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高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

まちづくりと今後の課題(今年一年を振り返って)

コミュニティ活動

これは、まちづくり Advent Calendar 2015 - Adventarの最終日の記事です。

25日二つ目はまちづくりについて。いちおう1ヶ月経って何かいい結果報告ができるかな と思って最終日に設定したのですが、残念ながらとくにこれといったことはありませんでした。ただそれだけではなんなので、今年一年を振り返って見知った物、改善した方が良い物について、書いてみたいと思います。

いままでやったこと

さて。2015年、自分が関わった大きな出来事と言えば、こんな感じです。

  • まちづくりエージェントSIDE BEACH CITY.への参加
  • (SBCとして)プログラミングワークショップの開催
  • 南区みんなの「わっ」フェスタでのイベント中継
  • 保土ケ谷宿場まつりへの参加。および(SBCとしては、Facebookでのイベント広報)
  • ふらっとステーション・とつかの運営手伝い

まちづくりについて、団体として活動できるようになったというのは大きいです。今までは一人であちこちに関わって声をかけるだけでしたが、やはりできることは少ないし、提案できることの幅にも限りがある。だからこうやって団体に所属して活動できるようになったのは、非常に大きい。


また、ふらっとステーション・とつかの「異文化を拒まない」という雰囲気が保土ケ谷にあると知ったのも、今年です。港南台など多くの地域コミュニティは、IT技術やそれに強く関わる人、それを中心にして物事を考える人を、どことなく避ける傾向があるように感じています。それに対して、ふらっとステーション・とつかではそれがない というのは、感じていました。

まちづくりエージェントSIDE BEACH CITY.の志田さん曰く、元々宿場町だったからではないか という話しもあります。宿場町で昔から異文化とふれあうことが当たり前の場所だったからこそ、今も異文化とふれあうのに抵抗がない人が多いとか。まあ、実際のところはわかりませんが、そうやって異文化とふれあうのに抵抗がない場所で活動ができる というのは、とても自分としてはうれしいことです。

まちづくりに関する課題

そして、これまで自分たちがあちこちで活動していて見つけた課題もたくさんあります。

地域にIT技術者が少なすぎる

一つは、技術者の不足。とにかく地域には、IT技術を使える人がすくない。だから結局、IT技術が活用されず、ともすれば避けられることすらある。ふらっとステーション・とつかでも、技術者が拒絶されることはないとはいえ、「やりづらさ」というのは常に感じています。

このような場所に、IT技術を活用した何か を行うのはとても難しい。インターネット広報や地域の情報発信など、ITシステムというものの多くはやはり「関わっている人々の半分以上が使えるもの」でないと機能しない。そのため、せっかく地域コミュニティにIT技術を持ち込んだとしても、まったく活用されないのです。

たとえば、ふらっとステーション・とつかでは、先日からFacebookページの運営や、Instagramによる料理写真の掲載をはじめました。

しかし、未だにFacebookページは自分が代理運用、Instagramについても自分が直接行ったとき以外に更新されていないという状況。とくにFacebookについては前々からスタッフの人と話しはしているのですが、なかなか進展しないまま という状態です。

地域活動収益化の難しさ

また、まちづくりエージェントSIDE BEACH CITY.のテーマとして、地域活動を収益化する と言うのがあります。
このようなことは、とかく「自分たちのことだから」という言い訳の元、無償か、収支0の活動で終わってしまうことが多い。

先ほどの引用にもある通り、利益を出すことを主眼に置いた一般的なビジネスとは違い、ソーシャルビジネスはサービスを継続的に行うためのあくまで手段に過ぎないということです。

そうなると、利益が出づらい構造になるというのが実際です。そんな中、どうやって活動を継続していくのか。それが「愛と気合」となるわけです。

愛と気合とオープンイノベーション - ナカムラタクヤのナンヤカンヤ2

Twitterでも言及していましたが、残念ながらこれが現状かなあ といったところ。よほどの地域好きか、収入に困っておらず、時間も余っている人にしか、地域の活動はできないという有様。それは高齢者や専業主婦が中心に回していて、収入に困っていないというのもあるかもしれませんが、何より地域自体が、無償活動に慣れすぎてしまって収益化の道がほとんど断たれてしまっている というところもあるのかな と思います(地域のコミュニティ・公共スペースだと、そもそも収益活動は基本的に行えないルールになっている場合が少なくない。まあ、横浜以外は違うのかもしれませんが)。

これから

まずは、まちづくりエージェントSIDE BEACH CITY.として、人を集め、もっと活動をしていきたいと思っています、そして、そんな活動に本気で時間を割いて関わるためには、収益化が必要だと思っています。「この町好きだし」という曖昧な理由ではなく、収入、生活環境、福利厚生、全てを含めて、他の通常の一般的な仕事と比べても「ここで働くのも選択肢としてはあり」という風にまでしたい。

それから、地域のコミュニティスペースにももうちょっと顔を出してみたい。先ほど「元宿場町は雰囲気が違う」というふうには書きましたが、では宿場町以外の場所では、どうやって関わっていけばいいのか、どうやってIT技術を浸透させていけばいいのか、それを調べて見たいと思っています。自分の住む南区だって、宿場町ではないですし。

そして、できるのであれば東京にももうちょっと関わってみたいですね。自分も暇があったときに、東京の地域コミュニティセンターなどには顔を出していますが、思った以上に横浜市内のものと変わらない印象を受けました。たまたま多くの企業が集まっていると言うだけで、地域としては案外横浜やそれ以外と変わらないのかもしれない。だからこそ、東京の地域コミュニティもできれば、知っていきたいと思います。
もちろん、収益性もともに。

というわけで、2015年12月のアドベントカレンダー、最後はこちらで、締めたいと思います。