先日言及していたとおり、浜小学校コミュニティハウスにて、スマートフォンアプリ教室を開催しました。
内容的には、初心者向けのスマートフォンやタブレットのアプリ紹介。ブラウザアプリの利用方法をメインに、使い方の説明を行いました。
今回参加したのは、地域の方6人(写真には5人しか写っていませんが、このあとあと一人の方に参加いただいています)、女性3人、男性3人。写真の通りですが、前回のタブレット教室などと同様、比較的高齢の方が主でした。
ただ、前回と違い、(スマートフォンもタブレットも対象としたせいもあってか)6人中5人が端末を持ち込んでいました。しかも、(前回までに比べると)比較的新しい機種が多い*1。おかげで前回よりはやりやすかったです(前回は、Playストアが動かない機種なども多く、結構大変だったので・・・)。
ブラウザは難しい
ブラウザの操作説明については、あらためてブラウザアプリの複雑さを実感しました。
どんなページも表示できるし、タブを使って複数サイトを一度に開いたり、必要に応じてタブを切り替えたり。ブラウザはスマートフォン・タブレットの難しいところが詰まっているなあとあらためて感じます。とくに今回は、スマートフォンの基本操作や、行きがかり上説明することになったGoogle NowやSiri、OSについての話しなど、色々な内容を詰め込むことになったため、結構ボリュームがでかくなってしまった。
とりあえず今回は、資料も作成。いつものアナログテレビに内容を映しています。上の写真だと分かりづらいですが。
あとは、Androidタブレット(ASUS EeePad Transformer TF101)やiPad 2、iPhone 5cとGalaxy Nexus(通常ROM Android4.3版)をとっかえひっかえで操作方法を見せながら進めていきました。手持ちのデモ設定済み端末を全部持ってきておいて、助かった。
いよいよ浜小学校スマートフォン・タブレットアプリ教室、はじまります!
タブ
中でも最も難しかったのが、タブの説明。ブラウザのタブは明示的に開かない場合、サイト内のtarget="_blank"なリンクをタップしたときに新規に作成されます。新設なさいとではちゃんと「新しいウィンドウで開く」なりなんなり解説が付いていますが、そんなことお構いなしなサイトも多い今、これがという説明が思いつかず難儀しました。
別にタブの動作に制限がなければ、タブの使い方なんて説明しなくても良いんですが、厄介なのは「Androidの場合、機種によっては開けるタブが12~16に制限されている」こと。そのせいでタブのことを教えないといつか新しいページが開けなくなって詰むということになってしまう。
また、タブを開くと、ブラウザの戻る/進むボタンの操作での戻り先も変わってしまう点。結局「戻る/進む」でページ移動できないときはタブを見てくださいね で切り抜けましたが、他に良い方法があったのだろうか?
アプリを探す場合
またついでに、他のアプリについての話しも少し。自分は過去にも何度か言及した気がしますが、IPA等が言う「アプリをインストールする場合はストアのレビューや権限指定をよく見ること」という呼びかけには反対で、「各種スマートフォンのアプリ紹介サイトをチェックして、そこ経由でのみアプリをインストールすること」という意見です*2ので、こちらの話しを主に。
また、iPhone/iPadについても、(アプリの公開に審査があるため)比較的安全ではあるものの、それでも(審査をすり抜けてしまう)有害なアプリがないわけではないため、油断はしないこととお話ししました。たぶんこれらについて、詳しくはアプリストアの回に紹介しようと思います。
画面のタップ
もう一つ気になったのは、画面のタップ操作について。「アプリの絵柄(アイコン)をちょんとタップしてください」と言っても、グッと押してロングタップになってしまう と言う人がいる。他の教室でも、大抵一人はいるという感じです。
タップとロングタップを間違えるとホーム画面からアプリが起動できない場合も多いので、厄介ですね(と、考えてみると、最近のドコモ端末のホーム画面など、ロングタップでバルーンが表示されるタイプのホーム画面は、案外利にかなってたのかな・・・)