高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

わたしがOperaを続ける理由

 MoonStone'sLabの管理人さん、最近Firefoxを使ってるようですね、サイトの是非についての話が出ていました。
わたしは、存続してほしいとは思っていますが、Operaを通じて他人とリンクできるのがいいだけで、結局リンクとフォーラムさえあれば正直どうでもよかったりします。
管理人さんはあちらの日本語フォーラムを勧めているようですので、それでもいいのかもしれません。ただしフォームコントロールのたぐいが英語なのが何ですが。



 さて本題。わたしも、Firefoxに乗り換えようかと思ったことは今まで何度かあります。あっちのほうがDOMに正確らしいし、「安定し、かつ仕様を守るブラウザ」としては、あっちに分があると思います。メーラも分割されてはいますけど、あっちのほうが他のシステムと親和性が高いし、必要なメールをちゃんと整理しておけば、こっちよりずっと使いやすいのでしょう。
Operaのメールフィルタも勉強するのはいいですが、勉強が過ぎると、必要なメールもフィルタしてしまうので、正直あまり使いやすいとは言えません(かといって放っておくと、たまにスパムメールが迷惑メールに分類されず残るし)。別のソフトと組み合わせようにも、Operaはその辺の仕様がオープンではないので、機能追加とか、拡張機能みたいに振る舞えないし。
何よりあっちはオープンソースです。自作アプリケーションと組み合わせたければ、いくらでも組み合わせられるし、現在だっていろんな拡張機能があるから、いつでも好きなだけ拡張できる、すごいソフトだと思います。どうしても気に入らなければ自分でも拡張機能作れますしね。


 でもそこに、結局英語という問題が立ちふさがります。拡張機能のサイトも、まとまった情報リソースも、基本的にあっちは英語です。
Operaは日本語ユーザーが出来る前に、統合サイトがあったので、だいたいの情報はあそことリンク先を巡れば足りますけど、Firefoxはそうも行きません。
出来れば英語の拡張は入れたくないし。日本で拡張と言えば、ベクターに2,3あがってる程度ですからね*1


 ほかにも、カスタマイズの簡単さもあります。Operaはテキストファイルを適当に書き換えるだけで、キーボードも、メニューも、果てはウィンドウや表示言語まで、何から何までいじれますが、Firefoxはいちいち拡張機能です。いくら何でもわたしはそこまでいろいろやってるヒマはないです(まあ、それでもBookmarkletでこと足りるものが多いのですが…)。


 まぁ、結局、Firefoxがあといくつかバージョンアップしたら、乗り換えるかもしれません(それどころか先日のことのように、ぱっと乗り換えてしまうかもしれません)。こっちは所詮ある商品のフリー版ですし。Firefoxなら気兼ねなく使える。でも、今のところは、変える気までは起こらないですね。


 ちなみに、Operaのバージョンアップですが、わたしも追うのはやめてます。日本語が確実に使える環境じゃないとやっぱりやだし、それくらいならやっぱり安定してる方がいいと思っちゃいます。それほどバージョンアップに時間を掛けられるほどの時間ないし。

*1:英語の読解には、なんというか精神力を使うんですよね(^^ゞ"英語解読"なんてスキルがあって、それにMPを消費してる…みたいな感じです。故にプログラミング以外のときには、英語にふれたくないんです