高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

ソース公開についてのメモ

 ソースコード公開は、基本的にプロジェクトフォルダ化のファイルをすべてアーカイブすることを前提に。ただ、必要ないファイルもちゃんとあるのでそれは消しておいてもOK。

 Delphiの場合、削除してもいいのは*.ddp*1、*.dcu, *.cfg, *.dof, *.dsk, *.dsm*2
ただし、あと四つは削除してしまうと作業環境の配置(一部のプロジェクトオプション、IDEのフォームの配置など)がリセットされてしまうようなので、アーカイブには込めなくてもいいですが、自動削除したりはしないこと。とくに*.dsmのファイルはなぜか実行ファイルよりも巨大になるので、アーカイブして公開してしまったりすると、ソースコード置き場のスペースを圧迫してしまいます。
 VisualStudioC#プロジェクトの場合、削除してもいいのは、objフォルダ、binフォルダ*3。ほかあんまり無駄なファイルを作らないようですね(*.csproj.userや、*.suoなんかは、消してもいいのかも)。SharpDevelopは、binフォルダ以外は別にそのままでもアーカイブできる…のかな?
 この辺は開発環境のヘルプにもよく載ってなかったりするので、自分で調べなきゃいけなさそうです(Delphiのヘルプには、全部消してはいけないみたいに書いてあるし…)。オープンソースアプリケーションも増えてきたんだし、その辺をちょこっとでも書いてくれるとありがたいんですけどね。


 なぜ突然こんなことを書くのかと言えば、久しぶりにソースコードのバックアップを行うので。
前にどこかでも書きましたが、わたしはちょくちょくCD-Rにバックアップを行ってます。バックアップを作っておけば、何かひどいミスをやってしまったときにロールバックもできますし、方針転換で古ーいソースが必要になったときも取りに行けますしね。実行ファイルも一緒にバックアップしておけば、当時のレベルを振り返るのにも使えます。
 まあ、うちはオープンソースなので、ソースを紛失したとかなら、別にインターネットに取りに行けばいいだけの話(なので、うちはPCのリフレッシュでもソースバックアップは行わなくていいのです(^_^;))ですから。その辺はオープンソースならではの強みかな。

*1:データグラムが書けるバージョンのみ、書いてる場合はもちろんアーカイブすること

*2:Delphi7以降のみ?

*3:objフォルダは、VisualStudioの起動中は削除できない