最近また使うようになったので、久しぶりにTCalをちょっといじってみました。変更点は
- ソースコードの整理(パッケージにNAntを使うようにした)
- Taskbar、TSizeBoxをインストールしないでも、ソースコードがコンパイルできるようにした(両ライブラリがパスの通った位置にあるだけでOK)
- 設定画面で、(最初のタブでのみ)カレンダーのプレビューができない不具合を修正(というより、できるように改善?)
- 今日の日付のマークを、丸の他に、四角、太い下線から選べるようにした
- 同、今日の日付のマークの色を指定できるようにした。
実は上三つが主で、それだけじゃつまらないので下の二つを付け足した…と。さすがに更新履歴がそれだけというのも格好がつきませんので(^_^;
今回の目玉はなので、ひとつはNAntのビルドファイルを作ったよ ということになります(^^ゞDelphiのアプリはそのままだと大きいので、必要に応じて
<target name="upx" description="実行ファイルおよびDLLをUPX圧縮します"> <echo>UPX</echo> <exec program="upx" failonerror="false"> <arg value="*.exe"/> <arg value="*.dll"/> </exec> </target>
というターゲットを使って、UPX圧縮してやると便利だよ というくらいかな。
それ以外はC#のように、プロジェクトファイルの拡張子がいくつかあったりする訳じゃないので、単純なものです。
次にやったのは、各種コンポーネントがないとソースコードが読めない問題を解決した と。
それぞれのコンポーネントをコードで生成するようにしただけですが、これで両ユニットがライブラリパスの通ったパス上に有りさえすれば、それらをインストールしなくてもソースを開き、ビルドできるようになっています。
久しぶりに使うときなどこれって結構便利だと思うので、今後とも使っていきたいです。
できればTMemoでもこういう風にやりたいなあ、どうせスキームだのなんだのでフォームはかなり(コードから)いじってしまうんだし。
TCalは、カレンダーを作成するTCalendarDrawerというクラスと、それ以外が完全に分離されています。作成当初はデスクトップカレンダーアプリにでも流用しようとでも思ったのか、作成したカレンダーをビットマップに落とすメソッドが入っています。
それのために、ソースコードを使用してみるというのも悪くないかもしれません(^^ゞ
まさに二年ぶりの更新になります。もうベクターに送ってしまったので、公開は(先日の調子だと)来週半ばあたりを予定(?)。なお、今回は公開前のバージョンがブリーフケースにあがっていたりはしません。