最近イベントなどの場でよく「横浜市は(周辺の市に比べて)地域のIT化が遅れている」ということを口にしています。理由は横須賀市の市民活動センターにはちゃんとブログがあり定期的に情報を発信しているのに対し、横浜市ではそういうのを見たことがないから。
ただ、ほんとうにそうなのか?どの国もブログ的な情報発信手段はないのか?ということで、ちょっと調べてみました。ただし、ざっと見ただけなので、確認漏れがあるかもしれません。
と、見た感じ、メールマガジンやブログなど、静的コンテンツ以外の情報発信手段を持っている区が意外とあったことにはびっくりしました。ただ、静的コンテンツのサイトは、全体的に多いように感じます。
また、多くのサイトは横浜市ドメインのコンテンツの一つという扱いになっている様子。想像ですが、横浜市ドメインのサーバにはCGIなどの動的コンテンツを配置させる仕組みが実装されてないのではないのではないでしょうか。ブログっぽい作りのサイトなどは、いずれも独自ドメインを使用しています。
――全体的に見ると、やはり横浜市の地域におけるIT化は、遅れているのではないかな と。とくに、横須賀市や藤沢市、川崎市などの近隣市と比べると、ちょっと寂しい感じ。各区民センター割り当てられる予算も少ないんだろうなとは思いますし、なかなかこのようなコンテンツに割けるリソースもないんだろうなと思いますが、もうちょっとなんとかして欲しいなあ。
横浜市はオープンデータの活用やファブラボ関内など他の市には少ない取り組みを盛んに行っているようには見えますが、地域活動となると大体こんなもの。
話してみるとびっくりされる方も多く、案外知らない人も多いようですが、地域を元気にするためにはこの辺にも情報が一杯飛び交うようにならないとなあ などと思ったり。