高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

SBCにて、PHPではじめるWebアプリケーション開発入門を開催しました

さて、表題の通りですが、5月12日(土)、NPO法人 まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.の講座として、「PHPではじめるWebアプリケーション開発入門」というものを開催しました。 f:id:TakamiChie:20180512162142j:plain

今回の内容としては、Webアプリの基本的な仕組みからはじまり、XAMPPのインストール、MySQLと連携をした簡易的なPHPアプリケーションの作成手法の紹介。

XAMPPのセットアップに思った以上に難航し(環境ごとの差異・意外と大きなダウンロードファイル)、時間がかかってしまいましたが、ひとまずは無事に終了し、よかったです。次回以降のこのような講座では、必要ないと思っていてもUSBメモリの一つや二つ(非常時にオフラインでインストーラーを配布する)くらいは持っておいた方が良さそうですね…。

また、わたしのほうは見えていませんでしたが、macOS版のXAMPPなどは動作環境がかなり違ったようで、結構難航していたようです。この辺も一応調査できていたら良かったかもしれません(が、ここまで事前調査で調べるのはかなり難しい話か)*1

uzulla.hateblo.jp

今回のプログラムについて、ソースコードGithubのSIDE BEACH CITY.ページにも掲載されていますので、よろしければどうぞご確認ください。

github.com

*1:以下の記事を見た感じざっくりXAMPPというアプリ一式 などではなく、XAMPP環境が構築されたVM になっているようです。まあある意味楽と言えば楽ですが、ダイナミック…

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さくらWORKS<関内>にて、Scratchで覚えるプログラミングのキホンを開催しました。

2018年4月7日(土)、さくらWORKS<関内>にて、Scratchで覚えるプログラミングのキホンを開催しました。
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事前にも告知した通り、こちらはScratchを使ってプログラミングの基本的な理論を紹介する というもの。参加者は、一人急遽欠席したことにより、結局一人だけ。ストアカだと最終的な参加申し込みがストアカでしかできないため、力加減がわかりづらいですね*1

今回は参加者の方がすでにScratch経験者だったので、順次・判断・繰り返しのほか、ちょっと進んで変数・関数・オブジェクト指向まで紹介しました。

正直Scratch経験者が来るとは思っておらず、慌てて少し駆け足気味になってしまいました。次回以降はもう少し進め方を工夫したいところです。
ただ、それでもプログラミングの要点についてはある程度理解してもらえたように思います。準備不足もあり課題はたくさんありましたが、そこはとにかく、救いだったなと。

Scratchとプログラミングの要点

*1:特にわたしの知り合いは、プログラミングを熟知していてこんな講座を必要としていないか、アカウントの概念があやふやで、ストアカのアカウントで躓きそうな人がほとんどなので…

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PlanEditorを作成中

最近イベントレポートばっかりなのでたまには別のことを。

現在Githubにて、PlanEditorというものを作成中です。名の通り書籍などの計画書を作成するためのエディタです。いままではExcelで管理していたのですが、コピーする度に集計や項番作成に使っている数式が消えるなどかなりやりづらかったので…。

https://www.instagram.com/p/BgngJG4gq0g/

基本的に集計列と指定した列の集計と、担当者別集計ができるだけのエディタですが、保存形式がYAMLベースとなっているためGitと相性が良い はず(まだ実際にGit管理したことがないのでなんとも言えないですが)。

将来的にはREADME.mdに書いた通りガントチャートの表示機能などを実装してみたいところではありますが、まだそこまではできていないです。

あまり時間も取れていないので、開発はあまり進んでいません。正直Excelでやってたころの機能の半分くらいしか実装できていませんが、おいおい使いやすいものに仕上げていこうと思っています。

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4月、さくらWORKSでコンピュータ関係の講座を開催します。

4月はまちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.やその周辺で様々なイベントをやることになりましたので、まとめて。

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イベント紹介

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さくらWORKSにて、子ども向け簡易環境で学ぶ、プログラミングのキホンを開催しました

1月27日(土)、先日ブログでも書いたとおり、子ども向け簡易環境で学ぶ、プログラミングのキホン というイベントを開催しました。

www.facebook.com

普段イベントを開催するときの個人ルール、一ヶ月前告知を破っての短期間告知のイベントでしたが、無事に参加者も多く、開催することができました。内容的にもいつもとかなり違うものだったので、かなり不安がありましたが、無事に終わってよかったです。

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今回のイベントは、前にも書いたとおり、NPO法人 まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.のイベント。プログラミングの流れについての知識は、どのような人にも必要 ということで、年齢を限定せず開催したプログラミングのワークショップです。Code.orgのコースを進めながら、プログラミングの基本的な考え方、命令の流れについて紹介しました。

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さくらWORKSにて、子ども向け簡易環境で学ぶ、プログラミングのキホンをやることになりました

表題の通りですが、さくらWORKSにて、子ども向け簡易環境で学ぶ、プログラミングのキホンというイベントをやることになりました。

www.facebook.com

これはまちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.のイベントの一つで、code.orgやScratchを通して、プログラミングの仕組みを学んでみようというもの。基本的に年齢にかかわらずどのような方でも参加可能なイベントとなっています。

当日の流れとしては、まずプログラミングとは何か、プログラミングで出来ることは何かといった概要説明の後、code.orgやScratchに触れていく という形になります。

パソコンはこちらで用意することが出来ないため、今回は持ち歩き可能なパソコンを持っていらっしゃる方限定になってしまいますが、興味がある方は是非お越しいただければと思います(それらは持っていないけどどうしても!と言う方は、ご相談ください)。

開催の動機など

今回のイベントは、まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.のNPO法人化後、はじめて開催する外部向けイベントとなります。

自分も今まで、code..orgやScratchなどの子ども向けの簡易開発環境をワークショップなどで使っていて、「これはプログラミングの流れを学習するのに使えるかも?」と考えていました。

過去に他の方法でいくつかやる方法を検討していたのですが、結果今回まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.のイベントとして開催することになった という形になります。


自分は常々書いているとおり、プログラミングというものは、子ども向けに学習の場を作ればそれだけでいい というものではないと思っています。

環境を作るために親の理解が必要だったり、学校の先生や地域の方々のたすけが必要だったりと、子どもを取り巻く大人たちにもそれなりに理解をする機会が必要になるものです。

たとえば分かりやすいところでは、プログラミング向けのパソコン。

  • あまりに貧弱なパソコンではそもそも開発環境が動かない(or まともに動かせない)ので、最低限のプログラマ向けパソコンのスペックについて理解しておく必要がある
  • パソコンのOSによっては、そもそも開発環境が動かない(Chromebookでは開発は出来ません*1 )。
  • 開発環境によってはiフィルターなどのフィルタリングアプリと相性が悪いものもある
  • 多くの開発環境は無料になったとはいえ、まだまだ環境を整えるのは一人では難しい

とまあパソコンだけをとっても、「子どもがプログラミングに興味を持ってるから…。私は機械弱くて何もわからないんだけど」ではさすがに通らない事情があります。


そのほかにも、いくら一人の子がプログラミングを覚えたとしても、周りにその力を発揮できる場所がなければ、成長できませんし、プログラミングの話が出来る知り合いもできないまま。

誰もが東京などの勉強会や、最近多いCoderDojoなどに気軽にアクセスできるわけではない。まずは子どもの前に、大人がプログラマがその場にいられる環境を作る必要があると思うのです。

*1:なにやらAndroid用の開発環境は準備しているようですが…。最初から子どもにあのような環境を押しつけるのは酷と言えるでしょう

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Androidのアプリ開発とわたし

これは、Android Advent Calendar 2017 - Adventarの8日目の記事です。

こんなアドベントカレンダーのものなので、開発に関する話を求められているかと思いますが、あんまり開発色の強くない話です。

わたしは、一応Androidのアプリも作ります。とはいっても実際に公開されるようなアプリはほとんど(と言うかまったく)作っておらず、書籍のサンプルや講座用の紹介アプリの作成ばっかり。

どんなものかというと、こういうAndroid開発者向けの入門書とか・・・

よくわかるAndroidアプリ開発の教科書 Android 4.2対応版

よくわかるAndroidアプリ開発の教科書 Android 4.2対応版

APIリファレンスとか

Android API プログラミング・リファレンス [Android 2.3/3.x/4.0/4.1対応]

Android API プログラミング・リファレンス [Android 2.3/3.x/4.0/4.1対応]

そのほか、ビデオ講座のサンプルアプリとか。

www.udemy.com

そのほか、現在まちづくりエージェントSIDE BEACH CITY.のほうでも、アプリ開発関係の講座をやって欲しいということで依頼されています。AndroidJavaのネタはもちろん、別環境の講座(KotlinかCordovaを予定)も一応予定中。果たしてそんなことはわたしにできるのでしょうか…

こういうことをやっている以上、もう少しは実用アプリも作ったほうが良いと思うのですが、なかなか機会と時間がなく。

複雑化するAndroidプログラミングを、どう身につけるか。

今回前述のUdemy講座の続きということで、Android Studioを使ったアプリ開発をやっていますが、Androidアプリ開発も本当に複雑になりました。ConstraintLayoutの登場によって、使い方さえ覚えればかなりレイアウトはやりやすくなったのかな と思いますが、まだまだ罠が多いのがAndroid だと思ってます。フラグメントの扱いも間違えればリソースリークに繋がったり、特定のメソッドのオーバーライドをちゃんとやらないと特定環境でデータが飛んだり。しかも端末ごとに動きが違うところもあるとか何とか、本当にAndroidプログラミングの開発は大変だ と思います。

そんなAndroidプログラミングをどう覚えるのか。ということで今回はちょっと考えてみます。

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