10月13日(日)、日本Androidの会横須賀支部10月定例会を開催しました。
当日のスピーチやその動画については、公式サイトにて公開済みです。
今回は周知先をかなり広げたものもあってか、たくさん人が来てくれて良かったです(ATND上だと5人ですが、横須賀市産業振興財団への申し込みがかなり多かった模様)。アンケートの集計などはまだですが、よい定例会となったと思います。
全体
今回のスピーチは次の通り
- 14:05~:高見知英「Androidアプリ活用の手引き」(30分)
- 14:45~:田島逸郎「Androidとオープンデータ~国のデータをアプリに取り入れよう!~」(20分)
- 15:15~:竹内久知「「だれでもカンタンに、Androidアプリが作れる」JointApps」(15分)
- 15:40~:ゆねばゆうた「一台持ちをするのに最も適した端末ってなんだろう」(20分)
全体的には、自分が基本的な話をし、他の人がもっと活用する話をする というとてもよい形のイベントになったと思います。スピーチしてくださったみなさま、本当にありがとうございました。
田島さんの「Androidとオープンデータ~国のデータをアプリに取り入れよう!~」
田島さんは、前回さくらWORKSのイベントで日本Androidの会横須賀支部の話をしたら、次の機会良ければ という話をしていたためお誘いしました。
さくらWORKSのイベントで何度かお話しはしていましたが、とても分かりやすい説明で、参加者のみなさんをやる気にさせる言葉もあり、良かったなあと思います。
自分もオープンデータについてはまだあまり調べられてないのですが、最近あちこちでのデータ展開の話は聞いていますので、機会があればオープンデータを利用したアプリにも参戦したいものですね。
竹内さんの「「だれでもカンタンに、Androidアプリが作れる」JointApps」
竹内さんのスピーチは、JointAppsというサービスの紹介。まだβ版とのことでまだすぐ飛びつくのは難しそうな雰囲気ではありますが、とても面白そうなサービスです。
同じく「プログラミングの技術を知らなくてもアプリが作れる」環境としては、以前多田さんが紹介されていた「AppInventor」などもありますが、それとはまたちょっと違った感じの環境です。
AppInventorよりも制限はありそうではあるものの、より初心者にも分かりやすい環境ではあると思いましたし、今後に期待したいところですね。
ゆねばくんの「一台持ちをするのに最も適した端末ってなんだろう」
ゆねばくんには、ドコモからもとうとうiPhoneが出てきた ということで、あえてiPhoneの話をとお願いし、スピーチしてもらうことになりました。
唐突にトリをおまかせする ということになり、プレッシャーを与えてしまったかなとも思いましたが、それをものともせず笑いも交えたスピーチを披露してくれて、素晴らしいです。
Windows Phoneについては、自分もちょっと前まで使ってたわけですから、もはや何もいうことはありません。いくらAndroidをメインに使うようになっても、他人にお勧めするならWindows Phone というのは、わたしも同じです。まあ、国内で使える機種が出れば、ですが。
そのほか、質疑の最中に出た、(東京オリンピックを見据えた)技適についての予測など、なかなか興味深い意見も聞けて良かったです。
自分の発表「Androidアプリ活用の手引き」
自分の発表は、先日のラボ図書環オーサートークの発表を一部改変したもの。プログラミングに関わる部分を排除し、アプリを使う人に主眼を置いた話に変更しています。
ひとまず、資料・動画は以下。
今回は、以前もっともっと交流ステーションで会った人を仮想ターゲットとして、その人に伝えるつもりで書いてみました。少しはこういう初心者向けの文章も書き慣れてきただろうか…。
あまり自信がなかったものの、この「Androidとはなにか」という原点に戻った書き方は、そこそこ受けが良かった模様。反省はアンケートを受け取ったあとになりますが*1、個人的にはよく出来たんじゃないかな と思います。予定より多少短くなってしまいましたが。
配信環境
配信環境については、今回はオーサートークでの反省を踏まえ、e-mobile Wi-Fiルータ(GL04P中古品+3G)→Liveshellから、e-mobile USBドングル(D22HW+3G)→covia CMR-310*2→有線LANケーブル→Liveshellに変更。
LiveshellのWi-Fiドングルが悪いのか、Wi-Fiルータが悪いのか、どっちが悪いのか分かりませんが、これでかなり配信環境が改善されたようです。ゆねばくんの話だと、遅延が3秒未満まで短くなったとか(Wi-Fi時は20秒前後の遅延があった)。
有線LANのぶん設備が複雑になってしまい、設営と片付けの時間が伸びてしまいましたが、ともあれ安定したようなので、ひとまずこの体制でいってみようかな と。
生産中止品の問題
しかし、この設備ももちろん問題はあるんですよねえ。
というのも、言うまでもなくD22HWとCMR-310は、現状生産中止品で入手不可能である ということ。USBドングル型の機器ならまだたくさんありますが、それに対応したCMR-310相当の機器となると…。
CMR-310も相当の古品でぼちぼち動作も怪しいので、どうにか解決策を考えないといけませんね(I-O DATA USB型データカード対応Wi-Fiルーター DCR-G54/Uが使えるのではという情報もあるので、早めに確認しておきたいところ)。