表題の通りですが、先日8月14日の政策デザイン勉強会より、SlideshareからSpeakerDeckに引っ越しました。
引っ越した理由は主にSlideshareに「スライドの差し替え機能がないこと(削除されたらしい)」なのですが、かねてよりいろいろいい評判を聞いていたので、カッとなってしまい、つい・・・。
というわけで、乗り換えた
というわけで、勉強会の最中にアカウントを作り、スライドをあげました。アカウントは以下となります。
使っていて結構いいなと思ったので、随時古いスライドもあげていっています。スライドをあげていく課程で昔のスライドを見て当時を懐かしむなどしていましたので、よろしければ昔のスライドもご覧ください。
SpeakerDeckのいいところ
というわけで、今更ですがSpeakerDeckのいいところ
スライドの差し替え(再アップロード)ができる
一番のきっかけですが、スライドの差し替え(再アップロード)ができます。アップロードしてみてちょっとミスったな 発表直前に先走ってアップロードしたもののちょっと直しちゃったな というときなど結構便利。
UIがとてもシンプル
次にいいなとおもったのは、とにかくUIがシンプルであることです。
新しいスライド(deck)のアップロード画面もタイトルと詳細、カテゴリと日付、そして可視性の選択画面だけと非常にシンプルです。
一方、Slideshareはタイトルと詳細、カテゴリのほか、ライセンスとタグなどいろいろ項目があります。ライセンスについては一度アップロード後に再度編集画面にはいったときしか変更できなかったので、地味にめんどくさいんですよね。
日本語ファイル名のファイルがアップロードできる
Slideshareは日本語ファイル名のファイルをアップロードするとエラーになってしまいますが、SpeakerDeckはエラーになりません(その代わり、タイトルなどにはファイル名は反映されません)。
自分はふだん、スライドのタイトルをそのままファイル名にして資料を書いているので、これまた地味に便利。
スライドの発表日を変更できる
実は三番目に気に入ったのがここ。スライドの発表日をアップロード時に指定することができます。
ということは、昔自分が書いた資料をアップロードして、スライド一覧を作ることができるということ(Slideshareではスライドの順番や日付はあとで変更できないため、アップロード順にスライドが並んでしまいます)。
せっかくこういう場所があるのであれば今までのスライド全部を上げて、ギャラリーっぽくするとともに、過去書いたスライドを参考にするときに使いたかったので、これができると非常に助かります。
スライドの共有ボタンが近い
あとは些細なことですが。スライドをアップロードしたあと、共有ボタンまでの距離が近い。
対してslideshareは一度「Share」ボタンをクリックしてから共有先を選ぶ必要があり、ちょっと面倒くさいです。発表の前後は色々忙しいので地味にめんどくさかった。
スライド一覧にて、スライド上のマウスオーバーで、簡単にスライドページがめくれる
スライドの一覧(My deck)のページでスライド上にマウスオーバーすると、簡単にスライドページがめくれます。これ、見た目もカッコよくて良いですね。
自分のスライドにおいて「これ、どこに書いたっけ・・・」とサラッとめくってみるときなどに便利そうです。動作としても気に入ってます。
スマートフォンにも対応。アプリを入れろと迫ってこない。
また、SpeakerDeckは最近スマートフォンにも対応したようで、スマートフォンで見るとちゃんと専用レイアウトになります。
また、アプリのインストールを迫るような告知も出ません(slideshareはちょくちょく出る)。
SpeakerDeckの悪いところ
まあ、とはいえいいところばっかりではないのでちょっと弱点も。
Edgeで動かない
Edgeだとアップロードが終了しません。ノートPCではリソース節約のためにEdgeを使っているのでちょっと厄介です。
PDFしかアップロードできない。
PPTX形式をそのままアップロードすることができません。とはいえ、slideshareもPPTXファイルをそのままアップロードすると日本語が変なフォントで表示されるなどの問題があったので大して気にはならないです。
一気に複数スライドをアップロードできない
slideshareでは複数のスライドをいっぺんにアップロードすることができるのですが、SpeakerDeckではできないようです(まあ、そうそう使うことは無いでしょうが…)
ブログへの埋め込み時、やや左右が抜け落ちてしまう
ブログにスライドを埋め込んだとき、ほぼ正方形で埋め込みされるので、左右が切れてしまいますね。詳細はスライドページを見ればいいのでそれほど問題ではないのだとは思いますが…。
ということで、問題点もあるにはあるものの、個人的には気に入ったところが多いので、今後はSpeakerDeckを使っていく予定。
と、調子に乗って過去スライドをじゃんじゃんアップロードしていたところ、すべてのスライドがDraftになり変更できなくなるという問題が発生。公式に英文で問い合わせたところ、スパムフィルタに引っかかってしまったようです。
お引っ越しのためなどでも一気に複数スライドをじゃんじゃんアップロードするのは控えた方が良さそうです。
それにしても、英文のメールでもGoogle翻訳の力である程度怖がることなく書けるのだから、いい時代になりました。
SpeackerDeckからの英文メールに返信した。
— 高見ちえたん (@TakamiChie) 2018年8月18日
多少英文が読めれば、Google翻訳の内容を割とそのままつっこめるので楽になったな(Google翻訳のままだと語順や固有名詞がおかしくなってたりするので確認は必要)https://t.co/MDEvbqur17
とはいえ、固有名詞は翻訳されておかしくなることがあるため、「」で囲むなど、翻訳の悪影響を受けにくくする工夫と、送信前の全文チェックは必要です。