38回目のSBCast.は、明星和楽の松口健司さんでした。
松口さんは、明星和楽という福岡の都市型フェスティバルのオーガナイザーとして活躍されている方です。
都市型フェスティバルの特集は前回の078Kobeに次いで2回目。この勢いで北海道のNoMapsや沖縄のLeapDayのお話しも伺ってみたいですね。
続きを読む先月はアドベントカレンダーなどでおやすみしていたSBCast.振り返りを再開。
37回目のSBCast.は、CRファクトリーの呉さんでした。
CRファクトリーは、コミュニティの運営について様々なセミナーや、コラムの発信などを行う団体。
東京のCRファクトリーのオフィスでもイベントをやっていますが、YOKOHAMA SOUPや横浜市内のイベントなどでちょくちょく団体の方をお見かけしていました。
わたしも2008年からイベントに関わっており、一度SBCast.でもお話しを伺ってみたいと思っていた団体の一つ。年末ということで、呉さんをお呼びしてお話しをお伺いできて、とてもよかったです。
続きを読むさて、2021年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
さて、まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.理事としての新年の抱負はすでに書いたので、こちらではあくまで個人として。
去年はなんだかんだ、いろんなことがあった一年でした。
外出の予定が極端に減り、滅多に家から出ない日々。その代わりに開催される様々なオンラインイベント。
フリーランスになって以来、ゴールデンウィークをはじめてゴールデンウィークらしく過ごせたというのが、非常に印象に残っています*1。
地域の様々なコミュニティがオンラインイベントを開催するようになったり、まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.としてもそれら団体を支援するようになった昨年。
いろいろな種類のイベントを席に居ながらにして楽しめる というのは、とても大きい。
続きを読む昨日12月27日(日)は劇団ノーミーツの演劇、それでも笑えればを見てきました。見てきたと言っても家からですが。
劇団ノーミーツさんの演劇は初回の門外不出モラトリアムから毎回見ていますが、今回もまた楽しかったです。
Zoomで、リモートでの生活下での物語設定というのは、今だと共感する人も多いのではないかなあと思います。観劇中他の方がコメントされていた「他の人のZoom(ミーティング)をのぞき見してる感じ」というのが、まさにそんな感じ。
今回はお笑い芸人という人たちがこの状況下で何を感じているのか ということを感じることが出来、とてもよかったなと。
途中選択肢によって見えるものが変わってくる(他の観劇者のコメントによると、見える物語ごと変わったらしい)という仕掛けはオンライン演劇ならではだったな と。
続きを読むこのブログはまちづくり Advent Calendar 2020 - Adventar25日目のブログです。
さて最終日は、まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.で今後やっていきたいことについて書いていこうかなと思います。
最近まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.を通してやっていきたいなと思ってることは、こんなところか。
オンラインの場の創造と、そこに集まる人を増やすこと。そして、オンラインでも地域を体感できるようなイベントを行うこと。
こんな感じを考えていきたいなと思っています。
続きを読むこのブログはまちづくり Advent Calendar 2020 - Adventar22日目の記事です。
今回は、今年行われていた様々な都市型フェスティバルなどのワンデー以上のカンファレンスイベントについて、振り返ってみようと思います。
今年は基本的にすべてのイベントをオンラインで ということで、様々な都市型フェスティバルやIT系イベントがオンライン開催となりました。
その結果、自宅に居ながらにして神戸や福岡、北海道や沖縄などの都市型フェスティバルや、大阪中心で行われているITイベントなどに参加できるようになりました。
個人的にはこうやって多くの人の意見や疑問に触れることができたというのは非常に良いことだと思っていて、なんだかんだリアルイベントでも話しに入り込めず浮いてしまいがちだったわたしには、非常に嬉しいことと思っています。
たしかに直接リアルイベントで会ってお話しすると、そこでしか見られないもの、話せないことなど、そこでなければ得られないものは多いのですが、その代わりに時間やお金など、失うものも少なくない。だから「知らないイベントには、まずオンラインで参加できる」という今の感じが、なんだかんだ心地よいなと思っています。
個人的には今後、来年以降も、こういったかたちでのイベント参加ができたらな と思います。もちろん今後、オフラインでのイベント開催などはまた、再開していくかもしれませんが。
今年行われたイベントで、自分が参加したイベントは、次のようなもの。
もちろんそれ以外にも2,3時間程度の短いイベントなどには沢山参加していますが、書き出したらキリがないため、この程度で。
オンラインイベントでは、そのときそのときで様々なツールが使用されました。
こちらについても振り返ってみようかなと。
オンラインイベントで使用されたツールと言えば、一番多かったのは、Zoomかな と。
発表者と参加者があつまり対話する形式のイベント、ウェビナーのように登壇者数名が話し、それ以外はコメントなどで質問を行うイベントなど、様々なイベントで幅広く使用されました。
個人的には特にウェビナーにはもっといいツールがあると思っていますが・・・ ただ、Zoomでのイベントの一番の魅力は登壇者と発表者の間の通信遅延の少なさ。
リアルタイム性を追求したイベントではZoomが多かったな と思います。
また、ウェビナーの中には、YouTube Liveで配信されているものを視聴者は見るだけ というものも多かったと思います。
その場合も、視聴者はそれぞれの配信のコメント欄から意見や質問を投げかけることができ、ファシリテーター次第で参加している感を醸し出すことができました。
これら配信の背景には、ZoomやStreamYardといったツールを使用している例が多かったと思います。
それぞれのツールにYouTube Liveへの配信機能があるので、それを使用して配信 という感じ。
さらにStreamYardだと、配信サイトのコメントを配信スタジオサイトから閲覧・画面に表示することもでき、ファシリテーター次第でかなりライブ感のあるイベントを演出できます。
個人的にはこのへん、078KobeやPeatixライブイベントの没入感は目を見張るものがあったなあ と。
人によってはZoomの映像をOBSで加工して配信している という例も見受けられましたが、努力に見合うほどのメリットは得られなさそうだなあ という印象。
そのほかにも、様々なツールが使用されました。
とくにAirmeetやRemo Conferenceは、オープンなフィールドに並ぶテーブルのうち、どれかを選んで着席、その場にいる人とビデオ有りの会話ができるというもの。
078Kobeでは直前のカンファレンスの登壇者との歓談スペースやイベント終了後の懇親会、SDGsオンラインフェスタでは、関係する様々な人との交流に使われていました(AirmeetとRemo Conferenceの主な違いは、料金体系の違いくらいです)。
oViceやSpatial.chatはバーチャル空間の中で参加者と会話ができるサービス。距離の概念があり、近い人の声ほどよく聞こえるという、リアルの懇親会に近い感覚が味わえるサービスです。こちらも双方料金体系が違いますが、それ以外の機能は最近のバージョンアップによって大した差がなくなっているようです。
また、大規模なイベントで使われている例は見かけませんでしたが、Discordで声だけ参加のもくもく会をやっている場所もあります。こちらはカメラがないことからとくに身支度を必要とせず、PCのスペックを要求することもないため、また新しいイベントのスタイルだなあと思いました。
サービス自体がiPhone専用なので参加できませんでしたが、DABELでの談話室 というものも良さそうだなあと思いました。まあプラットフォームを固定してしまうので、だったらDiscordでも・・・という気はしますが。
オンラインのイベントにも様々な種類があります。
討論型のワークショップやセミナータイプの勉強会や発表会、果てはパブリックビューイング会場としてオンライン会場を使うなど、様々なタイプのものが存在しました。
このあたりもオンラインイベントの多様性を特徴付けるものだったと思います(リアルイベントだと大抵ワークショップかセミナーの二つくらいしかないので)。
ただ、面白い取り組みをやっているところはあっても、それが他のイベントで使われている ということはなく、あまりあちこちに波及していなかったのはちょっと勿体なかったかな。
078KobeやPeatixイベントの没入感あるコメントの表示方法や、Airmeetを使った交流会・カンファレンス登壇者との歓談スペースなど、面白い取り組みが、もっと色々なところであれば、もっと面白いものも生まれてくるだろうなあ と思いました。
まあ、このあたりはまだ、主催者もみんななんだかんだ手探り。今後もっと、面白い取り組みが出ていくんだろうなあ と思います。
ところで以前わたしがゲスト出演したラジオ、Automagic.FMのやすひささんが次のような記事を書いていました。
付箋紙に話の内容を書いていって、対話を生み出すという手法、面白い取り組みだなとは思ったものの、考えてみればそれは、地域コミュニティイベントでときどき行われるワールドカフェと同じようなものなのでは?と。
そういえばIT勉強会でこのようなワールドカフェが行われた事例はあまり聞いていないので、単純にそういった文化が今までITコミュニティになかったということなのでしょうか。
ただ、もしワールドカフェのような手法が考慮されてなかったとしたら、それはそれで勿体ないなあと思いました。
ITコミュニティからもリアルイベントという手段が封じられて、やっとそういう選択肢がみえるようになった ということなのか。
それはなぜ、地域コミュニティから伝わってこなかったのか。
そう思うと、ITコミュニティと地域コミュニティは、もっと混ざり合ったら良いんだろうなあ と思います。
お互いにたぶん「そのコミュニティにしかない特色」というものを持っていると思うので。
そういった特色を交換し合い、共有するためにも、お互いのコミュニティがもっと混ざり合う必要がある。
そうしたら、もっと新しい何かが見えてくるのかもしれない。そこに、より面白く、臨場感のあるイベントの手法があるのかもしれない。
来年に向けて、より二つのコミュニティが混ざり合っていけば、そのための手助けができればよいな と思いました。
このブログはゲームなんでも Advent Calendar 2020 - Adventar18日目のブログです。
以前DevRel Meetupに参加してそのようなことを言ったら「是非ブログに書いて」と言われたのをすっかり忘れてたので、あらためて。
今やゲームジャンルの一つになっているローグライク。その草分け的存在として、不思議のダンジョンシリーズがあります。
原作(?)のトルネコの大冒険や風来のシレンの他、ポケモン不思議のダンジョンやチョコボの不思議なダンジョンなど、派生作品も非常に多く出ています。
わたしはトルネコの大冒険からはじめ、風来のシレン、ポケモンやチョコボなど、一通り最低限は触ってみています。最近だと不思議のダンジョン 風来のシレン5plusとポケモン不思議のダンジョン 救助隊DXあたりがありますね。
で、本題。
この言葉の真意は、「不思議のダンジョンには人生と同じようなものを感じる」ということ。階層=年齢で、序盤は事故による死亡が多く、中盤は落ち着くものの、30階あたりからはなかなかうまく進めなくなってくる。
攻略Wikiなどの他者の活動メモは強力な資料ですが、それでもヒントにしかならず、結局は自分の判断だけがものをいう感じ。失敗してもそうそうやり直しは効かず、うまく軌道修正しつつも続けるしかない。このへんはまさに人生そのものだな と思っています。
様々な事故に常に備える というのも不思議のダンジョンの醍醐味の一つ。
突然ピンチに陥ったり…。
油断が大きなトラブルに発展したり…。
こういうときのトラブル対策の考え方は、現実のトラブル対策にも通じるものがあると思います。
不思議のダンジョンのみならず、ゲームはシンプルに物事を見るヒントになり得る、と思っています。
たとえばファイアーエムブレム風花雪月のスキルレベルの仕組みや資格試験のシステムは、「学校教育ってどういうもの」「資格試験ってこういうもの」というものを考えるきっかけになりました。
その他にも、すべてのパラメータを数値で表現するシステムというのは、現実を見る際のものさしにもなるのではないかと思っています。
もちろん、かならずしも現実のものさしになるとは限りませんが、一つのヒントとして、ゲームというのは有効なんじゃないかな と。