高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

CoderDojo 中野 成果報告会に参加してきました

3月27日(水)は、東京都中野の中野サンプラザで開催された、プログラミングができるようになった未来の話(CoderDojo 中野 成果報告会)に参加してきました。

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このイベントは副題の通り、CoderDojo中野の成果発表会。いつもCoderDojo中野で活動している小学校中学年~中学生による、成果発表会でした。

CoderDojo中野のみなさんは、Scratchをやっていたお子さんが多く、今回の成果発表はScratchの作品が主でした。

とはいえわたしが普段講座で使っているような「初期表示されている猫のキャラクターをちょこちょこといじっただけ」みたいなものではなく、しっかりとしたストーリーがある力作揃い。また、その他にもAndroidJAVAを使っているお子さんもいて、色々なことをやれる環境があるんだなあ と思いました。

発表のあとには司会の方が適宜質問を挟んでくれており、わたしのような部外者にも流れが分かりやすくて良かったなと思います。

CoderDojoの力

今回はあちこちのCoderDojoを巡っている という人もオブザーバとして参加していました。

その方は興味が高じてUnityやRuby on Railsなどでのアプリ開発にも挑戦されているようで、学生さんがCoderDojoに触れられる場 というのの存在はでかいな と思いました。

今回の発表会を通じて

今回の発表会を通じて、このようなプログラミングに触れる場はとても重要だと思うと同時に、ここでプログラミングの楽しさに気がついた子どもたちがより活躍できる場を作っていく必要があると感じました。

今回参加された別のCoderDojoの方も、無線LANのある会場が見つけられず、無線LANは自前のモバイルルータを使っていたとか。Scratchだと巨大なデータのダウンロードはないので良いですが、今回あったようなAndroid Studioのセットアップなどが入ってきたりすると厳しそうです。

また、地域コミュニティスペースの型はITについての関心が薄く、このような地域コミュニティとIT関係の活動で関わるに当たり、いろいろやりづらい点があっただろうなあ というのはなんとなく想像できます。

CoderDojoでしか話せない?

また、CoderDojoでしか技術的な話ができない というのもそれはそれでつらいだろうなと。以前小中学生Ruby講座を見学に行ったときに聞いた「学校でプログラミングの話ができない」という不満の話を思い出しました。

もっとCoderDojo以外の場所も、プログラミングをする人にとって、居心地のいい地域を作る必要があると、あらためて思います。

今後に向けて

今後に向けて、わたしもCoderDojoコミュニティと関わっていきたいと思いました。

横浜市内にも実は、横浜中央、戸部、保土ケ谷や新羽・小机・長津田・鴨居やあざみ野と、CoderDojoがいくつかあります。

coderdojo.jp

しかしなかなか接点が持てず、わたしも、まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.としても、上記のCoderDojoとは接点が持てていません。今後に向けて、わたしももっとこのようなコミュニティと関わってみたいなと思いました。

そしてその他にも、Scratch Dayなどをはじめとした様々なScratchコミュニティと関わっていくことも、やってみたいなと思います。

そして引き続き、ITツールを地域展開を進め、よりITパワーユーザーがいやすい地域環境の整備を行っていきたい と思います。

直近の活動

詳細なプログラムはまだ未定ですが、今後、6月15日(土)に開催されるいそご地域活動フォーラムで、パソコンでできること・最新技術がなんとなくわかる、パフォーマンスイベントの開催を予定しています。

cgi.city.yokohama.lg.jp

このようなイベントを通して、地域の人がよりITに関わり、ITパワーユーザーが居やすい場所作りのために、活動していきたいなと思います。

もし、ご興味がおありの方、いらっしゃいましたら、私またはほかのまちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.メンバーまで是非お声がけください。