高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

プログラミングのできないデバイスなんて

散歩中立ち寄った電気店で、ふらっとPDAのコーナーに立ち寄ってみました。やはりここもZaurusしかありません。携帯電話は別コーナーに販売されてるので、W-ZEROは(ここには)なし。
「他のPDAはないんですか?」と店員さんに聞いてみたんですが、やはりここもまた効果無し。それもあろうことか「市場が縮小してる」「作ってるところがない」なんていわれちゃいました。わたしはとっさに「製造直売だから店頭にはないだけだ」なんて言い返しましたけどf(^ー^;
しかし、PDAの市場が縮小してるのは、確かに間違いないでしょうねぇ。この間ヨドバシカメラの店員さんも「(W-ZEROのことを話していて)自分では使わないだろう」と言ってましたし、PDAなんてプログラマやPC有識者にしか使われないものなんでしょうね。


しかし、わたしから言わせれば、プログラミングのできないデバイスなんて面白くも何ともない。まあ、店内をさらっと見た限り結構いろんなPC関連デバイスは売り出されていますが、そんなの作者のやって欲しいと思った以上のことはできない。だから、結局いつかユーザーに飽きられてしまう。
ユーザーのニーズなんて山ほどあるわけで、そのためにはユーザーが心ゆくまでカスタマイズできるようにしなければいけない、そのためには、やっぱりプログラミングができなければならない と思うんですよねえ、パソコンがここまで広い分野に使われるようになったのはプログラミングができるからだと思います。パソコンを初めて作った人はとても良い発明をしたと思います。だからこそ小型デバイスとして、PDAが必要じゃないか と思うんですけど ね*1
こうやってプログラミングできるデバイスの市場が少なくなって、プログラマ自体少なくなって、仕事としてプログラマする人も、それを指揮する人のスキルレベルも上がらなくなっていって、そうして―― というのは、考え過ぎかなあ?
どうもいまは技術の進歩による上限だけがあがって、全然底上げができてない気がします。落ちものパズルで上だけがせり上がって、底が動かないゲームなんて、やってて面白いでしょうか、ってコトです。

*1:それとも、もう時代はUMPCだとか何だとかに向かっているの…か?