカー枠として参加していただければと思います(connpassにTwitterアカウントが関連付けられている方はそこから、それ以外の方はアンケートフォームに記載の連絡先からスピーチ内容を確認させていただきますので、登壇希望の方で、Twitter連携がなされていない方は連絡先の記入をお願い致します)。

また、今回は登壇者の直接の意見交換もできればと思っています。スピーチはできないけど意見交換に参加したい という方も若干名募集しております。興味がある方はこちらにご参加ください。

やること

最近この状況もあり、ビデオ会議ツールは非常に良く使われるようになりました。

ZoomやCisco Webex、Microsoft Teamsなど、いろいろなツールが使われています。

これらのツールについては、比較記事もときどき公開されています。

forest.watch.impress.co.jp

今回の勉強会では、これらの比較記事には載っていない機能や特徴、どういうところに向いているのか、どういうところに注意が必要なのかを知る、勉強会です。

開催方法は検討中ですが、最近078Kobeなどで使われた、StreamYardなんかも利用を検討中。

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078Kobe #078Kobe

先日5月2日3日は、神戸の方々が中心となって開催した、078Kobeというイベントに参加しました。

2020online.078kobe.jp

このイベントは、もともと2017年からこの時期に開催されているオフラインイベントで、映像・音楽・食など様々なものに関するカンファレンスや展示などのイベントが合わさった合同イベント。今回はオフラインイベントが開催できなくなったため、できるものだけでもオンラインにということでオンライン化したイベントとのこと。

結果、clusterやStreamYard、Zoom、Airmeetなど、様々なツールを使った大規模なイベントになりました。

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オンラインのチカラ

ここ最近はウィルス感染拡大の騒ぎもあって、様々なイベントが中止・延期になっています。

まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.も、開催イベントについては基本的に中止またはオンライン開催への移動を行っています(まあ、実際はそのぶんオンライン会議が増えた結果、イベントを開いている時間がなくなって中止 というのもあるのですが)。

sbc.yokohama

わたし個人の方はというと、とりあえずNPOの仕事が減った分、フリーランスの仕事に割ける時間が増えただけなので、特に変わりはないです。

もともとプログラミングは在宅で行っていましたし、自分は元々家の方が仕事が捗る(コワーキングスペースなどで仕事ができない)タイプでしたので、そちらも変わらず。今後なんらかの形で影響が出てきてくるような気もしますが。

IT関係イベントはというと、この騒ぎもあり多くのIT勉強会が中止になりましたが、オンライン化を行ったことで、イベント数自体もぼちぼち回復してきています。先週までは実際フリーランスの業務が忙しくてあまり参加できなかったのですが、今週からはぼちぼち参加できるかな。

何個かイベントに参加したり、発表をしたりしてみて、非常にいい感想をもっています。

  • 移動時間や終電・終バスなどを気にしないで済む
  • なにより参加者の方と比較的対当にお話しできる*1
  • スライドのある勉強会では、資料が画面共有で見られるので、オフラインイベントと違って資料が遠くて見えないとか、光の加減で読めないとかいうことが無い
  • 発表をする場合、自宅の潤沢なリソースを利用できるので、デモや事例紹介がやりやすい

最近は、「オンラインイベント、結構いいな」と思っているところです。

オンラインの可能性

また、オンラインイベントは「普段あまり興味のないカテゴリのイベントに、気軽にアクセスできる」という利点も秘めている。

たとえば先日は、医療関係者の方々が、「SNS医療のカタチ」というYouTube放送をやっていました。

www.youtube.com

その他にも、わたしが以前イベントでお邪魔したこまちカフェも、今度オンラインイベントをやる模様。

www.facebook.com

また、自分は情報をキャッチするのが遅れてしまったので見られませんでしたが、学会発表をオンラインでやった場所もあったとか。

こういう情報に地理的・心理的な問題を気にせずアクセスできるようになる というのは、とてもよいな と思います。

情報を得るのに地理が関係なくなった世界

久しぶりにFacebookでシェアされてたので気付きましたが、以前「人の見識は交通の便に影響するかも」という話しを書きました。

blog.onpu-tamago.net

ただ、オンラインでのイベント開催が盛んに行われるようになると、交通の便はそれほど重要な問題ではなくなる。

地理的に情報にアクセスしづらい人も、関わろうと思えば比較的容易に技術情報や、その楽しさ、他人の考えに触れることができるようになる。

これはとても面白いことだな と思うのです。

もちろん、オンラインで発信されていない情報は、相変わらず個人ではアクセスしづらいですし、それでも本当に興味のない情報はそもそも当人に見えてこないのでアクセスできないのですが。

もっといろんなジャンルのイベントを開きたい。多くの人にオンラインの可能性を感じて欲しい。

わたしは、もっといろいろなジャンルの情報が、オンラインで入手できるようになるといい と思っています。

たとえば地域の情報、おいしいお店などの超ローカルな情報から、子育てに関する情報、公園や美術館など地域施設の話し、地域行政の話しなど、ひょっとしたらブログで書いている人もいるかもしれないけど、映像で見ないとどうにもピンとこなかったり、興味のない人には引っかからない場所にしか書かれてなかったり。 そんな情報が、オンラインイベントにすれば案外見つかるんじゃないかという気がしています*2

そして、それを見てより多くの人が「オンラインで、ZoomやSkype、discordなどを使えば、こんなことができるんだ」ということを感じて欲しい。

それは、ITリテラシーの向上を図る、わたしたちまちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.の目的とも合致しています。そうやってオンラインツールをもっと活用すること、オンラインツールの可能性を知ることが、結果ITツールをちゃんと使える人を増やすことに繋がっていく。

今回の騒ぎは、事象自体は良いことではないけれど、その点ではちょっと期待をしています。

インフラ面などに残る大きな問題

ところで、ちょっと前Twitterで、「オンライン授業が禁止された街」の話を聞きました。

www.facebook.com

理由は「オンラインにすると、Wi-Fi環境を求めて学生が家を出てしまうから」とのこと。

実際わたしも、まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.の内外で家に固定通信環境がない人とたくさん話しているので、そういう環境があるんだな ということはわかります*3

技術を使う というのは非常によいことなのですが、結局どこかで、その環境を持っていない人に合わせなきゃいけなくなる局面が来る。

それを今まで放置していたツケが今来てしまった というのは、残念でなりません。

ただ、今回それが浮き彫りになったことは、ひとつの発見だったのかなと思います。二度とこういうことが起こらないよう、認識を変えていかないといけない。

そのためにも、今できる限りの人がITに触れる。オンラインツールの可能性に触れる。

それが今できることなのかな と、思っています。

ITとの関わり方、ITの活用方法がちょっとかわった未来を目指して

今このような事態になって、仕事の仕方も、捉え方も、ITツールの使い方も、すべてを考え直す必要がでてきた。

昨日Zoomのイベントでそんな話をしていました。

不用意に外に出られなくなって、可能であればリモートで仕事をするようになって、いろいろなものの捉え方、考え方が変わっていく時期になっている と思います。

だからこそ、この騒ぎが収まったとき、もうちょっとITツールを使える人が増え、もうちょっとオンラインの可能性が認められる世の中になればよいな と、わたしは思います。

*1:わたしは基本的に本職としてプログラマをやったことがないので、現場の技術などの話題で集団ができてしまうと話の輪に入れず孤立しがち

*2:あと、イベントにすれば間違ったことを言ったとき、外部から指摘が届きやすくなる という可能性もある気がしています

*3:もちろん、その中に学生さんがいる ということも