読了本です。鯨問題について一筆したためることになった浅見さん、立ち寄った町で見かけた殺人事件から、ついついそっちに気をとられていって…というのはいつものパターンではありますが、珍しくきれいに物語が終わるお話です、他は結構ほろ苦い終わり方ですからねえ、ちょっと違うというのもあるかもしれませんが。
- 作者: 内田康夫
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2001/04
- メディア: 単行本
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鯨問題… 今もなりは潜めているものの、まだあるのでしょうね、全くおかしな話です。かわいそうであろうが何であろうが、食べるものは食べる、食べないものは食べない。そういう自然レベルの掟にかわいいだのなんだのを持ってくるべきではないと思います。
ここまでいろんなことを考えられるのも、作者がよく調べて小説を書いているから ですねえ、自分も何か作るときには見習いたいものです。