高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

W-ZEROメール活用方法

みなさんの使い分けテクニックや活用術など、コメントやトラックバックでぜひお聞かせください。

――というので、ちょっと自分で使ってる仕組みをまとめてみましょう。

受信する

chie@tamago.soup.jpに送られたメールはまず、全部GMailに転送。
GMailでフィルタリングをかけたあと、迷惑メール以外をPC用のメールアカウントに。そこからさらにはてなカウンターのアクセスレポートを除いたものをZEROのメールアカウント(PDXメール)に転送しています。
メールマガジンなどはZEROで読んで、PCでは基本的に既読フラグを立てるだけ。家に帰ってから対処が必要なメールについては、家におおまかなアクションの予定を書いて転送します。

返信する

ZEROに届けられたメールに直接返信してしまうと、相手にはPDXメールのアドレスで届いてしまいます。これでは都合が良くありません。
そこで、ZEROにはPDXメールの他、PCで使ってるアカウントも設定しています。
PCのThunderbirdで「1日前のサーバのメールを削除する」ように設定しておき、ZEROには「サーバのメールを削除しない」設定にしておく。必要なときはそこで必要なメールだけ受信し*1、そのメールに返信をします。
CCで自分宛にメールを転送するようにしておけば家のメールボックスにもその内容が届くので、その先の返信をどっちでするのかわからない場合にも便利(どうやらMessage-IDもちゃんと書き込まれているようで、メールスレッドも崩れません)。

保管する

ZEROでは容量の邪魔になるので、返信が済んだり、読み終わったメールは極力全削除。どうせPCのThunderbirdが全部のメールを保管しているわけだし。
id:RIKENさんはじめ、メールはGMailで管理 という人も多いようですが、スレッド管理がいまいちだし、ラベリングがいまいち柔軟でない(いちおうThunderbirdなら、検索フォルダでメールを絞り込んで表示できるし)気がするので、わたしはあくまでGMailは「中継ぎ」です。

問題点

それほどではないですが、設定箇所がかなりばらけているので、設定はちょっと面倒かもしれません。なにかメールが転送されてなかったときは、原因究明が大変です(GMailが原因なのか、PCメールアカウントの設定が悪いのかわからない)。
あとは、設定を変えれば良いだけではありますが、一日以上たって「やっぱりあのメールにはZEROから返信書いておこう」と思ったときに、手だてが無くなります。まあ、メールを何日サーバに残しておくかは、皆さんのお好みで というところでしょうか。

懸念点

GMailが本当に全てのメールを受信してくれているかわからないことでしょうか。たしかGMailでは「拡張子がexeのファイルは送信できない」なんていう規制があったと思うし、偶然監視対象の添付ファイルが見つかって、メールごと削除される可能性があるのです。まあ、そんなことは滅多にないでしょうけどね。


以上。まあ、GMailのメールフィルタはそこそこ優秀だし、最近では迷惑メールもかなり減ってきました。スパムメールフィルタとしてGMailを使っている人も多いかもしれません、今回のようにメールの配信先が複数の場合にもなかなか使えそうです。
というわけでわたしのPDXメール使用方法でした。

*1:実際には受信操作で不要なメールも受信してしまうため、ここでは自動的に読み込む行数を減らしておいて、必要なメールだけ個別にダウンロードするとよいかも