高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

横須賀でスマートフォン入門者向け教室をやってきました。

いろいろ立て込んでいてて書くのが遅れましたが、5月11日(月)、横須賀市生涯学習センターまなびかんにて、横須賀のパソコン関係団体、パソコンお助けネットワークの参加者を対象としたスマートフォン教室を開催しました。

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当日の参加者は、パソコンお助けネットワークに参加している方々、ざっと見て30人くらいと、今までに無い大人数を相手とした教室でした。大勢過ぎて個々の質問はあまり受けられませんでしたが、それでもちゃんと最後までちゃんと反応があったのは、良かったかかな と。

www.slideshare.net

当日使用した資料はこちらです。「参加者はすでにパソコンをある程度利用している」ということがわかっていましたので、パソコンとの違い、今までの携帯電話との違い という点を中心に話しました。「スマートフォンはパソコンから持ち歩きに不便な機能を除いたパソコンである」というのは、ちょっと乱暴な言い方ではあるかもしれませんが、今回はこれで良かったかな と。
あと今までのスマートフォン教室向け資料に入っていた、スマートフォンの基本操作(タップやフリック、ハードウェアキーの操作方法など)を入れ忘れていたのは失敗したな と。この手の資料は何度か書いてるので、ついつい詰め忘れが発生してしまうのが難点です。


当日の進行

さて当日の進行は。資料の冒頭にもありますが、あらかじめスマートフォンタブレットを数台持ち込んでいたので、それをデモ機として配り、触ってもらいながら進めていきました。
当日配ったのは、以下の機種

  • Galaxy Nexus2台
  • Nexus 5
  • IS14SH
  • iPhone5c
  • ARROWS Tab
  • Nexus 7(2012)
  • Galaxy Note
  • Xperia Z Ultra
  • ほか、事前に頂いたXperia端末2台

今回はスマートフォンってどんなモノか知ってもらうためだけ ということで、ひっそりiPhone5cも入っています。とはいえ初投入がこの大人数相手というのは、ちょっとハードルが高すぎたかな。

実際は、資料の通りに進めるというのはちょっと難しかったです。何よりこの大人数で、スマートフォンを持つのもはじめてという人たちは、スマートフォンを持っただけで大騒ぎ。個人的に「このような教室は、相手が多くなればなるほど大変」と思っていましたが、それを実感する教室でした。


最終的には司会の方が進行をしてくれたため、なんとか無事に資料通りに進めることができましたが、この人数相手に教室をやるのは、かなり準備をした上でやらないといけないな と思いました。今回特に他の仕事が立て込んでいたのもありますし、事前に参加者層がしっかり把握できていたわけでもなかったので、なかなか難しかったです。

このイベントをとおして

大人数を相手にやると、結局個々の質問に答えることができず、どんな質問が多かったのか、初心者はどこで躓くのか といった、肝心な情報がわからない。このイベントをとおして一番感じたのは、ここでした。

今まで自分がスマートフォン教室をやってきたのは、もちろん資料をまとめたいとか、自分に抜けている点をリストアップしたいとか言うのもありますが、なにより実際に参加する方と話をして、自分の今後の活動にフィードバックしたい というのが大きい。
この人数相手だと個別の悩みには答えることができず、どうしても全体から意見を少しだけ拾う というのが限度になってしまう。今回は規模感があまりつかめていなかったので普通にやってしまいましたが、ちょっと今の体勢でやるのは大変だったかな と。有償の講義ならまた話は別ですが。

今後に向けて

とりあえず今後について。今後は6月12日(金)に南区でスマートフォン教室、また時期は未定ですが今年の末~来年前半には、浜小学校でスマートフォン教室をやることになりそうです。

実際このような場に行ってみると、「スマートフォンって何?」「どう使うの?」という人がとにかく多い(今のところ場所が場所なので、高齢者がメインですが、以前浜小学校では自分より一回り程度上の人も来ていたことを考えると、ある程度若い人にもいるんだろうなあと思います)。某所などで「もうスマートフォンは普及しきった」とか言っている人を見るとこういう場所に引っ張って連れてきたくなりますね。

とにかく、今後も機会があれば、スマートフォンの教室は継続していきたいですね。もちろん裏では、ちゃんと事業化することも、その後の勉強の場も考えながら。