高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

次のステップを案内する

昨日はVoters Bar Yokohama ver.2というイベントに参加。いつものさくらWORKSのイベントです。

日々地域について活躍している神奈川県議会議員横浜市会議員の方々と飲みながらコミュニケーションを取りましょうという企画の横浜版第二回目。

Voters Bar Yokohama ver.2

ということで、横浜市議会の人や神奈川県議会の人を囲み、政治/政治家に関する質問や、現状の問題・課題について話しました。

そんなイベントのあとで、「今後に向けてのソリューションが出てこなかったのが気になった」ということを聞きました。さくらWORKSのイベントに多いことで、たしかに課題はたくさん挙げられるものの、その課題を解消するための策が出てきたり、事後団体が出てきたりはしないことが多い。まあ、主催の団体が今後の活動に活かす ということは、あるのかもしれませんが。

「で?」で終わるイベント

こういうグループトークのイベントにおいて、「で?」で終わってしまうというケースはとても多いと感じています。その場では凄く盛り上がって「こうすれば良いんじゃないですか?」という案も出てくることはあるものの、結果的にそれが先に繋がることはない。だから、終了後、「で、どうなったの?」ということは特にない。
もちろんそれでも個別に得るものというものがあったり、翌日からの過ごし方が変わったという人もいるかもしれませんが、大抵はそのままなのではないかな。

参加者への「おみやげ」

イベントを開くときは、参加者への「おみやげ」を考えておく必要がある。おみやげが明確でないと、結局「で?」で終わるイベントになってしまいがち。


たとえば日本Androidの会横須賀支部であれば、
スピーカーには「スピーチをするという経験」と「自分の意見をまとめ、発表する機会」、それから「アンケートや動画でのフィードバックや今後のスピーチ力向上に役立つ材料の提供」。

参加者にはダイレクトに「Androidやその他モバイルデバイスの活用事例」など、「モバイルデバイスをよりよく使うための情報」という「おみやげ」を用意しています*1

ただ、イベントをやる場合は、このように明確な「おみやげ」を用意することを考えておいたほうがいいのかな と。

次へのステップ

冒頭の「今後に向けてのソリューション」といえるほどカッコいいものになるかどうかはわかりませんが、今後に向けて、せめて「次へのステップ」を紹介できるようなイベントづくりをしたいな と、それを聞いて思いました。

とくに、今度やるスマートフォン懇親会Specialなんかは、いつものスマートフォン懇親会と違いそこそこ規模の大きいイベントです。特に気をつけたいところですね。

*1:まあ、(特にスピーカーに向けては)こんなものでは足りないと思っているので、もっとおみやげを用意できるように、検討はしているのですが