高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

心理学を再考?

 んー、AIの考え方を、もうちょっと人間っぽく出来ないか?そう考えたはいいですが、いまいちまとまりません*1。既存の――遺伝的アルゴリズムの処理が自分にとって実現しづらいのもあるとは思いますが、そんなことをやって実になるのだろうか?と、正直そう思ってしまいます。優良な遺伝子だけを残していけば、結果優良な結論が導き出せる、しかし、優良な結果がほしいなら、わざわざ遺伝子に見せかけなくてもいいんじゃない?人間はそうやって考えているワケじゃないでしょう?
 前置きが長くなりましたが、人間の思考は、純粋に見れば有機物の中を電気信号が行き来するというだけなのではないかと思います。だから、それをコンピュータで再現することも出来るんじゃないかなぁ…。

 そこで出てきたのが、心理学です。わたしは一応去年の選択授業で心理学を受けていたのです。
心理学って結構思ったのと違うんですよね。ユングだとか、心理学について研究をしてきた人の考えを披露するのが主なのかと思ったのですが、そういうのではなく、脳機能や感覚器官の働きなども(さらりと…ではありますが)学びます。それが、もしかしたらこれに関わりあるのかもしれませんね。

心理学 (New Liberal Arts Selection)

心理学 (New Liberal Arts Selection)


ちょうどうちに心理学の本もあるので、これを読んでみるのもいいかな。とりあえずページ数もさほど多くないし、これなら読破できそう。


 そういえばid:samonaさんも遺伝的アルゴリズムに関する研究を行っているとのことですが…。ゲームにこれを埋め込んでみるのも面白いかもしれません。どうしてもワンパターンになってしまう町の人との会話*2、どうしてもワンパターンになってしまう敵の行動*3、これらをこういう学習型AIと置き換えてみると結構幅広いことができるかもしれません。さすがにすべての町人にこれを実装するととんでもないことになると思いますが(^_^;) ちょっとした重要人物などは、これを応用したシステムで行動していても面白いですね。

*1:実はある程度まとまった考えはあるのですが…、まだ今ひとつなので伏せておきます

*2:それを避けるためか、asin:B0007P51VQ:titleなどは一般町人との会話は出来なくしましたが…それはそれで味気ないものもあります

*3:敵がこっちの行動をどんどん学習して賢くなっちゃったりすると…、そのうちゴキブリなどよろしく、どんどん強くなってそこいらのゲーマーには勝てないほど賢いモンスターがぞろぞろ出てきちゃったりして…ひぇー(^_^;)