高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

Androidは無法地帯というけれど

この手の話は割りと昔から聞きますね。使い慣れてると「またか」といった感じ。

今でこそたしかにこの辺の記事は騒がれてるけど、Windows全盛だったパソコンの時代はどうだったんだろう?Androidのような中心的なマーケットがなかった*1からわかりませんが、不正アプリの数としてはこれの数十・数百倍はあったのではないでしょうか。

しかも、Androidアプリに比べてはるかに強力な、(ブラウザやOSの脆弱性をついて)見ただけで感染する、まさにウィルスと呼ぶにふさわしい感染力を持つものも多数あったと記憶しています。

それにくらべて、Androidの不正アプリは(少なくとも今のところは)「トロイの木馬」レベルのものなのじゃなかったかなと思います。いざ引っ掛かったときの影響はたしかに強力なのかもしれませんが、しっかりとした自衛意識さえあれば確実に防げるレベル。
ちゃんとしたアプリや健全な(?)情報のやりとりが行われている一方、こういう不正なアプリが出回ることもある、まさに「これがインターネット」というもののような気がします。いい意味でも悪い意味でも。

まあ、だからと言って些細な問題とはせず、こういったアプリに惑わされないよう最低限の情報の発信だとか、わからない人のサポートは必要ですが、こんなに騒ぐようなことでもないよなあ とか思ったり。


まあ、騒げば騒ぐだけ儲かる人たちが裏にいるから という事情もあるとは思いますけれど。今騒ぐとあとの儲けに影響する気きもするけどなあ

*1:窓の杜Vectorはあったけど、ちゃんとレビューを通した一部アプリしか公開していなかったわけで。Androidでいうならキャリアマーケットやレビューサイトに近い立場だと思う