高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

うかべん横浜#9にて、喋ってきました。 #ukaben

9月17日(日)は、表題の通り、うかべん横浜#9にて、喋ってきました。

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当日は台風の接近もありぎりぎりまで開催可否が危ぶまれていましたが、結果台風の最接近はなく大雨程度で済み、無事開催できることになって良かったです。

振り返ってみたら、今年初めての勉強会スピーチ。やはり久しぶりにこういう場所で喋ると楽しいですね。

当日の資料はこちら。基本的には前回うかべん横浜#8で話したこととそれほど変わってません。完全有料に移行したSugarsyncを外したり、あれから変わった料金プランの反映などの修正を行いました。

www.slideshare.net

しかし、久しぶりなのもありすっかり腕が鈍ってしまいました。ぽなさんに補足していただいた点も非常に多く。 やはりもう少し定期的に、こういう場所で喋る機会を持ち、喋るのに慣れたいものです。

当日の録画などについては、現在準備中です。アップロードをお待ちください。

感想など

今回のイベントをとおしていろいろ思ったこと。

配信周りなど

配信については、上記のとりいちおうスタッフとしても参加。今回の設備は以下の形

自分の持ち込み設備は、いつもと変わりなし。中継機器がLiveshell PROとグレードが高すぎたのか、それとももうビデオカメラ自体のそろそろ寿命なのかちょっと配信映像に揺らぎが出ています。やはりもうちょっと設備をあらためたほうがいいかもしれません。

モバイルルータのほうは、変わらずクレードルを使用して有線接続。使用容量は今回ずっと流して3GB前後でしょうか。天候のせいか少し調子が悪くなったこともあったようですが、回線自体に概ね問題はなし。

しかし、モバイルルータもそうなのですが、イベント以外に基本的に利用しないので非常に勿体ないですね。いくらMVNOとはいえ回線の維持に毎月最低300円程度かかるわけですし、他の設備を時々更新することを考えるととりあえず2年に10万円くらいの経費も覚悟しておいた方がいいかもしれません。

以前どこかで聞いたように、やはり複数の勉強会で設備を共有する仕組みが欲しいですね。

Youtube LIVEの難点

今回はYoutube Liveを実際に使用しているシーンを見、その様子を実際に直接見たわけですが、Youtube LIVEの扱いはちょっと難しいですね。

というのも、Youtube LIVEだと基本的に配信したものが即配信されてしまうこと、そしてその映像がそのまま録画になってしまう為、途中で切断したり、録画終了したりといった細かいコントロールが行いにくい(慣れれば何とかなるのかもしれませんが)。

そのため、途中で「録画NG」とか「配信・録画NG」という人がいたり、撮影トラブルで録画には回せない部分が出てきたりしたときに厄介です。配信も録画もNGの人が居たら、その間はLiveshell側の配信一時停止を行えばいいだけではありますが。

その点、Ustream(現IBM Cloud Video)であれば、録画は録画、配信は配信であるため、配信中に録画をとめたりすることも比較的自由自在。スケジュールも柔軟に対応できるため気軽に使えます。

なので、しっかりとしたスケジュールを組んで動ける大規模な勉強会であればともかく、そうでなければ当日配信はUstreamにしたほうがいいかもしれない と、思いました(これから勉強会の配信をやってみよう という方は別の配信サービスを使ってもいいかもしれませんね)。

全体を通して

今回はこのようなイベントに参加できて、楽しかったです。

普段はふらっとステーション・とつかなどであまり技術的な話ができませんし、かといってわんくま同盟のような技術系イベントだと、濃すぎて話には入れないことが多々ありますし。

なんというかこの「背伸びせずとも、身をかがめずとも良い感じ」がとても心地よいです。

ただ、このような勉強会イベント、作るのも続けるのも非常に難しいのが現状です*1。 このようなイベントは技術系・非技術系(活用系))問わず、非常に貴重なものです。どんな分野でも共有できる内容というのは、いくつでもありますので。 しかし、そのようなイベントは、とくに横浜には少ない。

今回のイベントは同じ話題が共有できる人と話ができたり、そこまで気を使わずに話ができたりと、とても楽しいものですし、いままで気付かなかった課題や解決策を見つけられる、とても良い場だと思います。 だからこそ、このようなイベントがもっと安心して、低負担で開けるような仕組みを提案したい、できることならそのような団体を支援したい と、今回あらためて思いました。

どこまでのことができるかはわかりませんが、会場紹介や設営のアドバイス、スタッフやスピーカーなど色々な形でお話しできればいいですね。

*1:自分もなんだかんだ、いくつかのイベントをやって上手くいかず、今に至りますので