本日7月11日(土)、おんぷ村をいろいろリニューアルしました。トップに現在販売しているの作品を表示するようにしました。その他一部記事を統廃合しました。
内部的には、CMSをMODxからPicoに変更しました。そのせいか結果的に少しだけ表示が速くなったような気がします*1。
ちなみに、RSSについては、今までと同じく以下のURLからアクセスできるようになっています。ただ、フォーマットが多少変わっているのでRSSリーダーによっては不具合を起こすことがあるかもしれません。
Picoとは
以前ちょっと紹介していましたが、Picoとは、MarkdownファイルベースのCMSです。サーバ上に配置したHTMLテンプレートとMarkdown形式の原稿ファイルを組み合わせて、ページを生成することが出来ます。そのため、管理画面というものが存在せず、自分はPC上で記事ファイルを書き、サーバに配置するだけで更新が出来る というシンプルな仕組み。
また、データベースも一切利用していないので、どんなサーバにもPHPさえ動けば配置できるのが特徴。Markdownファイルさえ配置すれば更新したことになるので、外部ツールを作って記事の自動更新などが非常にやりやすくなる という利点もあります。
自分の修正・機能追加部分
さてそんなPicoですが、前の記事に書いたとおりシンプルすぎてそのままではブログ以外に(ちょっと機能的なブログ自体にも)使えないという問題があります。
そのため、こちらでいろいろ機能追加を行いました。
具体的には以下のような感じ
- プラグインを追加して機能追加
- タグ機能
- 記事にURLを添付出来るようにした*2
- パンくずリスト
- 現在表示している記事のディレクトリとそのサブディレクトリの記事のみを一覧表示するようにした*3
- Picoが生成する記事内のh1~h6タグのレベルを変更する機能*4
- 画像を画像ディレクトリではなく、記事ファイルのあるディレクトリから直接読めるようにする機能
- Picoが生成する記事内リンクに、外部へのリンクを定義できるようにする機能*5
- Picoが生成する記事内に特定の日付からの経過年数を表示可能にする*6
- RSS出力機能
- 現在の年月日を出力する機能
- ページのパスなどの情報をHTMLテンプレートで利用する機能
- 原稿ファイルのソート機能
- Picoの外部機能として追加した機能
- ページの自動生成機能
- Githubのリポジトリ一覧を記事に変換
- Slideshareの記事一覧を記事に変換
- Youtubeの再生リスト一覧を記事に変換
- BitbucketへのPushを契機にサイトを更新する機能(サーバ側でgit pullを呼ぶだけ)
- ページの自動生成機能
とりあえず、今まで自分が作成・フォークしたプラグインや追加した機能は、全部Githubにあげてありますので、気になる方はそちらをご確認ください。
プラグインによってはREADMEに使い方が書いてありますので、恐らく別の環境でも使えると思います(ろくな説明がかいてないものもありますが、それらについては追々ちゃんと書いていこうと思います)。
今回の拡張のおかげで、Githubに新しいリポジトリを作ったり、slideshareやYoutubeにコンテンツをアップロードすると、自動的にサイトが更新されるようになりました。
また、原稿についてもリポジトリ(Bitbucket)へのPush時に自動的にサイトを更新するようにしましたので、基本的にサーバにアクセスする必要がなくなりました。これでサイト更新が今までよりちょっとマメに行えるようになった と思います。
せっかくこれでマメに記事を更新できるようになったので、もう少し頻繁にサイトの方も更新していこうかな と。あわせてプラグインも作りやすい環境になっているので、SNSやブログなどとの連携についても、追加していければなと。