先日5月2日3日は、神戸の方々が中心となって開催した、078Kobeというイベントに参加しました。
このイベントは、もともと2017年からこの時期に開催されているオフラインイベントで、映像・音楽・食など様々なものに関するカンファレンスや展示などのイベントが合わさった合同イベント。今回はオフラインイベントが開催できなくなったため、できるものだけでもオンラインにということでオンライン化したイベントとのこと。
結果、clusterやStreamYard、Zoom、Airmeetなど、様々なツールを使った大規模なイベントになりました。
土日にはちょうど様々なイベントの予定があり、部分的にしか参加できませんでしたが、StreamYard配信でも視聴者のコメントを積極的に拾い上げてくれるなど、とても臨場感があって、楽しかったです。
また、わたしも今後SBC.や個人でのオンラインイベントの開催も検討しているところでしたので、今回イベントツールの特徴や使い方についてなど、いろいろ勉強になりました。
参加者の方も関東からの参加が多かったそうで、オンラインイベント、結構良いんじゃないか ということがわかるイベントにもなったと思います。今後9月に予定をしているオフラインイベントでも、どこかしらオンラインイベントで展開する予定があるそうで楽しみです。
最近のオンラインイベント
SBC.コラムにも先日書いたのですが、最近地域にもオンラインイベントが増えてきています。
横浜でわたしが知っているところとしては、横浜コミュニティデザイン・ラボとか、こまちカフェとか、Kosha33ライフデザインラボとか。日曜日はちょうど保土ケ谷のKikcafe のイベントにも参加していました。
たぶんまだまだ続くこの状況、ひょっとしたら今何もしてないコミュニティは忘れられてしまうのではないか というくらいたくさんのイベントが開催されています。
普段「さすがに現地に行くほどでは・・・」と思っていたようなイベントにも気軽に参加できる というのはいいですね。
知らない人とは繋がれるけど・・・
ただ、最近思うのは、こうやって「今まで会ったことがない人に会って、知識の範囲を広げる」ということはできても、「今まで会ったことがある人」と話す機会はなくなってしまったな ということ。
いろいろなイベントに参加して、今まで見たことのないコミュニティの人と話す機会は確かに増えたのですが、とくに普段からわたしがよくいるような、ふらっとステーション・とつかやSBC.イベントに参加してくれたような方々はそのような場にはおらず、結局「今まで会ったことがある人」には話せない。
自分自身は今まで見られなかったものが色々見られるのは楽しいのですが、その感想を共有する機会があまりないのはなんというか、寂しいな と。もちろん元々そんな機会そんなになかったと言えば、そうなのですが・・・。
インターネット上の交流をより実りあるものに
また、最近思ったのですが、ZoomやTeams、YouTube Liveなどのイベントは、その人のソーシャルな活動と接続できないので、その場だけのつながりになってしまいがち。
Facebook LiveなどだといちおうFacebookアカウントと繋がることはできるのですが、「リアルな場で会った人以外の申請はお断り」としている人も多く、なかなか「イベントで面白い人を見たからフォローしよう」とはなりづらい(さすがに最近はそういうポリシーを変えてきた人もいるとは思いますが)。
もちろん名前で検索するなり、SNSのアカウントをチャットで交換しておくなり、Webミーティングの背景に自分のSNSに飛ぶQRコードを掲載したりと、繋がる方法は一応あるのですが、それ自体珍しく、やはりその場だけのつながりになってしまうことが多い。
せっかくZoomのブレイクアウトルームなど、人とじっくり話す機会は増えたというのに、その人とその後話し合う機会はむしろ減ってしまった というのもまた、とても勿体ないな と思います。
やがてシステムが解決するようになるのかもしれませんが、インターネット上の交流がその場で終わらないようにしたいなあ と思う今日この頃。