このブログは、Ingress Advent Calendar 2015 - Adventarの21日目の記事です。Ingressアドベントカレンダーには、去年に次いで2回目の記事です。去年の記事はこんなでした。
21日目はIngressの話題です。実は地味にLv14になってました。そんなに積極的ではないですがゆるゆるやってます。
で、今回は地域にIngressを適用する事例に付いてのお話。残念ながら今日12月21日現在実現はしていないので、構想のみとなります。
現在、わたしは地域にIngressコミュニティを作る取り組みを行っています。地元自治会でIngressのチームを作り、一緒に散策をしてみよう ということで、現在自治会に働きかけています。とりあえず回覧板か何かで文章が配布される予定 とのこと。
今回の目的は、地域のスマートフォンユーザーの交流。スマートフォンを持って歩くことで、スマートフォンユーザーの情報共有や、全体的なスキルアップを図ろう というものです。
理由
今更書くのも何ですが、自分は今まであちこちでパソコン・スマートフォン教室などを行ってきました。まあ、実際には戸塚と南センターがほとんどですが、とりあえず戸塚では多数の人の相談受付という形で関わっているのでまあ、教えている人は多いです。
で、そんな人と話していると、とりあえず思うのが、「実際に使ってる様を見せるのが一番だろうなー」ということ。実際にある気ながら自分がどうやってスマートフォンを使っているか というのを見せるのは、かなり効果的なのではないか とか思うのです。
たとえばモバイルバッテリーにどんな物を使うのか、自分の使い方にあった端末は何か、どんなアプリを使っているのか。どういう使い方が好ましいのか、どういう使い方をすべきでないのか、そういった話しは、なかなか座ってはできません。そのためのネタとして、Ingressが使えないかなあ と。
スマートフォンについて話せるイベント
スマートフォンについての話題ができる場所って、結構少ないです。昔ならスマートフォン懇親会がありましたが、今はそれもない(まあ、復活させられればそれでもいいんですが)。しかも、非パワーユーザー(が|と)話せる場所は、まずありません。
いちおうスマートフォンの相談受付をやってる都合上、ふらっとステーション・とつかではたまにスマートフォンの話題もしますが、それだけ。活用方法とか、もっと良い使い方についてとか、どんなアクセサリを使えばいいのかとか、そういう情報を話せる場所というのは、あまりありません。
いっぽうIngressは(ガチ勢な人もいるにはいますが)、ゲームといっても緩いもので、別にいつまでに何とかしなければいけないとかいうルールもなく、マイペースにゆるゆるとやれるゲームです。それでいて、ゲームを進めるには実際に町を歩くしかなく、また他人と一緒に歩いた方が有利な点も少なくない。
そして、パワーユーザーとそうでもない人が一緒になって歩いているうちに、パワーユーザーのスマートフォンの使い方を見て、非パワーユーザーが勉強できたり、逆にパワーユーザーが非パワーユーザーがどういうアプリを使っているのか、どういう使い方をしているかなどの情報を手に入れることができる。それは自分のように教室をやっている人にはもろに今後の教室のネタに使えますし、アプリ開発者ならUIデザインなどへのフィードバックに使うこともできるのではないでしょうか?
そういうことから、Ingressは意外とその「非パワーユーザーとパワーユーザーの間をつなぐ存在」になり得るのではないかな と。
というわけで、いまやっていること
自分は過去、地域との交流のために、地元の自治会会報誌に記事を寄稿していました。そのためもあって、自治会のメンバーとは多少交流があります。
そのため、この間からIngressの情報を自治会に流してもらうよう、働きかけています。たぶん今月か、来月には何らかのかたちで情報が発信されることになりそう。
もともと、高齢化が進んでいる自治会です。こうやってIngressのようなゲームを持ち込むことで、少しでも若返りが見込めればいいかな と。