高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

日々の暮らしをプログラミングする

27日目の記事は、プログラム言語ではないけどプログラミング的に使えるツールのお話。

自分がPCで愛用しているツールとして、以下のようなものがあります。

特に全社二つのソフトについては、ちょっと特殊なソフトです。ただ、上手く使えるようになるとPCの操作がかなり便利になるソフトだと思っています。

個々のソフトについて

ちゃある3

このソフトは、クリップボード履歴を監視するソフトです。Microsoft Officeにあるようなクリップボード履歴機能をPCに提供してくれます。

また、それだけでなく、クリップボード複数のテキストをスタック可能にし、複数文字列を連続してコピー→貼付けする機能を提供してくれます。

これについては実際に見たほうが早いかも。
vine.co

また、このクリップボードスタック機能にはもう一つ機能があって、「テキストの書式を削除してくれる」という機能があります。そのため、例えばWordで書式付きの文章をコピーしても、書式を削除して貼り付けすることができる。

vine.co

これをうまく使えばテキストの使い回しがかなり便利になります。

UWSC

このソフトは、PC操作を記録し、再生することができるソフト。マウスの操作や待ち時間などすべてをしっかり起動することも、間の待ち時間などを詰めて再生することもできます。感じとしてはMicrosoft Officeのマクロの記録に近い?

また、それだけでなく、実はかなり強力なスクリプト実行環境でもあり、ダイアログの表示待ちや文字列の取得など、かなり多くのことが一関数だけでできる強力なスクリプトを実行することもできます。先の操作の記録もスクリプトとして保存できるので、そこからの改造もできます(自分はあんまりそちらはやりませんが)。

Mery

このソフトは、自分が常用しているテキストエディタ。初期状態では基本的に特筆するような機能はないのですが、キーボードの操作を記録&再生できたり、Javascriptで機能を拡張できたりと結構上手く使えば便利な機能が揃っています。

キーボードの記録再生ができると、例えば、正規表現置換などを使わなくても次のようなことが簡単にできます。

vine.co

「怠けられないか」と考えること

これらソフトの機能として共通する点として、「うまく使えば」作業効率化ができる ということがあります。特にUWSCの操作記録マクロやMeryのキーボードマクロなどは特に、自分が定型作業をみつけ、効率化しようと考えない限りは、あっても使うことはできない。とくにMeryのキーボードマクロで効率化できる作業はかなり小さいもので、手作業でやってもそんなに大きな差は出てきません。ただ、同じようなことを何度も繰り返し実行しようとすると、かなりの差が出てくる。

こういうことを怠けること、ちゃんとそのために効率化策を考えることが、このようなツールを使う場合には大事になってくると思います。

それはプログラミングにも関わってくる

怠けることに本気になる。それはプログラミングについても言える ということは、先日にも書きました。
blog.onpu-tamago.net

PCは何かの作業を「楽にする」ためのもの。些細な手間でも怠ける術を探すことが、PCを使うためには大事なのではないか と思います。