というわけで読了です と、書いてみる

- 作者: 内田康夫
- 出版社/メーカー: 実業之日本社
- 発売日: 1999/06
- メディア: 単行本
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このシリーズ――浅見さんのシリーズは、それぞれの基点となる地方のことが、細かに描写されてるのが良いです。ときには作者本人を含み*1、主要な登場人物も、なかなか個性的な人揃いですからね。
事件よりそのほか――人間関係や心理描写のほうが細かいので、推理ものよりそちらのほうが好きな人もおすすめできます。ドラマだと単純な事件推理ものになってしまいますが、原作はそんなことは全くありません。ドラマで物足りない場合は、その原作を読む…といった見方も良いでしょうね。
この作品はドラマで浅見さん役を演じている人も出てくるというのが、おもしろいです。ちょっと他では見られない構図です。もちろんドラマ化もされたらしいです。ちょっと変わった試みもやっていたそうですし、見てみたかったですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/内田康夫
*1:一部作品にゲスト(?)出演してます。浅見さんは作者の知り合いということになっていますので