高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

ふらっとパソコン道場大型版

1月30日(土)は、以前ブログに書いたとおりの、ふらっとパソコン道場大型版を開催しました。

当日はふらっとステーション・とつかの会議室を使ってのセミナー形式講義。ただ、結局来場者は2人(前半:1人、後半:2人)。告知の不足もあったと思いますが、ふらっとパソコン道場に来られる方々の要望に応えられるイベントではなかったなあ と感じています。

そもそもの着想

今回のようなセミナーイベントを開催したのは、ふだん毎月開催しているパソコン・スマートフォン等の相談コーナーで、同じような質問が何度もあったから。
パソコンやスマートフォンに関する知識って、学校の授業のようなもので、基礎を覚えてないと、せっかく新しい知識を覚えても、結局知識が定着せず、すぐ忘れてしまう。
特にスマートフォンは、アプリやOSのバージョンアップで画面構成が変わってしまうことも多い。そのため、なるべく忘れないように、画面構成ではなく仕組みを覚えてもらいたい。そのための考えかたや基礎知識を身につけて欲しい ということで開催したのがこちらのイベントです。

とはいえ・・・

冒頭にも書いたとおり、残念ながらあまり人は集まりませんでした。自分がほかの作業で手一杯なのもあり、あまり告知に関われなかったのもまずかったな と思いますが、やはりパソコン道場にいつも来る人の要望を満たせなかった というのが大きいのかな と。

というのも、ふらっとパソコン道場に普段来られる方は、やはり「わからないところをピンポイントに教わりたい」という方が多い。そのため、今回のように「ベースとなる知識を覚えてもらう」というタイプの講義の受けは悪かったと思われます。とはいえ実際には、ベースの知識がないと、ほかのことも覚えられない(覚えても結局忘れてしまう)というのがこのようなデジタル機器だとは思うのですが。

デジタル機器は車?

今回の説明にも使いましたが、デジタル機器は車のようなものだと思っています。基礎を覚えなければどの用途にも使えない(≒運転できない)。そして、事故や工事などの要因により、いつもやっていることがいつもどおりできるとは限らないこと。特にインターネットなどでは、自分の不注意が自分や他人に危険を及ぼす可能性があること、多くの面で車に近い性質があるもの と、思っています。

今回のセミナーでは、基本的にパソコン・スマートフォン=車やバイク ということで話を進めていきました。まあ、参加者は少なかったので、このたとえが良かったのかどうか、あまり反応は得られませんでしたが、ひとまずある程度は正確な答えだったように思います。

今後に向けて

とりあえず、今回のような感じだと、ふらっとステーション・とつかでは、特にデジタル機器関連について、このような形のセミナーを開くというのは難しいのかな と思いました。そのため、今後もしばらくは、従来通り月2回のパソコン・スマートフォン相談コーナーを続けていこうと思います。

あとは、告知について。確かに自分がまったく告知に関われなかったのは課題ですし、告知を担当する人も何人か集められるようにした方がいいですね。とくに自分には、インターネット経由の知り合いや、ある程度パソコンやスマートフォンを不満なく使えるレベルの人のつてはありますが、そうでない人に向けたつては少ないですので。


とはいえ、そういう「わからないところをピンポイントに聞ければいい(≒ほかの情報は知りたくない)」という人にも基礎を知ってもらわなければならないわけで。このような人たちに向けた対策は今後も考えていく必要があるなと感じました。