高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

パソコン教室に若い人がこない話

本ブログでも何度か話題にしたとおり、わたしは毎月おおよそ二回、パソコンの基本操作からインターネットサービス、セキュリティなど、パソコンに関するさまざまな話題について講義する、パソコン教室を開催しています。

対象者は基本的に会場となる浜小学校コミュニティハウスの近所に住むお年寄り。だいたい60~70代くらいの人たち。


ところで、コミュニティハウスに来る人は、お年寄りばかりではありません。
ここは浜小学校構内併設の施設だからというのもあるのかもしれませんが、フラダンスやサッカーなどをやる目的で、子どもやその親世代(以下、現役世代)の人も結構来ています。

毎年冬の浜小学校コミュニティハウス文化祭などでは結構そういった現役世代の方ともお話しするのですが、そういった人たちがこういうパソコン教室に来ないのは、なんというか、勿体ないなあ と。


以前地区センターの管理者に、その辺についてこんな話を聞きました。

若い人はネットとかで調べて、自力で勉強しちゃうしねぇ

ただ、実際ネットで調べ物ができるのはごく少数なんじゃないかな というのが自分の感触です。多くの人は自力で調べて学ぼうなんてせず、いざ知識が必要になったときになってはじめて「あれこんなの知らない。困ったな」と言うんですよね 。
だからこそ、学べる場がすぐそばにあるのに、とてももったいないなあ と。

ネットは調べ物に向いてない?

インターネットを使って何かを調査するり新しい知識を身につける。
そういったことができる人は、かなり少ない。それは今とある講師手伝いをしていても思うことです。解消し切れていない疑問があって、解決策がたぶんインターネットにあるということも漠然とわかっていて、でも実際に手を出す人は少ない感じ。


もちろんネットというもの自体が「もともとあまり知らないもの」を勉強するのに向いてないというのもあると思います。

全く知らない分野の物事には検索もできないし、情報の鮮度がわからないから、例え情報を見つけても使えないか、余計ドツボにハマってしまうことが多い。説明の仕方が有識者向けであることも多いため、そもそも調べても理解できないことだってある。

ただ、今の時代インターネットで知識を仕入れないと、どうしようもない分野が多いんですよね。パソコン関係なんかはまさにそう。
だからこそ、せめて自力で疑問を調べられるくらいの力を、より多くの人につけさせないといけないのかなあ と、思ったりなんだったり。