高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

VNC

 (Real)VNCのインストール完了。マジックパケットと併せて、これで学校からでもうちのパソコンを自由に操作できるかも…(マジックパケットはまだチェックしてないので、ルータにはじかれるかもしれませんが)?
 あとで知ったんですが、VNCには日本語版もあるんですね。別にこの程度だったら英語でもかまわないでしょうが、日本語入力が出来ない*1ので、多少前のバージョンみたいですがこちらをおすすめします。

 …じゃあ、ちょっとインストールに関するメモを…と言ったってたいしたことはないですが。

  1. 上記のページよりアーカイブをダウンロード
  2. インストーラ(vnc-4.0-x86_win32.exe)でインストール*2
  3. タスクトレイにアイコンが出るので、"オプション"より設定変更(パスワードは最低限変更しておきましょう。ポート番号も変更した方がいいかも)。
  4. ダイアログを閉じる

 以上でインストール完了、使うには・・・

  1. Viewerを起動
  2. ダイアログが出るので、(被接続PCのIPアドレス)::(接続要求ポートの番号)と入力。たとえば192.168.0.2::5900
  3. パスワードを聞かれるので、パスワードを入力

 以上で成功すれば被接続PCの画面が表示されます。
 接続PCにビューアをインストールするのを忘れた場合、JAVAアプレットで接続することも出来ます。Firefox1.0.3で動作確認。
ただしこの場合、色数が16ビットに限定されます(他にも制限あるかも)。

  1. ブラウザで上とおなじようにhttp://(被接続PCのIPアドレス)::(ポート番号)/にアクセス。たとえばhttp://192.168.0.2::5800/
  2. アプレットがダウンロードされ(承認を求めるダイアログが出ます)、あとは上の2以降と同じ。

 なお、入力するポート番号は、"HTTPによるJavaビューア"で指定するポートの方です("接続要求ポート"とは違う値が、自動的に割り振られていると思います)。上とは違いますのでご注意を。


 気づいた点としては、クリップボードを共有できるようです(一部フォーマットに限り?)。被接続PCを操作中にコピーした文字列を、接続PCでペーストすることが出来ます(つまり、URLを渡すくらいなら簡単です)。ファイルをドラッグで受け渡しなんてコトは当然出来ないので、FTPなどと組み合わせると便利かもしれません。


 最後に、VNCはほんとに何でも出来てしまうので、パスワードの管理はしっかりと。ポート番号を変えといた方がいいかもというのも同じ理由です。侵入されたときはHTTPサーバやFTPサーバに侵入されたときよりも何倍も危険ですので。


 しかし、実際に使ってみると、ただの遠隔授業みたいなものにVNCを持ち込むのもなんか心配ですよねぇ(とくにセキュリティ体制を相手に整えてもらうというのが面倒そう。なまじ知識のある人はこういうのいやがりそうだし)、操作権限をぐっと落として(専用のポインタを動かせるだけで、クリックは出来ないとか)、メッセンジャーと連携して動くなんてのも面白そうだなぁ…。

*1:実際には 半角/全角キーが使えないです。他の手段でこのキーをトグルできれば問題はありません。たぶん

*2:最新英語版が入っている場合、上書きでよさそうです