高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

実は #Ingress やってました。 | まちあるきと人間心理とIngress #ingadv2014

まえおき

このエントリはIngress Advent Calendar 2014の17日目の記事です。昨日はruushuさんによる「Ingressガチ勢への道 | 食う寝る出す読む」でした。

とりあえずIngressの基本的な用語については、軽く触れますが割と流していきます。どうしても分からないという方は、Ingressのヘルプページなり、初心者向けのWikiサイトなどを読んで用語を確認してください。

Ingress実はやってました と言う話。

さて。今までブログには一切書いていませんでしたが、Ingressやってました。緑です。なんだかんだいって、レベルも10になりました。リアルキャプチャ(他のエージェントに現実で声をかけられること)は今のところありません。ただ、「あ、この人敵エージェントだな」という人と遭遇したことは2度あります(こちらの気配を感じたら立ち去ってしまったので、話はしてない)。

ただ積極的に何かするというわけではなく、あくまで目的地への移動中にぼちぼちやってるだけです。故に、この間行われたイベントDarsanaにも不参加です。Darsanaの真っ最中日本が緑のCFで覆われた瞬間には、地元で爆笑しておりました。

ただし、目的地に向かう途中大回りしてポータル攻撃したり、イベントの帰り道に知ってる人がownerのポータルを見つけたからそこに行って攻撃してきたりなんかはたまにしてます。なので、移動歩数が1000~2000歩増えるくらいはときどき(最近は時間的余裕があまりないのとあまりなくそこまで歩数が増えることは少ないのですが)。


現在は、アイテムが心許ない状態のため、積極的な行動は自粛してアイテム集めに専念しています(近所の方々、ごめんなさい)。ただ、目的外のアイテムを消費するため*1にたまに弱ったポータルを攻撃したり、そこそこのポータルを攻撃してレベル4まで下げてからHACKしたりはしています*2


とりあえずの感想としては、「目的地への単純な移動」に目的が生まれるというのは、それはそれで楽しいよね と。いつもの商店街からちょっと大回りして近くの神社を歩いたり、隣町から帰る途中大回りして山道を歩いたり、ちょっとしたことではありますが楽しいですね。今後も「Ingressのためだけに遠出」とか「Ingressのためだけに外出」ということはそんなにしない予定ですが、ゆるゆるとやってみようかなと思っています。

まちあるきとIngress

さて表題の町歩きとIngressについて。先日は岩手県がIngressを使った町歩きイベントを実施していましたが、実際の所町歩きとの相性はどうなんだろうか。

個人的には、そこそこ相性は良いのではないかな と思います。Ingressはゲームの性質上、実在する神社や公園など、「普段職場と家庭の行き来をしているだけではきっと関わる機会のない場所」に行く必要があります。そのため、町歩きのためのきっかけにはなるんじゃないかな と。

そして、複数人でやれば、お互いの会話のきっかけにも繋がるだろうな と思ってます。スマートフォンの使い方とか、アクセサリの選択方法とか、便利なアプリについてとか。スマートフォン勉強会スマートフォン懇親会とはまた違った形のコミュニティの形成に役は立つだろうな と、Ingressをしていて思うことはあります。

また、昼間であれば当然街の様子や、掲示板なども目に入ります。そこで街の現状、どんなイベントが行われていて、どんな課題があるのか といったことを話すいい機会にはなりそうです。


ただし、「町おこし」的なイベントには使えない。Ingressではポータルのその場に行かないと、ポータルの保守(レゾネータが欠けてしまったポータルの修復や、MOD刺しなど)が行えないため、普段の行動経路と極端に離れた場所でやるというのは、あまり楽しくないんじゃないかなあ などと思ってしまいます。もちろん、プレイスタイルに寄るだろうなとは思いますが。


なので、町歩きには「使えるかもしれないが、過度な期待は禁物」と言ったところでしょうか。岩手県のように行政が手出ししてイベントを起こすというのも手ではあると思いますが、そんなことをせず自分たちでちょこっとやってみるだけでもいけるんじゃないかな と思ったりなんかします。

人間心理とIngress

そして、一度書きたいと思っていた人間心理とIngressについて。

以前心理学者の方もコメントしていたようですが、現実世界と微妙に結びついてるため、Ingressが人間心理に与える影響はあるだろうなあと感じています。

一番大きかったのは、自色のポータルが取られたときに、まるで何者かに侵略されたような感覚を感じること。我が町弘明寺はもともと緑優勢の街だったのですが、数ヶ月前、突然青優勢の土地に変わってしまいました。そのときに感じたのは、なんというか、突然侵略者に侵略された町の人のような感覚。ああ、侵略される人の気持ちってこんななんだな と思いました。

「敵への憎悪がこれほどのものとは」

Ingress(イングレス)速報 : 社会心理学者「Ingressヤバイ」

今はあんなこともありあまり気にしないようになりましたが、青優勢になった当初は敵に憎悪を感じたりもしました。こうやって「心を揺さぶられて、その上で自分はどう動くのか」というのがIngressの一つのテーマじゃないか とも思ったくらいです。

とりあえず、今後は

とりあえず多少はですが、アイテムが過度に不足した状態も回復してきたので、ぼちぼち復帰したいと思っています。とはいえ今までのように気ままにやるだけというより、イベントを作って一斉に行動するような形でいきたい*3。自分としても、イベント実行のための人集めはしないといけないと思っていたので。


年内には時間が取れず、あまりたいしたことができないのですが、とりあえず12月20日(土)の10:40~12:00と、12月23日(火)の9:30~12:00には、Ingress散歩を行いたいと思っています。イベントページを作る勇気がないので作れてないですが、賛同者が何人かいらっしゃるようでしたら、作ります。ただし、参加は緑の方のみとさせていただきます。


ところで

ちょっとした疑問。自分がちょくちょく出入りしている、コミュニティカフェはポータル申請の対象なんだろうか。ポータル申請基準を確認したところ、いちおう以下の条件に合致していそうなのですが。

  • 初めて遊びに来た友だちを連れて行くような人気のある地元のスポット
  • 地元の人は知っているが、外部の人にはあまり知られていない人気のあるスポット
  • 地域の人達が集まってその地域の活性化につながっている場所
  • 地域の人達が集まって過ごせるような憩いの場

というわけで、自分がよく行っているコミュニティカフェについては一応申請済み。もしOKならそのうち「神奈川県内のコミュニティカフェ」とか「横浜市内のコミュニティカフェ」とかいうミッションは作るかもしれない。

Advent Calendar、明日は

というわけでIngress Advent Calendar 2014、明日はAkihiro Takizawaさんです。

*1:基本的に自分はレベル7、8のバスターを主力に使う方針のため、アイテム集めの課程で集まってしまったそれ未満のXMP Busterは、定期的に消費しています

*2:ポータルのレベルが4だと、レベル4のレゾネータが入手できる確率が比較的高いため。レベル4のレゾネータは、「普通にやっていると手に入りにくい割に、すぐ消耗する」ため、割と不足しがちなのはよく言われているとおりのようです

*3:Ingressでは、1ポータルあたり一人が刺せるレゾネータがレベルごとに決まっているため、複数人で行動しないと高レベルポータルが作れない