このエントリーはキャリアインタビュー Advent Calendar 2018の18日目の記事です。
14日に引き続き、せっかくのいい機会ということで、いままでの経歴を振り返るとともにブログにまとめてみました。
1.現在のお仕事について
1-1※ 経歴と自己紹介
Adventarから来たという方も(ry
現在やっていること・来年もやること
まちづくりエージェントSIDE BEACH CITY.としては、プログラミング、パソコン・スマートフォン入門に関する講座開催、他団体のイベントサポート。
ふらっとステーション・とつか広報スタッフとしては、パソコン・スマートフォンのなんでも相談受付、ネットワーク設備の管理、広報サポートなど行っています。
これまでやってきたこと
- 某YRPでの某携帯電話会社での携帯電話試験(~2012/9)
- 某携帯電話会社のコールセンター業務(~2018/12)
- 書籍制作(2010~2013)
- Android開発系
- Project Sienaガイドブックなど
特に意識したはずはないのに携帯電話に関わる仕事がほとんどです。
その他、個人でやっていること
アプリ開発は・・・
実際に使うようなアプリを作ることはあまりせず、業務では試験用のテストアプリ制作や、Android開発書籍などの検証アプリがほとんど。
1-2※ 今はどんなお仕事をしていますか?
1-1に同じ。
主に収益につながることとしては
- Python、Electron(Javascript+HTML5)を使ったアプリ開発
- プログラミング講座
- Javascript
- Python
- AndroidJAVA
- PHP
- code.orgやScratchを使ったプログラミング基礎講座
1-3※ どんな頻度でどんな働き方をしていますか?
ほぼ毎日。
最近は土曜日はイベント、日曜日は仕事(今年いっぱいはコールセンター、以降も雑務や時々イベント)が入るため、基本的に休日と決めている木曜日以外は常に何かをやっています。
1-4※ どんな関係者とお仕事していますか?
主に横浜市内の企業・個人、地域間系で活動をしている方々。
1-5※ 今の仕事(仕事スタイル)にしようと思ったきっかけや理由を教えてください
以前の記事に書いたとおり、なっちゃったからです。
そのほかにも、当初から地域間連活動に関わっていたことと、今になってその火を絶やすことはできないと思ったからです。
正直なところ地域関連活動とIT界隈の温度差には若干当初から危機感を感じており、このまま放置しておくことはよろしくない と常々思っていました。
その状況で、週五の仕事をやってられるのか・・・?と思ったところもあります。
1-7 今やっている仕事に必要なスキルはどんなものですか?それはどのように身につけましたか?
プログラミングとパソコン・スマートフォンに関する知識でしょうか。
プログラミングについては、完全に独学。
- 高校3年でVB6に目覚める
- 一年間学校にも行かずにひたすらプログラミングにハマって技術を身につける
- 半年くらいでVB6に飽き、Delphi6 Personalに移行
- 以降、Perl、PHP、JAVA、Delphi7、VB.NET、C#、JavaScriptなどをつまみ食い
- 仕事をはじめてから、AndroidJAVA、Ruby、Pythonなどをつまみ食い
- フリーランスになってから、Docker、LESS、Electronなどをつまみ食い
という感じです。
1-10 今の職場の雰囲気や働き方はどんなかんじでしょうか
職場というと、NPO法人 まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.になりますが・・・(フリーランス活動では職場は自宅のようなものなので)。
割と微妙。まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.は理事の住所が緑区・保土ケ谷・磯子区と離れているためネットベースでの活動がほとんどなのですが、あまりお互いの連絡が取れていないのが現状。たまのオフラインミーティングでそのことを指摘するも、いっこうに改善されない。
これについては文化の違いもあるのだと思いますが(他の理事はネットツールを使ってはいるものの、あくまで地域関連の人なので、ネットベースでの活動が多くない)、どうにかならないものかと日々考えています。
2.過去の仕事について
2-1 転職や仕事が変わった方はどんなきっかけ(心境の変化など含む)で変えたのか教えてください
1-5におなじ。
前職を辞める2,3年ほど前から地域間連活動に関わっていており、その活動の規模も徐々に大きくなってきていました。日本Androidの会横須賀支部の支部長として活動をはじめたのも、この頃だったか。
その状況で週五の仕事は厳しい というふうに思ったのが理由の一つです。
また、地域関連活動とIT界隈の活動を行ってきて、その温度差には若干当初から危機感を感じていました。
できること、知ってること、考え方があまりにも違いすぎる。このまま放置しておくことはよろしくない と常々思っていました。
その後各所でパソコン教室講師をやったり、ふらっとステーション・とつかでスタッフをやったりしていて、本格的にこれはこのままではマズい と思い始めました。具体的には
- あまりにも技術レベルが違いすぎると、(同じツールを使えなかったり、データフォーマットを共有できなかったりして)共同作業することができないということ
- あまりにも無償で動いているものが多すぎるということ
たとえば「これこれこういう形式のデータをくださいね」といってもその通りのデータが来なかったり、微妙にフォーマットから外れたデータが来たり。より効率の良いデータ形式の提案をしても「そんなのわからない」でハナから諦められたりします。
また、地域関連団体からの依頼は大抵無償か、あっても数千円の謝金。この状況は果たして地域にとって良いことなのか と思いました。
事実「地域の担い手(ここでいう地域関連活動を行う個人や団体)が減っている」という話も聞きますし。そりゃあ減るだろう、今の時代老若男女だれだって生活はそれなりに厳しいだろうに。
その結果がNPO理事という現職に繋がったといえます。
3.今後について
3-1 今後5年、10年スパンでやってみたいことは?
こうは言っていますが、NPO法人 まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.は現状、ろくに収益化できていません。
地域関係だとまさにそんな感じだ。金に執着なさ過ぎ。もうちょっと稼ぐことを考えろ、経済を回せ、自分も他人も良い暮らしができる方法を考えろ と。
— 高見ちえたん (@TakamiChie) 2018年12月9日
こうは言っていますが、正直なところ結局「本業は無収入」というのが正直なところです。
収益化はもちろんとして、中期的にはそれで十分に何人かが(副業のうちのひとつ という形式でもいいので)生活できるくらいにはしたいところです。
地域活動は収益性がそもそも低すぎる
地域活動は収益性が低すぎます。NPOとはいえ、ある程度の収益を上げることは許容されていますし、有償で職員を雇うこともできます。
しかし、その給与水準はというと、あまりに低い。時給換算で1000円を超えれば良いところで、超えないケースも少なくない。
以前どこかで読んだインタビュー記事に「NPOだって仕事ができるんです!」と堂々と書かれた年収が100万台中盤だったのが割と衝撃的でした(まあ、フルタイムかどうかまでは読めなかったので、実は・・・ という可能性はありますが*1 )。
ただ、地域活動というのはなんだかんだ必要なもの、とても価値のある活動なのに、無償ないし生活するのに到底足りない賃金でしか行われない という状況はやはりどこか違うのではないか と思います。
それは、生活に(金銭的、時間的に)相当余裕がある人しか地域活動に参加できないか ということになる。副業だのなんだのいわれている時代にそれはやっぱりおかしいと思う。
3-2 今のお仕事を続けていきたいですか?それとも他にもやってみたいことがありますか?
ということで、わたしは今後もこの仕事を続けていきます。というか、続けていかないとどうしようもないのかな と。
とはいえ、それだけではまだ生活をしていける状況ではない。せっかくフリーランスとしてエンジニアをやっているわけですし、フリーのエンジニアとしてさらなる開発も行っていきたいかな と。
また、最近まったくタッチできていない書籍・動画関係にも手を出していきたいと考えています。
3-3 将来的にこんな暮らし、働き方がいいなど理想の形があったら教えてください
話は大きく変わりますが、わたしは最近料理をします。
今は実家にいますので晩ご飯は家族が作りますが、朝ご飯は時間があわないのもあり自分で作っていることが多い。最近は朝寝坊が多くありもので済ますことも多くなりましたが。
個人的には料理も好きで、結構楽しくやっています。ほかの家事については苦手ではあるものの、実家暮らしでなかったときは結構やっていたかな。
ITはせっかく時間や場所を超越して仕事ができるツールですし、そのうち家でNPOの司令塔やその他在宅で業務をしつつ、兼業主夫でもやれればいいなあ と。まあ、そもそも独身なのでそんなものは夢のまた夢ですが。
3-4 今後こんなことをやる予定など野望があったらぜひ聞かせてください
前述の通り
- その他の受注開発
- 書籍・動画製作
加えて
- 個人的に不便を感じているツール・Webサービス開発
- 関わった技術に関する書籍制作。
などもやってみたいですね。
また、可能であればまちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.とは別に、個人事業でも誰かを雇えるくらいにはなりたいところではあります。
4.そのほか
4-1 この人に聞きたいという方がいましたらご紹介ください(ぜひ勧めていただけたらと)
NPO法人 まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.のほかの理事、山口良介 (@maltiman) | Twitterさんと、Cноβёяу (@chobery) | Twitterさんにもお話を聞いてみたいところです とはいえ、時間がないとかなんとかいって書いてくれないかとは思いますが。
4-2 その方の他己紹介をお願いします
とりあえず、よくわからない人というか・・・。
NPO法人 まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.ができる前も、できたあとも、イベントの場でしか出会うことがなく、お互いの思いについてもあまり話すことがなかったりします。
なのでそれも含めて、お話を聞いてみたいところです。
4-3 告知情報
というわけで(どういうわけで)、NPO法人 まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.は、2017年12月20日に設立し、今月20日で一周年を迎えます。12月23日(日)には、一周年記念として、神奈川駅前のしぇあひるずヨコハマにて、一周年記念イベントを開きます。
というわけで、興味のある方は是非参加していただけるとありがたいです ということと。
なにより、NPO法人 まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.にはまだまだ技術メンバーが足りません。「まちづくりの課題をITで解決」と銘打ってはいるものの、外部イベントの支援やイベントの主催以上のことがあまりできていないのが現状。
それはなにより、まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.自体の広報不足もあるのですが・・・。その状況を含めて様子を見てみたい という方はぜひ、まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.で一緒に活動していただければと思います。
*1:ただインタビューされていた人は知人ですので、本人の活動スタイル的にそういうことは考えづらそうだな とは思いました