先週1月22日(金)は、東京港区は三田にある、芝の家に行ってきました。
以前から、横浜以外のコミュニティカフェについても調べてみようということで、こちらのコミュニティカフェの一覧を見ながら各地のコミュニティカフェを訪問しています。そこで東京ではじめて訪れたのがこちらのコミュニティカフェ。
こちらは、ふらっとステーション・とつかや港南台タウンカフェとは違い、とても家庭的なスペース。外の人との会話もできる縁側がとても印象的な場所でした。
運営している方は、地域に住むお母さん。こちらは比較的若い方が来ることが多いそうで、小学生~大人まで幅広い人がきているようです。
今日は週に一度の延長営業日、よるしばということで、晩ご飯までいただいてきました。
コミュニティカフェとして
芝の家では、100円のコーヒー、10円前後の駄菓子を販売しています(お茶は無料)。ほかのものは、とくに販売などはない模様。
なお、よるしばは会費300円となっています。とても安いです。
サイトによると、ほかにも昼間はいろいろなイベントを開催しているようですね。
当日は人が少なかったのもあってか、非常にゆったりとした雰囲気。自分の活動やふらっとステーション・とつかについてなどを話しながらゆっくり過ごせました。
地域の拠点として
今回こちらでしばらくゆっくりさせてもらっている間、たくさんの地元の人とすれ違いました。学校帰りの小学生や、地域のお年寄り。買い物帰りの親子など。すれ違った人とも話せる縁側の存在がとても活きているように感じました。
近くに小中高校があることもあり、下校中にここを通るという子も多く、学校の子どもたちが沢山やってきては、縁側でちょっとした会話をしていました。こういう雰囲気は小箱スペースがあり外とは隔てられているふらっとステーション・とつかや、そもそもビルの二階にあり外からアクセスがしやすくない港南台タウンカフェにはない良さだなと思います。
東京とはいえ、地域は地域
今回来場者さんと話していて感じたのは、東京とはいえやはり、地域は地域であるということ。いままでなんとなく、地域活動の種類は東京も横浜もそれほど変わらないな と感じていましたが、まさにその通りだなと思いました。
理由は、会話の話題。内容が戸塚や港南台タウンカフェでかわされる会話と、あまり変わらない。普段会う人とは年齢層が変わるためちょっと内容は違いますが、別に東京だから話題が違うとか、東京だからみんなある程度デジタル機器に詳しいとか、そんなことは全くないんだなあと思いました。
東京の地域と、東京で働く人
そう考えると、東京に住む人々と、東京で働き、さまざまなITイベントを開く人たちを、繋ぐことはできないだろうか?とも思いました。
横浜と違い、東京ではITイベントがとても身近。であれば、そのような場所と、地域がもし繋がれば、横浜よりも簡単にさまざまな技術に触れられる人が出てくる。そう考えると、東京にも何らかのかたちでアクションを起こしてみたいな と思いました。まあ実際そう簡単に関われるほどの時間もお金もないんですが。
こういう「場所」を支えるということ
それから、こういう場所を作って、支えて行くにはどうすればいいんだろうな と思いました。
当日はこちらの運営の状況についてまでは知ることができませんでしたが、こういう「少し暇ができたときにふらっと立ち寄れる場所」かつ「入るためのハードルが低い場所」は、とっても貴重な存在であると思います。でもだからこそ、どうやって存続させていくのかがとても気になってしまう。
もし仮にこういう場をそばに作るとして、運営はどうすればいいんだろう?活動資源はどうやって確保しよう?なんてことも考えました。弘明寺にも、ときどきコミュニティカフェを立ち上げる話しが出てきています(2年前自分も関わってはいますが、実はもっと前にも計画だけあったらしいという話し)。
上大岡の港南台タウンカフェや戸塚のふらっとステーション・とつか、金沢文庫のさくら茶屋や大倉山の大倉山ミエル、どこからもそこそこに遠く、全年齢的に関われるコミュニティの拠点がない弘明寺という場所にも、このような場所が作れれば・・・。自分も他にあちこちで活動するためこのような場の運営に関わることはやめよう と思っているのですが、ついつい気になってしまいますね。