高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

母校の夏休み課題研究発表会に行ってきました。

今日・昨日は、自分の母校、情報科学専門学校新横浜校の夏休み課題製作発表会に行ってきました。
今回の製作は、夏休みの課題製作として毎年出されてるもので、わたしの時は全学科ソフト製作を行っていました。
今年は製作の種類が変わってきたようで、二年生学科はプログラミング、三年制学科はロボットコンテストへの意気込み、製作計画の発表(製作自体はこれかららしい)を行っていました。

情報処理科(二年生学科)

情報処理科はプログラムの製作。わたしのときはVB.NETの一択だったのですが、いつの間にやらPHPやExcelなどのVBAJAVAなども入ったようで、それら言語で作成されたソフトの紹介を行っていました。


一グループは、大体一人から二人。自分の生活に即したデータベースのソフトや、受験対策のソフト、自分らの知識の限界に挑戦する難易度の高そうなソフトなど、様々なソフトが発表されました。
発表のほうも、人それぞれ本当に個性が出ていたというか*1。アドバイスをする側もいろいろ考えられて楽しかったです。まあ、半分くらいわたしはそういうことをいうのが楽しくて毎年出てたりするので。

発表について

全体的に見ると、本当にそつなくこなす人もいれば、まだまだ練習が足りないな という人も多い。
まあ、そりゃそうです。どうせゲストもいるような発表の場で発表をするのなんて今回が初めてなんでしょうから*2
それはしょうがない・・・ のかもしれませんが、出来ればもうちょっと場数を踏んできて欲しかったなあ。正直そういう人にはプログラマーズホリデーなどのイベントを勧めたくなりましたね(まあ、イベントの話は総評タイムなどでちょこっとさせてもらいましたが)。もっと発表をたくさんして、意見を表明することに慣れて欲しいなと思いました。特に、就職も近いのだから。


ほかに発表について、とくに「おおっ」と思ったこと。
一人、発表の最中にソフトのバグ(処理の計算結果が誤っている)が出てきてしまった人がいたんですが、そこを笑いに変えてごまかしていたんですよね。
こういうとき、バグを発見した時点で上がってしまい、以降がグダグダになってしまうことも少なくないと思うんですが、そういうのを上手く切り抜けていたのは、なかなか上手いな と感心しました。
しゃべるのは得意といってはいたものの、これは実はどこかでライトニングトークやってたりするのかな・・・。

作品について

作品については、これはすごい というソフトもちょこちょこ。夏休みという短期間(実際には特別補習などで、それほど休みも多くなかっただろうし)、初めてのプロジェクトでみなさんよく出来たと思います。
ただみんな気になったのが、もっと外の世界を見て欲しかったな ということ。
データベースを内部に持つようなソフトは、外部のWebサービスと連携をとって大化けする可能性を秘めていたし、競合するジャンルのソフトが多いもの(ゲーム系)は、同ジャンルのソフトから盗めるネタがもっとたくさんあったはず。

課題製作だから、よりよいソフトを作ることが目的じゃないから というのもあるかもしれませんが、ここは是非、窓の杜に紹介されるほどのキラリと光るソフトを作って(もしどうしても無理というのであれば、目指すだけでもいいから)欲しかったなあ と思います。
とにかくそこがとても残念に思いました。

情報工学科(三年制学科)

情報工学科は、以前にも聞いたとおり大幅に方針転換。ロボット製作などの発表になりました。
どこもまだ着手はもうちょっと先みたいなので、主に大会概要や自分の考えている戦略などを。

発表について

ほぼ全般でとても残念に思ったのは、たった4分という発表時間(情報処理科は7分でした)なのにもかかわらず、7分の時と同じような発表テンポだったこと。
なので結局、概要の説明だけで、観衆が「すごい」といえるようなところまで昇華しきらずに終わってしまった。
作品の形もあまり見えてなかったので、正直評価に困りました・・・。まあ、そうでない人もいたのですけれど。


4分というと、わたしがいつもやってる(?)ライトニングトークより1分も短い。
だからこそ、概要はそこそこに、自分たちがやろうと思ってること、その利点、工夫点などをもっと前面に押し出して、もっと赤の他人にもすごいと思えるプレゼンテーションをして欲しかったな。処理科と違って作品がそこにないのだからこそ、よりそう思います。

総評

あくまで仕事でプレゼンも何もしない、わたしのいうことですが、「この人はなかなかやるな」って言う人はいた。でも、まだもうちょっと練習した方が という人もかなりいたように思えました。
だからこそ、ライトニングトークを、ロングスピーチを、勉強会で! とかいいたいんですが、どうなんでしょうね。


――わたしは一日目、二日目共に、総評スピーチタイムをいただいたので、ちゃんと勉強会の存在、コミュニティの存在は語ってきましたが、それほど強力に響いた様子はなかったなあ(まあ、あとでじわじわ響いてくるのかもしれませんが)。とりあえず、勉強会というものの存在すら知らなかったわたしの時からすると、またとない耳寄りな情報のような気はするんですが・・・。

まあ、どうせ連絡先は先生が知ってるし、むしろ会場で「連絡先は先生に聞いてね」とまで言ってきたし、今後を楽しみにまっていることにしようと思います。

あと は・・・

まあ、これだけしゃべってきたし、わたしの名前は今学年の皆さんにも知られたでしょう と。来月の学園祭が楽しみです。

*1:良きにつけ悪しきにつけ ですが

*2:それまでの学校で弁論大会やスピーチコンテストなどをやってる場合を除き